NOTICE
ENTRY
RULE
RESULT
LOUNGE
CITYMAP
<< 5:00
[基本]OK. [戦闘]OK. [スキル]OK. 




 

こちらに気づき近付いてくれた友人に、一つ手伝いを頼み。
軽く言葉を交わした後にその場を離れ、どれだけ経過しただろうか。
彼は未だ、近くをうろついているのだろうか。


枢木
「…………」


足を止めて、振り返り。後方を確認する。
既に幾度か繰り返している、行為。



この世界に来て、漸く巡り逢えた友人。


彼は、端末で目にした通りの。見た事の無い姿をしていた。


もし、出会っていたのが今回ではなくて
この世界に足を踏み入れて日が浅いその時だったのなら。
間違いなく、自分は。
彼に警戒心しか抱かなかった様に思う。


けれど、その瞳の色が同じであると理解すると同時。
会話をしてみればなんて事無い、自分の知っている友人だったから。

かりそめの記憶ではなく、
確かに共にあの街で生き、共に笑い合った友人に間違いが無かったから。

彼は、この世界でも味方でいてくれたから。





(……嗚呼、そうか)   




気付けば男は、人知れず。





(本当に――信用してるんだ、俺)





――心から、安堵していた。












“侵略”宣言がされたあの日から、半年。



……とは言っても、この世界ではまだ六時間しか経っていない。
改めて、そういうものだと認識を重ねる。
もう何度もこの世界に現出していると言うのにと、
未だに慣れない感覚に思わず苦笑が零れた。



“アンジニティ”の存在を知って、半年。



変化したのは、“こちら側の世界”絡みだけでなく。

思えば、色んな事があった様に思う。

同居人である“彼”を待ち、密かに捜して回り。
一人任せられた預かり屋で仕事を行う。
そんな、ここ数年と同じ日常がまた巡ってくると。
そんな在り来たりな予想は、気付けばあっさり崩れていた。



依頼目的ではなく、遊びにきてくれる子が増えた。


それもあって、若い子と話す機会が増えた様に思う。



お気に入りの場所で、ライブを聴いたりした。


保護者を任されたのもあれが初めてだったかな。



人の夢を映す行為にはじめて挑戦した。


あの行為は果たして、あの子の為になったんだろうか。



久々に、深層の記憶を預かる依頼もあった。


気まぐれな人助けも、悪く無いかもしれないね。



自我を持つ異能と直接話すなんて事もあった。


出来る事なら、もっと色んな事を話したかったな。



初めて、自分の本音を友人に話した。


だって。彼も同じ様に、ずっと抱えてた痛みを教えてくれたから。


初めて、人の心を知りたいと思った。


だって、こんな気持ちは初めてだったから。


自分とどこか、似ている様で。似ていない。


そんな彼を、初めて ―― …… . .





枢木
「…………」



果たして、自分は。
そんな日常を通して、


どれだけ“普通”に近づく事が出来ただろうか。


同居人で、恩人で。未だ行方知れずのあの人は。

今の自分を見てどう思ってくれるだろうか。

     こちらのせかい                 
あまりにも“こちら側”に似合わない自分を、笑うだろうか。


笑って、その上で。認めてくれるだろうか。






……それでも、


それでも、良いのかもしれない。




ついこの間まで、その乖離に、境界に。
痛みに怯えて動けなくなっていたと言うのに。




『普通なんてものは、案外すぐそばにあるものよ。         
枢木がまだ、気が付いていないだけで』        



          『枢木はそれでいいじゃないか。枢木らしくて』





嗚呼、不思議だ。

これが今の自分だと、すんなり受け入れる事ができるのだから。


そんな自覚出来る程の変化を、与えてくれたのだから。

いつの間に。こんなに。人の言葉を、素直に受け止められる様になっていたのだろう。



……出会って、教えてくれた皆に。感謝しなくては。




(あっちに戻って覚えていたら、だけど)




なんて、口元に滲んだ微笑をそのままに
一歩踏み出したところで、はたと気付く。





(――あれ、)   




