［基本］OK.　［戦闘］OK.　［スキル］OK.　

　また、記憶が繋がる。

　しかし記憶は積み重なって、時間が経過したとしても、こちら側の肉体は継続している。

　前回の戦いが癒えていない。しかしそれは自分の傷ではない。

「あ痛っ……」

「姉さん！」

　思わず姉へ駆け寄る。ハザマ、と呼ばれる地の怪物たちとの、そして、「向こう側」の陣営の者たちとの戦い。
　下がっていて、と姉は言った。だから下がっていた。見守っているだけだった。

　しかし、いくら武道を修めているといっても、異能の訓練をしていると言っても。
　姉は警察官でも、軍人でも、それこそ、アスリートでもなんでも無い、タダの人だ。

　だから、傷つくのは当たり前で、むしろ、生きていられた事に感謝すべきである状況のハズだ。

「あ、舞、大丈夫？」

「姉さんこそ、というか喧嘩の原因忘れたんですか！？
　無茶しないでって、アレほど！それに異能を使ったら……！」

　姉の異能制御は不完全だ。だから本気で行使した場合、手や、顔に火傷を負ってしまう。
　それが姉自身を含むとはいえ、自分を守るために使われた結果であれば、自分を許せなくなってしまう。

「いや、それがね。全然大丈夫なんだよね。なぜか。全然反動は来ないし、熱はいつも以上に溜められるし
熱も……なんだろ、手から少し離れた場所から出てる感覚？というか、そもそも熱くないというか……」

　とにかく、上手く行ってる！と力こぶを作る姉は、自分が怪我をしたこと以上に、異能を使えている事に気分が高揚しているように見える。
　姉の異能は、元々自分のもの以上に汎用性が高い筈だ。だから、道すがら合流した他の人達と一緒であれば当面の心配はいらないのだろうか。

　しかし、やはりどのような危険が待ち構えているか分からないのだ。用心するに越したことは無い。

　そう、その筈。

　だけど、何故だろうか。

　姉が、異能を使える事に心底喜んでいるのを、素直に喜べないのは。
　その笑みに、危うい物を感じるのは。

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　それきり、舞華は何も言わなかった。
　分かっていたことだ。だから、連絡を取ってみろとは言わなかった。だけれど、不安になった妹は、連絡を取ってみてしまったのだろう。
　侵略者が何人いるかは定かではない。だから、クラスに、コミュニティに、数人に一人は、あちらがわの人間がいる筈だ。
　それも、親交の多少を問わずに、だ。

　先程、私は怪物に対して異能を使った。それは、身を守るためであり、後ろにいる妹を守るためだ。
　だが、その後はどうだ。

　撃てなかった。

　一度撃って、その後、何もできなかった。
　目の前にいたのは、明らかに人だった。人のかたちをしていながら、明確な殺意を向けて来ていた。

　それでも撃てなかった。
　それが、顔見知りだったら？偽物の記憶であったとしても、仲良くした記憶があったら？

　妹は自分よりも、よほど交流が広い。その分、ダメージを受ける機会は多いだろう。だから、私が矢面に立つべきなのだ。

　深呼吸した私の口の端は、少し上がっていた。

ENo.17 サクマ とのやりとり


ENo.466 ■■の■■ とのやりとり


ENo.949 ミドリヤマ とのやりとり

魔術LV を 5 DOWN。（LV20⇒15、+5CP、-5FP）

武術LV を 10 UP！（LV5⇒15、-10CP）
装飾LV を 10 UP！（LV20⇒30、-10CP）

ミロ(79) とカードを交換しました！

相反する手 （カプリシャスナイト）


カームフレア を研究しました！（深度0⇒1）
ティンダー を研究しました！（深度0⇒1）
ファイアボルト を研究しました！（深度1⇒2）

チャージ を習得！
デストロイ を習得！
イレイザー を習得！
☆獄炎陣 を習得！
☆初習得ボーナス：各FPが2増加した！

◇通常獲得：各CP･FPが5増加した！

悪霊の苗床(56) は 黄鉄鉱 を入手！
おおとり(125) は 黄鉄鉱 を入手！
ひかり(598) は 黄鉄鉱 を入手！

チナミ区 O-6（沼地）に移動！（体調20⇒19）
チナミ区 O-7（山岳）に移動！（体調19⇒18）
チナミ区 O-8（山岳）に移動！（体調18⇒17）
チナミ区 O-9（山岳）に移動！（体調17⇒16）
チナミ区 P-9（山岳）に移動！（体調16⇒15）

採集はできませんでした。
　　 - 悪霊の苗床(56) の選択は チナミ区 E-5：チェックポイント《出発地》（ベースキャンプ外のため無効）

―― ハザマ時間が紡がれる。

　





　






ため息をつく。

　








　




Cross+Roseにロスト７名の容姿と簡単なプロフィールが映し出される。

　









　










　






　

　





　

大きな打撃音と泣き声と共に、チャットが閉じられる――