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《或る少年の追憶》


【明哉二十一年 四月十九日】


——《栄華の世界》ヨツザカ——




ぼくの住んでいる世界はどこよりも幸せですばらしい世界なんだと、小さいころからよく言い聞かされていた。
元々、ヨツザカは未開の地だった。だけどぼくたちのご先祖さまが世界を開拓して、住みやすいように作り変えてくれた。
今やヨツザカは誰もがうらやむ“とうげんきょう”。ゆたかな資源とおだやかな気候にめぐまれた『ヨツザカ』に住みたがる人はたえず、過去には土地をめぐってあらそいも起きた。
だからご先祖さまたちは決まりを作って、島に入れる人を制限した。
ヨツザカはえらばれた人だけが住める世界。やばんな人もいやしい人もいない理想の世界。
ぼくのご先祖さまは、今のヨツザカを作ったとてもえらい人の一人だ。

会津 仁弥
あいづひとみ。6歳。
最果ての楽園とも呼ばれる《栄華の世界》ヨツザカの礎を築いた偉人、『会津 翡翠』の子孫。

ぼくにはたくさんしんせきがいるけど、いっしょに住んでいるのはお父さんとお母さんと兄さんだけ。
ほかのしんせきは別のおやしきに住んでいる。
ぼくの家は『本家』だから、ご先祖さまにはずかしくないようにしなきゃいけないんだってお父さんたちは言っていた。



会津 火継
あいづひつぎ。32歳。
会津家の現当主。ヨツザカの統治者の一人。
仁弥の父。

会津 桔梗
あいづききょう。30歳。
ヨツザカ開拓の功労者の血筋である桐崎家から嫁いできた女性。
仁弥の母。

会津 灯醒
あいづひさめ。11歳。
会津家の次期当主。仁弥の兄。

お父さんは仕事でいそがしいからあまり家に帰ってこない。
兄さんやぼくのめんどうは、母さんか使用人が見てくれる。

安藤
「おや、仁弥様。絵を描いていらっしゃるのですか?」

会津仁弥
「うん。お父さんと、お母さんと、兄さんと……ぼく。」

安藤
「素敵な絵ですね。奥様もきっとお喜びになられますよ」

あんどうはいつもぼくの絵をほめてくれる。
絵だけじゃなくて、本を読んでいても、習いごとをした後も、お母さんにしかられたあとも、いつだってぼくをほめる。

会津仁弥
「お母さん、見て。お母さんたちの絵を描いたよ」

会津桔梗
「まあ、よく描けているわね。とても上手よ。
今度帰って来られたら、お父様にも見せましょうね」

会津仁弥
「……うん」

お母さんはうまくできた時はほめてくれるけど、ちょっとでもできていない所があるとすぐにしかる。
お父さんはめったにほめてくれないし、すぐにだめな所を見つけてしかってくる。
だから、お父さんにぼくの描いた絵を見せるのはあんまり好きじゃない。

会津仁弥
「ねえ、兄さん。兄さんたちの絵を描いたんだ」

会津灯醒
「本当かい? ……ありがとう。
仁弥は絵が上手だね」

でも、兄さんはお父さんやお母さんみたいにぼくをしかったりしない。
ぼくがないていると、いつもぼくの話を聞いてなぐさめてくれる。
兄さんはお父さんやお母さんみたいにこわくないから好きだ。

会津桔梗
「仁弥。明日はお父様が帰ってくるから、きちんとご挨拶しなさいね」

会津仁弥
「……はい」

会津灯醒
「仁弥、見て。
僕が書いた作文……優秀賞を貰ったんだ」

会津仁弥
「ほんとに? おめでとう、兄さん」

会津灯醒
「うん。ありがとう、仁弥」

会津仁弥
「ねえ。それ、なに?」

安藤
「お祝いのケーキです。
……サプライズですから、灯醒様にはまだ内緒ですよ?」

お父さんはこわいけど、たまにしか帰ってこない。
お母さんはきちんとしていれば、ぼくたちをしかったりしない。
兄さんはやさしいし、あんどうもよくぼくたちとあそんだりしてくれる。
時々、いやなこともあるけど。ぼくはこの家が好きだ。