そう言えば。


あれだけ苦しくて、立っていられない程の不快感。
ガンガンと響いていた頭痛が、随分と和らいでいたのだ。


これなら、
これまでよりも先の方へ探索を進める事が可能だろうか。




俺には、やらなければならない事がある。


故にこうして、戦いに参加しては敵を退けては。

目的の人物を捜して彷徨っていたけれど。


この場で目的を果たすだけではなくなった。




『死ぬなよ、枢木』




先程彼に告げられた言葉が、脳裏で繰り返し響く。


いくら居心地が良くても、誘惑に手を差し伸べられても。
自分の居場所は、此処ではないのだ。


あの、街へ。

生きて帰るという目的も、できたから。



そしてこの枢木という男は、

やると決めたからにはやり抜く男であるから。







「……大丈夫。
 “普通の人”より少し、頑丈に出来てるからね」
 




決意を、約束を。守らなくては。



そう決意を新たにした男が空を仰げば。
主の“答”を待つ様に、悠々と泳ぐ異能の姿があった。

その黄金の瞳に、男の姿が映り込んでいるのを認め。
男もまた、柔らかく微笑んでみせた。



この世界で、はじめて。


微笑む事が、出来た。



枢木
「行こう、――相棒」



改めて、真っ直ぐに赤い空の先を見据える。





そんな彼の足取りは、

まるで枷を一つ外したかの様に。



先程よりも幾分か、軽いものであった事だろう。









To Be Continued ... ?     
 








ENo.320 白死木&アゲハ とのやりとり

アゲハ
「………」

貴方から見える黒髪の男はただ静かに煙草の煙を漂わせている。
静かに、まるで出会った頃と同じように不自然な程の反応の鈍さで。

「……アンタも、こっちに来てたんだな」

少しの間の後男は声の出処を探る様子も無くぼそりと呟いた。

「まるで夢から覚めたみたいだ。
 預かってもらった記憶は此処にあるし、稼いだ筈の金は無い。

 ……向こうの俺はアンタのおかげで楽しい夢が見られたらしい」

アゲハ
「……大丈夫。そうだ。あぁ、丈夫だ。問題無い
 俺は、全部思い出した。思い出しんだ。
 見ろ、死んじゃいない。思い出したって死にはしない。大丈夫だ

静かに呟くような声色のまま、
淡々と捲し立てるように喋る男の髪はじわりと白く染まっている。

不意に通信が乱れ、男の姿が掻き消える。
クスクスと笑う別の声が聞こえたきり、通信はブツリと途切れてしまうだろう。


ENo.940 ミツフネ とのやりとり

ミツフネ
「枢木さんの一方的な世間話は割と気になる所ッスけど。
 何だかんだで交友関係広そうですしね。
 モールとかでちらっと見かけたこともありまスし」
ミツフネ
「……ああ、しまった。もう少し早くに知っていたらなあ。
 枢木さんに“預かって欲しいもの”があったんだけど」
ミツフネ
「いや、何でもないッス。もう間に合わないし……
 預かって貰っても、受け取りにいけないかもしれないんで。
 忘れてください。そんじゃ、そゆことで」


以下の相手に送信しました

ENo.327
十九号





ItemNo.7 小さな保存食 を美味しくいただきました!
 体調が 1 回復!(30⇒30
 今回の全戦闘において 治癒10 活力10 が発揮されます。
 今回の結果でのスキル熟練度が伸びやすくなった!















TeamNo.161
ENo.161
枢木
ハザマに生きるもの
ジャンボゼミ
















チナミ区 H-15:釣り堀


TeamNo.161
ENo.161
枢木
立ちはだかるもの
マイケル
マイケル弐式
マイケル参式








枢木(161) を入手!






焼きそばパン(50 PS)を購入しました。

料理LV1 DOWN。(LV6⇒5、+1CP、-1FP)

呪術LV5 UP!(LV0⇒5、-5CP)
防具LV4 UP!(LV26⇒30、-4CP)

よもぎ(892) とカードを交換しました!

鼠が死んだ (ウィルスゾーン)


ダークネス を習得!
ドレイン を習得!
デスパレイト を習得!
クリエイト:ファントム を習得!
タクシックゾーン を習得!





次元タクシーで『チナミ区 H-15:釣り堀』に行こうとしましたが、チェックポイントが開放されていません。

特に移動せずその場に留まることにしました。
体調が全回復しました!

チナミ区 E-5:出発地』へ採集に向かうことにしました!













―― ハザマ時間が紡がれる。




「……時計台に呼ばれてしまいましたが、はてさて。」
エディアン
「なーんか、嫌な予感がします。」



黒髪に蒼い瞳、黒スーツ。
細く鋭い目で怪しげな笑顔を頻繁に浮かべる。
整ったオールバックだが、中央の前髪がすぐ垂れる。
エディアン
プラチナブロンドヘアに紫の瞳。
緑のタートルネックにジーンズ。眼鏡をかけている。
長い髪は適当なところで雑に結んである。



