
気がつくと、時計塔の目立つ不思議な世界にいた。
空の色がおかしい。取り出したスマホには変な時間と圏外。
なにが起きてるの?スマホをしまった私の前に人がいた。
メガネの大人――シラナミが、淡々と口を開く。
ちょっとまって、もう一回、何度か聞きなれない言葉で詰まりながら大まかな説明を受ける。
あれ、ちょっと待って、それなんか聞いたことある?
世界が『侵略』されかけている、って聞いたことあるきがする、けど、すっかり忘れていた。
だって何も無かったから。
それなりに授業を聞いて、奉仕清掃して、お汁粉飲んで、タコパして、期末受けて。
何も無くても部室――天文部部室でゆるっと話して。
なにも、何も起きなかったから。
たまに有る七不思議とか、情報ジャックだけした愉快犯とか、そんな程度だと思ってた。
だけど台風の前でも見ない、まるで映画やゲームの『世紀末』のような空。
こんな異能聞いたこと無い。
異能――『侵略能力』、『ワールドスワップ』
本当に、侵略、されている……?
いや、シラナミの言葉を信じるなら、もう『始まっている』――?
それなりに授業を聞いて、奉仕清掃して、お汁粉飲んで、タコパして、電車で学校通って。
もしかしたら紛れ込んだ誰かとすれ違っているのかもしれない。
背中がざわり、気持ち悪い感覚。
私は?私は浅岡百合子。リリィ。生まれも育ちもイバラシティのイバラっ子。
――本当に?
怖い。
こわい。
どこまでがほんとう?
私が侵略者だったらどうしよう
叫びだしそうになったそのとき、『感じた』
ククー・アミティエ
私の異能。『みんな友達』。
ちょっとした電波や電流を受信する、画面を見なくても着信がわかるとか、どう動かせば体育でうまく体が動かせるかとか、その程度の異能が。
『あの時』のように、いや、もっと違う何か。
振り返らなくても、『ソレ』の形が、大きさが、わかる。
人じゃない、ナニカの。
言葉にもなっていない声を上げてソレが存在を主張する。
わかっている。わかっている。
どうしないといけないのか、本能が叫んでいる。
逃げ――
『ブチのめしちゃってください』
――え?
あまりに投げやりな言葉。
聞き返す前に、シラナミは?いつの間にかうつむいていた顔を挙げたら、誰もいない。
ああ、後ろの気配まで消えてくれたら。
夢だったなら。
誰か
だれか
『あの時』はツナグ君がいてくれた。
天文部に足を運ぶようになってからはふーちゃんとも仲良くなった。
文化部で同じクラスなペロ会とは部室を行き来してなんか面白いことがないか情報交換としてだべった。
クラスで挨拶すれば、みんなが思い思いに返してくれる。
秘密を教えてくれたひめひめ先輩。
――生徒会
あいなはここに来てるのかな。
多分、いやきっとあいなのほうが強いけど。助けなきゃ。
私はお姉ちゃんだから。
ビビッている場合じゃない。
逃げ腰弱虫な自分を限界まで息を吐いて追い出す。
意識しなくても『聞こえる』
今の『みんな友達』なら、きっと探せる。
だから
だから、
こんなところでよくわかんないどろどろにかけてる時間はない!

駄石(50 PS)を購入しようとしましたが、PSが足りませんでした。
エナジー棒(30 PS)を購入しようとしましたが、PSが足りませんでした。
幻術LV を
20 UP!(LV0⇒
20、-20CP)
防具LV を
20 UP!(LV0⇒
20、-20CP)
ItemNo.5 不思議な石 から防具『
Schatten』を作製しました!
⇒ Schatten/防具:強さ30/[効果1]防御10 [効果2]- [効果3]-/
特殊アイテム
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リリィ 「まずは、『私は私』 これだけは揺らがない!」 |
フタバ(515) の持つ
ItemNo.5 不思議な石 から防具『
白銀の甲冑』を作製しました!
ツナグ(148) の持つ
ItemNo.5 不思議な石 から防具『
赤のパーカー』を作製しました!
姫子(618) により
ItemNo.4 不思議な牙 から装飾『
姉の気合い』を作製してもらいました!
⇒ 姉の気合い/装飾:強さ30/[効果1]体力10 [効果2]- [効果3]-/
特殊アイテム
カリ・カーリー(1081) とカードを交換しました!
「カリ・カーリー」のチラシ
(クイック)
カレイドスコープ を研究しました!(深度0⇒
1)
カレイドスコープ を研究しました!(深度1⇒
2)
カレイドスコープ を研究しました!(深度2⇒
3)
ライトニング を習得!
ディム を習得!
☆光の祝福 を習得!
☆カレイドスコープ を習得!
☆法衣作製 を習得!
☆初習得ボーナス:各FPが6増加した!
◇通常獲得:各CP・FPが5増加した!