11歳になるまでは、確かに好きだった。




【明哉二十六年 六月七日】




会津仁弥
「兄さん、見て。
庭に咲いてる紫陽花、描いてみたんだ。どうかな?」

会津灯醒
「……綺麗だね。一輪一輪、丁寧に描いてある。
本当に仁弥は絵が上手だね」

会津仁弥
「その絵、兄さんにあげるよ。
紫陽花、好きだったでしょ」

会津灯醒
「いいの……?
ありがとう、仁弥」

最近、兄さんはどこか元気がない。
昔からぼーっとしている事が多かったけど、ここの所はずっと魂が抜けたみたいに無気力な顔をしている。

会津火継
「学校から連絡があった。また成績が落ちたそうだな」

会津灯醒
「……はい」

会津火継
「今一度自分の立場と為すべき事をよく考え直せ。
当主としての使命を忘れるな」

会津灯醒
「はい。申し訳……ありません」

会津桔梗
「学校の先生方から聞いたわ。
あなた、兵藤の方達と上手くいっていないそうね」

会津灯醒
「………………」

会津桔梗
「どうして不和を起こしたりするの?
あなたが当主になったら、兵藤や比良坂の方々と互いに手を取り合ってヨツザカを治めていかなければならないのよ。
きちんと信頼関係を結べないようでは当主失格だわ」

会津灯醒
「……ごめんなさい」

会津桔梗
「もっと当主としての自覚を持ちなさい。下手な振る舞いで一族の名を汚されてはたまらないわ」

会津灯醒
「……はい」

父さんや母さんは、僕よりも兄さんを叱る事が増えた。
父さんは帰ってくる度に兄さんを部屋に呼び出して叱っているようだし、母さんも毎日のように兄さんに小言を言っている。

会津仁弥
「安藤。兄さんは?」

安藤
「自室でお休みになられていますよ。
疲れているから、今日は一人にして欲しいと……」

会津仁弥
「……そっか」

学校から帰ってくると、兄さんはいつも部屋に閉じこもってしまう。
食事の時と父さん母さんに呼ばれた時は出てくるけど、それ以外の時間で外に出ている姿はほとんど見なくなった。

会津仁弥
「安藤。この絵、兄さんに渡しておいて」

安藤
「かしこまりました。
……今日は灯醒様を描かれたのですね」

会津仁弥
「うん。
写真を見ながら描いたから、昔の兄さんしか描けなかったけど……」

安藤
「とてもお上手ですよ。灯醒様もきっと喜んでくださいます」

最後に兄さんの笑った顔を見たのはいつだったか、よく覚えていない。
2年前の写真と比べると、今の兄さんはひどく顔色が悪くてやつれているように思える。

会津仁弥
「兄さん、褒めてくれるかな。上手に描けたねって」

安藤
「ええ。以前描かれた紫陽花の絵も、とても気に入られたようですから。
きっと——仁弥様の想いは伝わりますよ」

会津仁弥
「うん……」

話をする機会も減って、今はこうして絵を送るだけの仲になってしまったけれど。
僕の描いた絵で少しでも兄さんが元気になってくれるならと、毎日のように絵を描いていた。

日常の中で見つけた綺麗なものを描いて。
嬉しかった出来事を描いて。
叶って欲しい夢を描いて。

それで、兄さんが昔のように笑ってくれるんじゃないかって。
自分勝手に思い込んでいた。

安藤に絵を渡した次の朝、兄さんは自室で倒れていた。
兄さんはすぐに病院に運ばれたけど、僕は付き添いを許されずいつも通り学校に行かされた。

「普段と変わりないように振る舞いなさい」
「今朝の事は誰にも言わないように」

学校に行く前に、母さんにそう言いつけられた。
学校では授業の内容もまるで頭に入らなくて、兄さんの事ばかりが気になった。

会津仁弥
「母さん。兄さんはいつ帰ってくるの?」

会津桔梗
「具合が良くなればすぐ帰って来られるわ。心配する気持ちはわかるけれど、今は自分の事に集中して。
お父様が帰ってきた時、胸を張ってご挨拶できるようにしなさいね」