ふたりが時計台を見上げると、時計の針が反時計回りに動き始める。



エディアン
「ほら……ほらぁ……。」

「どういうことでしょうねぇ。」



針の動きは加速し、0時を指したところで停止する。



時計台から、女性のような声――




「――お疲れ様です御二方。役目を担ってくれて、感謝してます。」



エディアン
「……ワールドスワップの能力者さんですよね。
 機会を与えてくれて、感謝していますよ?」

「お姿は拝めないんですかねぇ。私は興味津々桃色片想いなのですが。」



声は淡々と、話を続ける。




「どうやらこのワールドスワップ、時計の進みが狂っているようです。
 特殊な因子を含めてしまった為と能力が訴えます。その因子が――」

「――榊さん、貴方のようですね。何か、心当たりは?」




「大いにございます!特殊な世界の住人ゆえ、私は今や特異な存在なのでしょう。
 妻に『貴方は変人』とよく言われていましたが、そういうことでしたか!納得ですッ」

「では、役目を果たすのは難しいということでよろしいですか?」




「……………………」




「……? ……どうしました?」




「……仕切り直し、世界線を変更する、と能力が言ってきます。
 貴方が案内役にならない世界線。イバラシティも、アンジニティも、新たなものになる……と。」



エディアン
「……そ、そんなことまでできてしまう能力?
 ワールドスワップという名の範疇を超えてません?」

「世界線を別のものと交換する……と考えるなら、ギリギリ……ですかね。
 というか、スワップから外れた現象は既に起こっていますが。」




「これは能力ではなく、……呪い。呪いという言葉が合う。
 今まで勝手に発動した数度、自分への利はない。制御下にない、把握できない、呪い。」

「……………………」

「ハザマへの次の転送時間に、ハザマに転送される代わりに、世界線が変更される。
 そして、案内役も、転送対象も、変わる。」

「変わるものは、多いだろう。しかし変わらぬものも、あるだろう。」



エディアン
「別の世界線、ですものね。
 ……どうせなら私がアンジニティにいない世界線がいいんですけど。」

「……なるほど、奇妙な枝の正体は世界線操作者でしたかッ!
 少なくとも私が案内役となれない世界線になるのですね、残念です。」




「……………………」

「連絡は終わり。さようなら。」



声はそこで終わる。








「さて…… とても短い間ではありましたが、
 エディアンさん、皆様、お付き合いありがとうございました!」
エディアン
「お別れですか。悪人顔っぽくて敵視しやすい相手だったんですけどねー。」

「こんな素敵な笑顔を悪人顔呼ばわりとは、失礼な娘さんです。
 なるほどアンジニティにいらっしゃるわけですねぇ。」
エディアン
「……うるっさいですね。事情は人それぞれあるんですよ、色々!」









「……それでは、」
エディアン
「……それでは、」




榊がこちらを向き、軽く右手を挙げる。



エディアンもこちらを向き、大きく左手を振る。








「お疲れ様でした。」
エディアン
「お疲れ様でしたー!」








テストプレイはこれにて終了となります。



ご協力ありがとうございました!



本プレイについては Notice を御覧ください。







ENo.161
枢木
枢木 [ Kururugi ]

 年齢:25歳  性別:男  身長:176cm

 基本的ににこにこと人当たりのいい青年。
 一方で飄々としており掴みどころが無い。気分屋。
 異能を用い、タニモリ区雑居ビルの片隅で
 『預かり屋』を営んでいる。(タニモリ区:H-8)


【異能:『袋小路』…封じる力】
実体の有無問わず生物まであらゆるものを“閉じ込めてしまう、所謂“封術”とよばれる力。
封じる為には、当人或いはその持ち主の『了承』が絶対必要。
その他能力の詳細に関しては明かされていない部分が多い。

寄り添っている猫の守護霊は相棒の“壱緒”。
昔の飼い猫で、彼が初めて力を使う事に成功した存在。


【預かり屋:夏梅】
“文字通り、なんでも預かります”と、うたい文句を掲げる
こじんまりとした枢木が営む事務所の様な場所。
無くしたくないもの、手放したいもの、一時預かってほしいもの等を文字通り、一目に触れる事無く大切に保管してくれる。一応有料。
どこに封じ保管をしているかは彼のみぞ知る。


◆プロフ随時更新予定。
◇既知関係やお店利用した事あります発言等はご自由に。
◆割と置きレスメインです。長文になる事もしばしば。
30 / 30
195 PS
チナミ区
D-2
行動順6【堅固】DF・HL↑
5500
375







