NOTICE
ENTRY
RULE
RESULT
LOUNGE
CITYMAP
<< 0:00~0:00
[基本]OK. [戦闘]OK. [取引]OK. [スキル]OK. 






十日夜レキを知っていますか?
ええ、ヒノデ区の金柑通りに、家族と離れて使用人達と住んでいる、あの少年です。

十日夜家と言うのは、遠く昔から異能を用いて巨万の富を為した、財閥の一族なのだそうです。
彼らが代々備える異能は、ある特定の媒体を無から産み出したエネルギーで操ると言うもの。
曰く、空気中の僅かな荷電粒子から雷をも作り上げ、無尽の動力に大地を癒やす豊作さえ呼んだのだと。
曰く、一滴の水を元に霧の大嵐を作り上げ、雲を呼び、日照りの地に救いの雨を注がせ続けたのだと。

彼の弟も、父も、そのような力の持ち主です。
けれど、彼だけが違いました。
十日夜レキが操れるのは、ただ蝶だけなのだと!

どれだけの落胆と失望があったことでしょう?
厄介払いするように、家族は彼を置いて遠くへ行きました。
父と母は、腫れ物を触るように彼を扱います。
弟は会いに行けども、彼を出来損ないと蔑みます。
使用人達からは、本当の子では無いのではないかという噂さえ立った始末。

でも、仕方ないですね。出来損ないの十日夜レキ。
本来あるべきようになれなかったのなら、それをこの世は罪と定義するのですから。

このまま不条理を受け止めて生きていきましょう?
幸い、彼には親しい友人も幼馴染も、存在しているのですからね!
どんちゃん騒ぎだって、一人なら怒られません。
底でしか見つけられない幸せを、彼はとうに得ていることでしょう。


大丈夫、この物語はきっと、めでたしめでたしで終えられますよ。







イバラシティでなら──それら全てが、正しいお話のはずだった。








 
 





少年は赤い空を見上げた。
あの街とは何もかもが違っている、壊れた色彩。
少年は息を吸い込んだ。
社会とは程遠い荒廃の臭いが、喉奥へ楔を打ったように染み付いていく。



少年は──思い返す。これまでの日々。記憶。そして、放送を。
『ワールドスワップ』。今でも、信じきれていない。周囲の音が静まっていく。
そんな能力が、本当にあるのか。あっていいのか。
戸惑いばかりだ。わからない。わからない。遠くの空で何かが落ちた。


それでも、少年は、こちら側に来てしまっていた。
侵略者の側へ。



「なら迷うことなんて無いのか?」





手に止まった蝶を見下ろして、少年は確かめるように呟いた。


だって、ああ。そうだ。
ずっと考えていた。もしも、そうであるならばと。
もしも世界を変えられたなら。
もしも──もしも、生きやすいように生きられたなら。


苦痛だった。
苦痛だった。苦痛だった。苦痛だった。
本来あるべきように、なることが出来なかった。


それも、もう終わると──信じていいのか?
そうだ、アンジニティでは、違う。




アンジニティに行けば、違うんだ。




侵略という行為で、単純な支配ではなく交換という形が選ばれたのは、何故なのか。
報復のリスク。異能の都合。それらもあるのかも知れない。
しかし、それで勝算が見込まれているということは。そこから逃げたくなるということは。


きっとずっと──アンジニティというのは、ひどいところなのだろう。
倫理や道徳なんて、無いところなんだろう?
少年は──正真正銘、イバラシティの住人である十日夜レキは、思う。
そこでなら、そこでなら。


吸い込んだ息を吐く。たったそれだけのことが。あの街よりずっと好きに行える気がした。
赤黒い空気さえもが、何処までも澄んでいるように感じられていた。
落ち着いていく。落ち着いていく……




「自由だ……」



枷はもう存在しない。そのままでありたい。妥協しなくていい場所に行きたい。
こうしてチャンスが与えられたなら、それを押し通すだけの力が、僕にはあるはずだ。


『同じだったら、普通だったらよかった』
そんな後悔を抱かなくていいように。


『異能は、制限されるべきものではないと』
だから、本当に自由にやるために。



なあ……、もう、いいよな。
僕がこっち側に飛ばされたんだったらさ、
もうやるしかないってことだろ。
世界が僕を許してくれないなら、
世界の方を変えるしかないよな。
みんな一緒について来てくれよ!