会津仁弥
「……はい」

前から母さんを怖いと思う時はあったけど、この時は兄さんよりも父さんを優先するような言い方がなんだか気持ち悪く感じた。

それから一週間が経っても、半月が経っても、兄さんは帰って来なかった。
兄さんがいない間に、メイドが一人屋敷から消えた。
理由を聞けば、件のメイドが兄さんに毒を盛った犯人だとわかったため司法機関に引き渡したのだと説明された。

会津仁弥
「なあ、御園。
兄さんの事、本当に彼女がやったと思うか?」

御園
「さあ、どうでしょう。私は犯行の瞬間を見ておりませんので、やったともやっていないとも断言はできませんね」

御園
「ただ。ひとつ無責任な所感を申し上げますと、『筋書き』がどうも粗末の一言に尽きますね。
名家の御令息を骨抜きにして金をせびろうと目論み、失敗すれば口封じに殺す——だなんて、いかにも穴だらけな計画ではありませんか。
私ならばまず監視の目が厳しい嫡男は捨てて、権威は劣るものの十分な財産を得るであろう弟君を狙いますよ」

会津仁弥
「……そうか。御園、もういい。下がってくれ」

あの日以降、安藤は兄さんの身の回りの世話をするために屋敷を離れ、代わりの世話役には御園があてがわれた。
親しみやすい安藤と違って、いつも人を食ったような態度を取る御園の事を僕は好きになれなかった。
それでも、我慢していればいつかは兄さんと安藤が帰ってくるはずだと信じていた。

会津仁弥
「母さん。まだ兄さんのお見舞いに行ってはだめ?」

会津桔梗
「駄目よ。もうすぐ試験でしょう?今は勉強に集中しなさい」

ずっと。

会津仁弥
「母さん。どうして兄さんの部屋が空っぽになってるの?」

会津桔梗
「静養のために別荘を使わせる事にしたのよ。
灯醒の荷物はそちらに運んであるわ」

ずっと。

会津火継
「当主の座はお前に継がせようと思う。
今の灯醒ではとても役目は果たせまい」

ずっと。

会津桔梗
「もっと当主としての自覚を持ちなさい。
これからはあなたが一族の威信を背負うのだから」

ずっと。

会津仁弥
「母さん。兄さんは今どうしてるの?」

会津桔梗
「いい加減にしなさい、仁弥。何度言えばわかるの?
今は自分の為すべき事だけを考えるようにと、お父様も言っていたでしょう」

ずっと。

会津桔梗
「ここにいない人の事をいつまでも気にするのはやめなさい。
灯醒はもうヨツザカの民ではないのだから」

父さん。
母さん。

どうして兄さんは急にいなくなってしまったの?
どうして僕に兄さんの代わりをさせようとするの?
どうして兄さんは「いなかった事」にされているの?



兄さんがいない事が当たり前になってしまった世界が、気持ち悪くて仕方がなかった。







ENo.397 都月桐胡 とのやりとり

桐胡
「……」

桐胡
「そう」

絶句。
よく回る口は閉じることもなく、息を吐いた。塗り直した真紅の口紅がベタつくのを人差し指でなぞる。

桐胡
「あなた……あなたは、」

桐胡
「……ああ、嫌だ。嫌だわ。
 わたし、ふふ、あはは、あなたがわたしなら、わたしもこのまま、怪物としてのわたしに呑まれてしまうのね、うふふ」

桐胡
「お仲間なのに、自分ひとり殺せやしないなんて、不便よね。
 ……でも、そうね。あなたが死にたがるなら、あなたはわたしではないけれど。
 それだけが確かだけれど──」

桐胡
「……ちょっと、わたし、先走りすぎちゃったわ。前戯に時間を掛けたいタイプなんだけれど、あなたにつられちゃった。
 この質問をせずに決めつけるなんて、わたし、どうかしてたわ」


人差し指が真紅に染まった。

桐胡
「あなた、殺人は嫌い?
 あなたは今、後悔している?
 あなたは自分を失ったことに苦しんでいるの?
 あなたは死にたいの?