Noアイテム名種類強さ効果1効果2効果3(素材・食材・消耗の場合は詳細等)
1不思議な武器武器10【射程1】
2不思議な防具防具10
3不思議な装飾装飾10
4青藍の御珠防具20防御10
5不思議な石素材10[武器]回復10(LV5)[防具]敏捷10(LV5)[装飾]幸運10(LV5)
6澪の御守防具54鎮痛10
7素材10[武器]敏捷10(LV15)[防具]加速10(LV15)[装飾]貫撃10(LV15)
8美味しくない草素材10[武器]麻痺10(LV30)[防具]風纏10(LV30)[装飾]闇纏10(LV30)
9ネジ素材15[武器]混乱10(LV25)[防具]追撃10(LV25)[装飾]貫通10(LV25)
10黒喰の投剣武器42回復10【射程2】
11不思議な雫素材10[武器]魅了10(LV20)[防具]幸運10(LV10)[装飾]守護10(LV20)
12ド根性雑草素材15[武器]火纏10(LV25)[防具]鎮痛10(LV15)[装飾]復活10(LV15)
13素材10[武器]束縛10(LV25)[防具]加速10(LV25)[装飾]敏捷10(LV10)
14焼きそばパン料理10攻撃10
最大所持可能数[50]




異能・生産
名称LV説明
命術10生命/復元/水
呪術5呪詛/邪気/闇
制約10拘束/罠/リスク
具現5創造/召喚
領域5範囲/法則/結界
防具30防具作製に影響
料理5料理に影響

アクティブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
澪撃・閃
(ブレイク)
6020敵:攻撃
澪撃・穿
(ピンポイント)
7020敵:痛撃
澪撃・双
(クイック)
6020敵2:攻撃
澪撃・放
(ブラスト)
5020敵全:攻撃
睡蓮ノ渡
(ヒール)
5020味傷:HP増
水鞠ノ渡
(アクアヒール)
7040味傷:HP増+炎上・麻痺防御
澪撃・冴
(シャイン)
5060敵貫:SP光撃&朦朧
ダークネス5060敵:闇撃&盲目
神代ノ封
(リストリクト)
6060敵:DX・AG減(2T)
澪撃・幻
(クリエイト:タライ)
5040敵:攻撃&朦朧・混乱
水影ノ守
(プロテクション)
7060味傷:守護
泡沫ノ渡
(ブレス)
6060味傷:HP増+祝福
ドレイン5060敵:闇撃&自:HP増
アイシング5050味傷:HP増&強制凍結
澪撃・放
(ウォーターフォール)
5070敵:水撃&連続減
海神ノ封
(フリーズ)
50130敵全:凍結
ブラインドネス5060敵:盲目
夕凪ノ守
(プロビデンス)
50120味全:祝福
デスパレイト5060敵:闇痛撃+自:瀕死なら連続増
クリエイト:ファントム50140自:衰弱LV増
タクシックゾーン50140敵全:猛毒
クリエイト:チェーン5060敵3:攻撃&束縛+自:AG減(1T)
火照ノ守
(サンクタム)
5060味全:守護+祝福状態なら更に守護
蒼壁ノ守
(クリエイト:バリケード)
5040味傷:次受ダメ減+守護
キャプチャー5070自:束縛LV増

パッシブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
不知火ノ印
(攻撃)
550【戦闘開始時】自:AT増
玻璃ノ印
(防御)
750【戦闘開始時】自:DF増
器用550【戦闘開始時】自:DX増
敏捷550【戦闘開始時】自:AG増
玉響ノ印
(回復)
550【戦闘開始時】自:HL増
爽籟ノ印
(活力)
550【戦闘開始時】自:MHP増
月冴ノ印
(体力)
650【戦闘開始時】自:MSP増
淡雪ノ調
(治癒)
750【自分行動前】自:HP増
常磐ノ調
(鎮痛)
650【被攻撃命中後】自:HP増
幸運550【戦闘開始時】自:LK増
湖月ノ調
(水特性回復)
520【戦闘開始時】自:水属性スキルのHP増効果に水特性が影響
背水ノ調
(背水の陣)
540【戦闘開始時】自:現在HP割合が低いほど被攻撃ダメージが下がるようになる





被研究カード名/スキルEPSP説明
書類の落書き・退勤したら酒飲もう
(ヒール)
020味傷:HP増
たこ焼きを焼くオバチャン
(アクアヒール)
040味傷:HP増+炎上・麻痺防御
識札
(ブレス)
060味傷:HP増+祝福
シルフィボイス
(ワイドアナライズ)
2200敵全:DX・AG減
世界樹の葉の葉脈
(ヒール)
020味傷:HP増
鼠が死んだ
(ウィルスゾーン)
0140敵全:衰弱




[深度]スキル名[深度]スキル名[深度]スキル名
[ 1 ]エキサイト[ 1 ]ティンダー[ 1 ]ダークネス
[ 3 ]クリエイト:タライ



PL / 詩杏