──蝶が力なく地に落ちた。もう、必要ないからだ。
綺麗さを取り繕うための外面はいらない。


代わりに起き上がるものがある。




飛ぶのを停止した虫。遠くの空から墜落した鳥。
それらは全て、地に落ちていたはずだった。微動だにすること無く。
いいや、違う。脈動すること無く、転がっているはずだった
動き出している。集っていく。再び、偽りの鼓動が広がっていく。
とどのつまり──少年の異能は、そのようなものだった。
ずっと、最初から。


唸るような虫の羽音が沸き起こる。
雪崩のように鳥の羽ばたきが殺到する。
軍勢の全てを、思うがままに動かせている。
おぞましい、おぞましい、おぞましい──
そうだ、それが僕の異能だ。


大丈夫、この物語はきっと、めでたしめでたしで終わらせてやる。
なら、迷うことなんて無いさ。奈落の底に落ちていこうか。
さあ、始めよう。今日からが、僕の終末。


十日夜レキ
彼はイバラシティの住人であり、敵となる。 
彼の目的は、ワールドスワップの成就である。
彼は認められることのなかった異能を持つ。 
彼の異能の名前は──           














ENo.17 サクマ とのやりとり


  歌声と独り言が狭間に響く         


  ちょうちょ
         ちょうちょ       



「……蝶々。蝶々。
     どこかに飛んでいないかしら。
       月のように蒼く綺麗な蝶がいい。  」   


ENo.100 百物語アカリ とのやりとり

百物語アカリ
「レキ君。聞こえてる?

 私の異能は、わかってるよね? ……こっちの位置を、伝えます。

 レキ君がどっちにつくかは──まあいいや。
 避けようが待ち伏せしようが好きにして。

 ……『約束』の借りはこれで返すよ?」


ENo.321 銀貨 とのやりとり

『Cross+Rose』のチャットを通じてあなたにメッセージが送られてくる。

「――レキ、君もここにいるのかい……?」

銀貨
「あぁ、繋がったか。やぁ、レキ。ごきげんよう。
 君もこの夢のような世界にいたんだね、なんとなくそんな気はしていたよ。
 君の蝶も一緒かい?」

銀貨
「事情はあらかた説明されたけれど、まだ上手く理解ができていないよ。
 君は? このハザマという世界に、アンジニティに、侵略、ワールドスワップ……。
 どれもなんだか、創作されたお話のようで……なんだかね」


ENo.466 ■■の■■ とのやりとり

(件名のないメッセージが送られてくる。
同じように本文もない。
ただ送り主の名前だけ……隠樹 響の文字だけがある。)


以下の相手に送信しました

ENo.936
ハートフル南波





十日夜レキ
「ははははははは、はははははははは。
 うん。まずはそこのドロドロからでいいんだよなァ。やるか」















千百一夜
ENo.14
十日夜レキ
ハザマに生きるもの
ナレハテ







駄石(50 PS)を購入しようとしましたが、PSが足りませんでした。

幻術LV20 UP!(LV0⇒20、-20CP)
防具LV20 UP!(LV0⇒20、-20CP)

ItemNo.5 不思議な石 から防具『飛び交う鴉』を作製しました!
 ⇒ 飛び交う鴉/防具:強さ30/[効果1]防御10 [効果2]- [効果3]-/特殊アイテム
十日夜レキ
「僕を守れ」

百物語アカリ(100) の持つ ItemNo.5 不思議な石 から防具『種も仕掛けもない鳩』を作製しました!
チカギ(751) の持つ ItemNo.4 不思議な牙 から防具『蠢く牙の肉塊』を作製しました!

チカギ(751) により ItemNo.6 不思議な食材 から料理『喋るステーキ』をつくってもらいました!
 ⇒ 喋るステーキ/料理:強さ25/[効果1]器用10 [効果2]敏捷10 [効果3]耐疫10/特殊アイテム
チカギ
「こいつも飯だって誇りがあっから、残さず食ってやってくれよな」

カードを作成しましたが誰とも交換されず自分のものとなりました!