 ──それは、どうして?

桐胡
「わたしにはわからない。真の意味でわたしとあなたが同一なら、あなたはそんな事言わないもの。わたしの願いは、自殺なんかじゃない……そこにわたしの幸福はないの。
 あなたは何を押し付けられているの? あなたが忘れてしまった人間性とかいうものは、本当に大切だった?」

桐胡
「ああ、そうそう。あなたと一緒に死ぬ話ね。
 あなた、彼女はいた? 妻は? 家族は?
 返答によっては、一緒に死んであげてもいいわよ。あなたがわたしを殺して、わたしがあなたを殺す。殺して、あなたを、わたしを、殺して…………」

桐胡
「……だめね。わたし、ふふ、逆立ちしてもあなたに共感することはできないかも。
 あなた、きっと記憶を無くす前はまっとうなひとだったわよ。
 そうよね、人殺しは咎人なのよね。ねえ、かわいい同朋さん」


支離滅裂に、何かを塗りつぶすように、まくし立てた。


ENo.631 クロウ とのやりとり

「レスター、なんで逃げちゃったんす?」

上記文面で先程貴方を追いかけ回した張本人のメッセージだと分かるだろう。
全く悪気がない。

「アンジニティだからっすか?」


以下の相手に送信しました

ENo.219
ステバ





怨霊 高国藤久
「イバラシティ陣営のフリをするのが流行ってんのか?
 ……あッは。酷ぇ手を思いつく奴も居たもんだ」
怨霊 高国藤久
「つーわけで……」

おれ達は生者ごっこしようぜ!

 この世の終わりみたいな提案だ。

“     ”
「生者……ごっこ?
生きてるふりをする、ってこと?」
——きょろきょろと辺りを見渡して、『彼』が近くにいない事を確かめる。
少し一人になりたいと言い残して消えた男は、まだ戻ってきていなかった。
“     ”
「藤久がやりたいなら……いいよ。
でも、あの人には内緒にしてね」

祐善
「生者ごっこ……?」

首を傾げて、投げかける。

「いまこうしてるのとは、なにか違うの?」
祐善
「まあいっか。いいよ、ごっこ遊び、しよう。
 私たち、生きてるフリをするのは得意だもんね。

 ……フリじゃない人も、いるけど

雛菊
「生者ごっこ? いいよー」
雛菊
「あ、でも遼馬は本物だから、ごっこ遊びにはならないか」
杉乃 遼馬
「…………。
 俺は見学に回るから、気にしないでいい」
雛菊
「そう? じゃあ、遠慮なく」

『高国藤久』(58)ItemNo.11 小刀『底津少童命』 を手渡ししました。















落華残影/絡禍惨影
ENo.58
『高国藤久』
ENo.414
レスター
ENo.1121
祐善
ENo.1139
杉乃
ハザマに生きるもの
歩行軍手
ダンデライオンA
ベビードラゴン
ダンデライオンB
















落華残影/絡禍惨影
ENo.58
『高国藤久』
ENo.414
レスター
ENo.1121
祐善
ENo.1139
杉乃
わくわくハザマ防衛隊 ~創藍一般生徒一同+1~
ENo.70
金鵄
ENo.334
ひまわり&ナナシ
ENo.538
ひびこ
ENo.634
レイ







土塊と黄花(498)30 PS 送付しました。

魔術LV10 DOWN。(LV10⇒0、+10CP、-10FP)

具現LV15 UP!(LV0⇒15、-15CP)
武器LV5 UP!(LV40⇒45、-5CP)

杉乃(1139) の持つ ItemNo.8 良い石材 から射程1の武器『槌矛』を作製しました!

土塊と黄花(498) により ItemNo.9 妖刀『八俣遠呂智』ItemNo.12 皮 を付加してもらいました!
 ⇒ 妖刀『八俣遠呂智』/武器:強さ75/[効果1]貫撃10 [効果2]闇纏15 [効果3]-【射程3】
守護者の皮が光の粒子に転じ、刀の周囲に降り注ぐ──
≪依頼されたぶんは、働いたわよ。≫

アゲハ(84) とカードを交換しました!

_ (アサルト)


ファイアボルト を研究しました!(深度0⇒1
ファイアボルト を研究しました!(深度1⇒2
ファイアボルト を研究しました!(深度2⇒3

クリエイト:タライ を習得!
クリエイト:スパイク を習得!
ローバスト を習得!
召喚強化 を習得!
ディバウア を習得!
クリエイト:バトルフラッグ を習得!
サモン:サーヴァント を習得!
サモン:シャドウ を習得!
サモン:ビーフ を習得!

◇通常獲得:各CP・FPが5増加した!






『高国藤久』(58)木瓜 を入手!
レスター(414)ラベンダー を入手!
祐善(1121)木瓜 を入手!
杉乃(1139)木瓜 を入手!
祐善(1121)ボロ布 を入手!
祐善(1121)花びら を入手!
祐善(1121)不思議な牙 を入手!
『高国藤久』(58)花びら を入手!






『高国藤久』(58) に移動を委ねました。

チナミ区 M-15(草原)に移動!(体調25⇒24
チナミ区 N-15(森林)に移動!(体調24⇒23
チナミ区 O-15(森林)に移動!(体調23⇒22
チナミ区 O-16(森林)に移動!(体調22⇒21
チナミ区 P-16(森林)に移動!(体調21⇒20

MISSION!!
チナミ区 O-16:梅楽園 が発生!
   - 『高国藤久』(58) が経由した チナミ区 O-16:梅楽園
   - レスター(414) が経由した チナミ区 O-16:梅楽園
   - 祐善(1121) が経由した チナミ区 O-16:梅楽園
   - 杉乃(1139) が経由した チナミ区 O-16:梅楽園







>> これまでのあらすじ


[707 / 1000] ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
[297 / 1000] ―― 《廃ビル》研がれる牙



―― Cross+Roseに映し出される。

 

 

 


白南海
「・・・・・ぁァ?」

エディアン
「おやおや!」


 

白南海
黒い短髪に切れ長の目、青い瞳。
白スーツに黒Yシャツを襟を立てて着ている。
青色レンズの色付き眼鏡をしている。

エディアン
プラチナブロンドヘアに紫の瞳。
緑のタートルネックにジーンズ。眼鏡をかけている。
長い髪は適当なところで雑に結んである。


チャット画面にまたまたふたりの姿が映る。

 


白南海
「まぁた呼び出しやがってこのアマァ・・・・・ひとりで居ろってあんだけ――」

エディアン
「いや今回は呼んでませんって。私。」

白南海
「チッ・・・・・今から若と入れ替わってくれませんかねぇアンタ。」

エディアン
「若?何言ってんですか?」

白南海
「何でもねぇっすよ・・・」


 


ソージロウ
「・・・・・・ぁー、いいですか。」

ソージロウ
黒い瞳、黒いもじゃもじゃ頭。
常にダルそうな猫背で長身の青年。
デニムパンツにTシャツを着ている。


 

ふたりの背後から突然現れる長身。


白南海
「・・・ッ!!っちょ・・・ぅお・・・・・」

エディアン
「わっ・・・・・びっくりしたぁ・・・・・」


 


ソージロウ
「・・・・・・・・・・・・」


ダルそうな、面倒そうな、そんな様子の青年。

 


エディアン
「あら貴方は!ロストのおひとりじゃないですか!!」

白南海
「・・・・・何でこう急に出てくる奴が多いんだッ」


 


ソージロウ
「・・・・・・・・・あのぅ。」


ふたりの反応を気にすることなく、


ソージロウ
「・・・ゲーセン。ゲーセンあったら教えて。」


前髪を手でくしゃっとさせて、目のあたりを隠す。


ソージロウ
「格ゲー、できるとこ。・・・・・・そんだけ。」


 