『最低最悪の日』 (ヒール)


ストライク を研究しました!(深度0⇒1
ストライク を研究しました!(深度1⇒2
チャージ を研究しました!(深度0⇒1

ライトニング を習得!
ディム を習得!
光の祝福 を習得!
カレイドスコープ を習得!
法衣作製 を習得!
☆初習得ボーナス:各FPが6増加した!

◇通常獲得:各CP・FPが5増加した!






十日夜レキ(14)不思議な食材 を入手!






次元タクシーに乗り チナミ区 E-5:チェックポイント《出発地》 に転送されました!
ドライバーさん
「ひと仕事っと。一服してから次行くかねぇ。」


チナミ区 E-6(道路)に移動!(体調30⇒29
チナミ区 E-7(道路)に移動!(体調29⇒28
チナミ区 E-8(道路)に移動!(体調28⇒27
チナミ区 E-9(草原)に移動!(体調27⇒26
チナミ区 D-9(草原)に移動!(体調26⇒25

アフィリエル(778) をパーティに勧誘しました!
百物語アカリ(100) をパーティに勧誘しました!
トキ(222) をパーティに勧誘しました!






>> これまでのあらすじ


―― ハザマ時間が紡がれる。

 


エディアン
「1時間が経過しましたね。」

エディアン
プラチナブロンドヘアに紫の瞳。
緑のタートルネックにジーンズ。眼鏡をかけている。
長い髪は適当なところで雑に結んである。


チャットで時間が伝えられる。


エディアン
「ナレハテとの戦闘、お疲れ様でした!
 相手を戦闘不能にすればいいようですねぇ。」

エディアン
「さてさて。皆さんにご紹介したい方がいるんです。
 ――はい、こちらです!こちらでーっす!!」


エディアンの前に1台のタクシーが止まり、窓が開く。

ドライバーさん
次元タクシーの運転手。
イメージされる「タクシー運転手」を合わせて整えたような容姿。初老くらいに見える。



ドライバーさん
「どーも、『次元タクシー』の運転役だ。よろしく。」


帽子を少し頭から離し、ほんのちょっと頭を下げる。


エディアン
「陣営に関わらず連れて行ってくれるようですのでどんどん利用しましょー!!
 ドライバーさんは中立ってことですよね?」

ドライバーさん
「中立っつーかなぁ・・・。俺もタクシーも同じのが沢山"在る"んでな。
 面倒なんで人と思わずハザマの機能の一部とでも思ってくれ。」

ドライバーさん
「ま・・・チェックポイントとかの行き来の際にゃ、へいタクシーの一声を。じゃあな。」


窓が閉められ、タクシーが走り去っていく。


エディアン
「たくさん・・・同じ顔がいっぱいいるんですかねぇ・・・。
 ここはまだ、分からないことだらけです。」

エディアン
「それでは再びの1時間、頑張りましょう!
 新情報を得たらご連絡しますね。ファイトー!!オーッ!!」


エディアンからのチャットが閉じられる――












千百一夜
ENo.14
十日夜レキ
ENo.100
百物語アカリ
ENo.222
トキ
ENo.778
アフィリエル
ハザマに生きるもの
ちわわ
ヤンキー
ピクシー
チェリーさん




241 616


1st
ヤンキー






6th
チェリーさん


7th
ピクシー


8th
ちわわ

















TeamNo.10
ENo.10
クロス
ENo.350
チトセ
ENo.563
あかがね
ENo.1252
フータ
千百一夜
ENo.14
十日夜レキ
ENo.100
百物語アカリ
ENo.222
トキ
ENo.778
アフィリエル




112 512















ENo.14
十日夜レキ
Main 十日夜 レキ(とおかや れき) 15歳 Male 155cm
公立爆波津中学校3年生所属。
御曹司だがよく人からたかりに行く。
一言で表すとクズの金持ち。金を持っているクズ。
綺麗な蝶と共に、今日もひらひら笑っている。