そう言って、さっさと姿を消してしまう。

 

 

 


エディアン
「消えちゃった・・・・・口数の少ない、物静かな子ですねぇ。」

白南海
「ゲーセン、ゲーセンっすか。
 雀荘じゃダメかね。行きつけならたまに格闘もあるんだが。」

エディアン
「うーん、私もあまり詳しくないですねぇ。専らスチー・・・・・あぁいや、なんでも。」


うーん、と悩むふたり。

 


白南海
「・・・・・・・・・ぁ、こうすりゃよかったっけな。そういや。」


白南海の姿が消える。

 


エディアン
「・・・退室の仕方は覚えたんですか。よくできました・・・っと!」

エディアン
「お役に立てずごめんなさい。私なりにも少し探してみますね!」


チャットが閉じられる――












落華残影/絡禍惨影
ENo.58
『高国藤久』
ENo.414
レスター
ENo.1121
祐善
ENo.1139
杉乃
ハザマに生きるもの
ウルフ
キラークリーパー
大蛇
こぐま




636 252




3rd
ウルフ


4th
大蛇


5th
こぐま




8th
キラークリーパー

















落華残影/絡禍惨影
ENo.58
『高国藤久』
ENo.414
レスター
ENo.1121
祐善
ENo.1139
杉乃
【PT2】LuckyStar
ENo.270
レン
ENo.586
すずめ
ENo.854
ルーシー
ENo.1043
セラエ




254 532

















チナミ区 O-16 周辺

梅楽園



ハザマのなか、咲き乱れる梅の木たち。

梅林にはほんのりと良い香りが漂う。

その景色は美しく見えるが、同時に異様にも映る。

 

園内を進んでいくと、周囲の梅の木がざわめく・・・

動く梅木
地を砕き歩く梅の木。
美しく咲いては散ってゆく花々。



動く梅木
「(ギギギ・・・・・ギギ・・・ッ)」


木が不自然に捻れ、音を立てる。

ボコッと地面から根が飛び出し、木が"歩き"はじめる・・・












落華残影/絡禍惨影
ENo.58
『高国藤久』
ENo.414
レスター
ENo.1121
祐善
ENo.1139
杉乃
立ちはだかるもの
動く梅木
動く梅木
動く梅木
動く梅木




124 443





4th
動く梅木


5th
動く梅木


6th
動く梅木


7th
動く梅木








ENo.414
『亡霊』と『祟り神』
ただ生きていたかっただけなのに。
当たり前の幸福を望んでいたのに。


どうして?


《Side:ANSINITY》

◇レスター

没年:191×年
享年:26歳

かつて、どこかの世界で生きていた人間の残骸。
    の最中に船舶事故で命を落とし、死際の未練から世界にしがみついた亡霊の成れの果て。
自身を   、死に追いやった人間への怒りで怨霊と化し殺人を繰り返していたが、かつて    にあった  から存在を否定されアンジニティに堕ちた。
幸福になる事を諦め、今はただ終焉だけを望んでいる。


◇タタリガミ

没年:平安時代中〜末期頃
享年:0歳

山間の集落で祀られていた無名の神。
『穢れ』と呼ばれる男女の双子であったために生後間も無く殺され、死後になっても災禍の源という立場を押し付けられ続けた結果、本物の祟り神と化してしまった子供の魂。
アンジニティに堕ちてからは力の大部分を失っていたが、イバラシティの記憶の影響で神格を取り戻しつつある。


《Side:IBARACITY》

◇四ツ谷幽綺(よつや ゆうき)

年齢:18歳
性別:男性
身長:約171cm
体重:痩せ気味(自己申告)
誕生日:4月9日

相良伊橋高校の3年5組に所属する少年。
異能は事象の確率操作をする力、『神の見えざる指』(ミザリー・メイカー)。自分を含めた身近な人物に不幸な出来事が起こる可能性を高める事しかできないため、普段は封印している。
元の世界では18年前の4月9日に死亡しており、『ワールドスワップ』でタタリガミの依代に設定された事で本来あり得なかったはずの人生を歩んでいる。