既知可の情報:
・ヒノデ区の金柑通りの邸宅に使用人達と住んでいる。
・お隣さんの幼馴染(Eno936)がいる。
・弟がいる。仲はよろしくないように見える。
・蝶を操ることが異能である。普段から連れているし、庭にも蝶がいる。
・十日夜財閥という、異能で成り上がった財閥の出身である。異能の系統は、火や水などの操作系であった。
・スポーツも勉強も二番手ぐらいには出来る。漫画だと噛ませになりそうなタイプ。
・電車はあまり使わず、登下校を走って行っている。ルートは色々変えているらしく、見かけることもあるだろう。



ハザマでの情報:
・本当の異能は違う。名前は『最低最悪の日』。
・イバラシティで日常を過ごしている彼と間違いなく同じ存在でありながら、アンジニティの側にいる。



----------------------------------------------------------------

Sub 十日夜 コヨミ(とおかや こよみ) 10歳 Male 140cm
空気を操る異能を持つ。

----------------------------------------------------------------

【関連プレイス】
・十日夜邸宅 http://lisge.com/ib/talk.php?p=1282
いちかくん(778)も居候しています。
・十日夜レキのIBARINE http://lisge.com/ib/talk.php?p=2255
教えた人の他、バクチュー生などは既知可です。

・PL連絡OK
 もし何かあれば裏で伝えて下さると幸いです。ロール上のミス諸々。恥ずかしいので……。

・120x120アイコンを時々使っていますが、スマホ表示対応のため&GM許可を頂いております。ご容赦ください……

・異能が最悪です。嫌悪感などあれば見えないよう処理してくださればと思います。

・キャラ加齢式です 成長期 身長も伸びます ソラコー進学予定です

・このキャラクターの発言の載ったログなどを転載することはご自由にどうぞ
25 / 30
5 PS
チナミ区
D-9
行動順6【堅固】DF・HL↑
4000
300







アイコン60pxの会
21
公立爆波津中学校
3
#片道切符チャット
2
イバラ出身アンジ陣営の集い
9





Noアイテム名種類強さ効果1効果2効果3(素材・食材の場合は詳細等)
1不思議な武器武器10【射程1】
2不思議な防具防具10
3不思議な装飾装飾10
4不思議な牙素材10[武器]攻撃10(LV5)[防具]活力10(LV5)[装飾]体力10(LV5)
5飛び交う鴉防具30防御10
6喋るステーキ料理25器用10敏捷10耐疫10
7不思議な食材食材10[効果1]器用10(LV5)[効果2]敏捷10(LV10)[効果3]耐疫10(LV15)
[出現付加の効果一覧] 最大所持可能数[50]




異能・生産
名称LV説明
幻術20夢幻/精神/光
防具20防具作製に影響

アクティブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
ブレイク5050敵:攻撃
ピンポイント5050敵:痛撃
クイック5050敵:3連撃
ブラスト5050敵全:攻撃
ヒール5050味傷:HP増
ドレイン5050敵:攻撃&味傷:HP増
ペネトレイト5050敵貫:痛撃
スイープ5050敵列:攻撃
ライトニング5050敵:精確光撃
ディム5050敵:SP光撃
カレイドスコープ50130敵:SP光撃&魅了・混乱

パッシブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
猛攻550【戦闘開始時】自:AT・DX増
堅守550【戦闘開始時】自:DF・AG増
攻勢550【戦闘開始時】自:AT増+DF減
守勢550【戦闘開始時】自:DF増+AT減
献身550【戦闘開始時】自:HL増+LK減
太陽550【戦闘開始時】自:MHP・HATE増
隠者550【戦闘開始時】自:MSP増+HATE減
光の祝福550【戦闘開始時】自:幻術LVが高いほど光特性・耐性増
法衣作製500【常時】生産行動『装備作製』で防具「法衣」を選択できる。法衣は効果3に幸運LVが付加される。
最大EP[20]




被研究カード名/スキルEPSP説明
『最低最悪の日』
(ヒール)
050味傷:HP増





[深度]スキル名[深度]スキル名[深度]スキル名
[ 2 ]ストライク[ 1 ]チャージ



PL / ベルト