◇レスター・アークライト

年齢:27歳(仮定)
性別:男性
身長:185cm
体重:最近測っていない
誕生日:2月7日、5月14日、7月2日、10月31日(どれが本体かは気分で変わる)

ウラド区のレンタルCD・DVD店「IVAYA」の書籍コーナーで働く青年。
異能は思い込みによって身体能力を向上させる力『幻想転身』(メガロマニア)。
6年前に記憶を失った状態でイバラシティの海岸に流れ着き、飛鳥望というルポライターの青年に保護された。現在は飛鳥望が海外出張中のため一人暮らし。
記憶を取り戻す気はさほどなく、ほどほどに過去を調べながらイバラシティでの暮らしを満喫している。
不幸な事故により命を絶たれた青年の、あり得たかもしれない姿。


◇会津仁弥(あいづ ひとみ)

年齢:17歳
性別:男性
身長:175cm
体重:平均程度
誕生日:7月21日

相良伊橋高校の3年2組に在籍する少年。
イバラシティ外の出身であり、異能を発現させた頃から両親と不和を起こして厄介払いのような形でイバラシティに越してきた。
4年前に死亡した『折和逢音』の角膜を移植された影響で、彼の魂の残滓をその身に宿している。基本的に肉体の主導権は会津仁弥が握っているが、会津仁弥の感情が不安定になる、あるいは自ら主導権を譲る事で『折和逢音』の人格が表層化する。
異能は眼で視たものの性質を反転させる『虚は実に、愛は哀に』(アッシュ・トゥ・ブレイズ)と誰かの記憶を視る『甘美なる夢よ、我が愛よ』(クラック・アイズ)の二つ。さらに折和逢音の『連理の枝』(ステイ・ウィズ・ミー)も扱えるようだ。
ハザマではとある人物を探すために単独行動を取っている。


◇久能詩夜(くのう しや)

年齢:22歳
身長:192cm
誕生日:3月3日

相良伊橋高校に勤める新人教師。担当教科は情報科学。
異能は影を操る力『小さな騎士の詩』(スタンド・バイ・ミー)。
穏やかで控えめな性格をしており、普段は良識的な面が目立つがロボのことになると人が変わる。
ソラコーのOBで、昔は親友共々水泳部に所属していた。
白南海から召集を受けなかったのか、ハザマに姿を現す事はない。


◇折和 逢音(おりわ あいね)

享年:18歳
身長:172cm
誕生日:7月26日
忌日:3月2日

相良伊橋高校の卒業生。
異能は強い感情を抱く相手との間に引力を発生させる力『連理の枝』(ステイ・ウィズ・ミー)。
4年前、卒業式の翌日にミナト区の海浜公園で転落死。遺骨は当人の生前の意志を汲み、鰐目蛙崖から海へ散骨された。
本来は此処にいるはずのない人間でありながら、彼は自身の角膜を移植された少年を宿主にして世界に留まっている。
歪んだ奇跡によって、有り得ないはずの「二度目の命」を与えられた存在——それが彼の正体である。


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・一部のアイコンにはフリー素材をお借りしております

背後→@3dorino_SUSK
20 / 30
290 PS
チナミ区
P-16
行動順3【強襲】AT↑
11095
425







相良伊橋高校
2
【うちの子】貸し借りOKコミュ
5
#交流歓迎
1
ハザマにこにこ刑務所
6
ログまとめられフリーの会
イバラシティの自分に物申したい!
2
呪術振興を願う会
4
チキンレース
31





Noアイテム名種類強さ効果1効果2効果3(素材・食材の場合は詳細等)
1不思議な武器武器10【射程1】
2不思議な防具防具10
3不思議な装飾装飾10
4大振りのナイフ武器35攻撃10【射程3】
5革のベルト防具30防御10
6細い鎖装飾40増勢10
7花びら素材10[武器]混乱10(LV25)[防具]舞魅10(LV10)[装飾]祝福10(LV20)
8梅干しおにぎり料理67攻撃10防御10強靭15
9妖刀『八俣遠呂智』武器75貫撃10闇纏15【射程3】
10ボロ布素材10[武器]闇纏10(LV20)[防具]敏捷10(LV20)[装飾]耐闇10(LV20)
11ラベンダー素材15[武器]魅了15(LV25)[防具]気合10(LV25)[装飾]魔力15(LV30)
[出現付加の効果一覧] 最大所持可能数[50]




異能・生産
名称LV説明
呪術15呪詛/邪気/闇
具現15創造/召喚
変化15強化/弱化/変身
武器45武器作製に影響

アクティブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
ブレイク5050敵:攻撃
ピンポイント6050敵:痛撃
クイック6050敵:3連撃
ブラスト5050敵全:攻撃
ヒール5050味傷:HP増
ドレイン5050敵:攻撃&味傷:HP増
ペネトレイト6050敵貫:痛撃
スイープ5050敵列:攻撃
ティンダー5050敵:火撃&炎上
カース6050敵:闇撃&束縛
クリエイト:タライ5050敵:攻撃&混乱
ガードフォーム50100自:DF増
ダークフレア5060敵:火撃&炎上・盲目
コントラスト5060敵:火痛撃&炎上&自:守護・凍結
クリエイト:スパイク5060敵貫:闇痛撃&衰弱
ラトゥンブロウ7050敵強:闇撃&腐食+敵味全:腐食
ローバスト50100自従:MSP・AT増
ファイアボルト50100敵貫:火痛撃
決3ダークネス60100敵列:闇撃&盲目
ディベスト6070敵:強化奪取+痛撃
ワンオンキル50100敵:闇撃+自:闇撃
決3ヒートイミッター50100敵列:火撃&麻痺+自:凍結
ディバウア5080自従傷:喰LV増
クリエイト:バトルフラッグ50150味全:DX・AG増(3T)
決3サモン:サーヴァント55300自:サーヴァント召喚
アブソーブ50100敵全:次与ダメ減
サモン:シャドウ55400自:シャドウ召喚
ウィザー60140敵:闇撃&AT減
サモン:ビーフ50100敵:連続減+アイテム「ビーフ」をドロップするようになる(遭遇戦・採集のみ)

パッシブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
猛攻650【戦闘開始時】自:AT・DX増
堅守550【戦闘開始時】自:DF・AG増
攻勢650【戦闘開始時】自:AT増+DF減
守勢550【戦闘開始時】自:DF増+AT減
献身550【戦闘開始時】自:HL増+LK減
太陽550【戦闘開始時】自:MHP・HATE増
隠者650【戦闘開始時】自:MSP増+HATE減
召喚強化520【戦闘開始時】自:具現LVが高いほど自身の召喚するNPCが強化
敗柳残花630【攻撃命中後】対:祝福を腐食化
闇の祝福550【戦闘開始時】自:呪術LVが高いほど闇特性・耐性増
最大EP[20]




被研究カード名/スキルEPSP説明
なんだかんだやる
(ドレイン)
050敵:攻撃&味傷:HP増
勇気を出してください!
(ブレイブハート)
0100味:AT・DX増(3T)+精神変調を祝福化
決3
サモン:サーヴァント
(サモン:サーヴァント)
5300自:サーヴァント召喚
決3
おぼろげな標
(クリエイト:グレイル)
070味傷:精確光撃&HP増&祝福
ここは僕に任せて先に行け!
(ファーマシー)
0110味傷:HP増+肉体精神変調減
決3
_
(アサルト)
050敵:痛撃+自:連続減





[深度]スキル名[深度]スキル名[深度]スキル名
[ 1 ]ディム[ 3 ]パワフルヒール[ 1 ]コロージョン
[ 3 ]ヒートイミッター[ 1 ]カタルシス[ 3 ]パージ
[ 3 ]敗柳残花[ 3 ]ファイアボルト



PL / 緑野