［基本］OK.　［戦闘］OK.　［スキル］OK.　

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……………

お別れの日。八年前。

さよならの日。最後に兄さんとお話をした日。

兄さんは笑ってた。

──笑ってた。けど笑ってなかった。

はじめてみる種類の笑顔。嘘の笑顔。そんな兄さんを初めて見たから。

わたしに、そんな笑顔を向けた事は無かったから。



──だから、怖くて。

わたしはその日、曖昧に頷いて、兄さんを見送った。



ひとつ眠って。

目覚めた時には、もう全てが燃えて、灰になっていた。

お祈りの祭壇も、かみさまの神像も、魂乃音街のお屋敷も、

お屋敷を取り囲む小さな街も、それを覆い隠す森も、

父さんも、信者のひとたちも、なにもかも。

ぜんぶ、ぜんぶが燃えていた。

わたしとかみさまの神殿だけを残して。──他のすべてが燃えていた。

その時はわからなかったけど。わからなくて、ただ『綺麗だな』って思っただけだったけど。

あれは、あの炎は、きっと兄さんだったんだと思う。

お別れの日。

それは全てを灰にして、わたしの世界を壊していった。

──月が出ていた。満月だったのを覚えてる。


やがて炎が消えれば、後には灰だけが残る。

誰も居なくなって、何もなくなって、けれど不思議と何も怖くなかった。

それから、灰に囲まれて途方にくれたわたしは、１日をかけて隣山の戌乃御堂を見に行って。

同じような灰だけの景色に、何となく「やっぱり」と思ってしまって。

それから、もう１日をかけて、いちばん高い御山の、四十八願を見に行って。

そうして、やっぱり灰だけになった景色に、同じ感想を抱いて。


兄さんの最後の声を。

「さよなら」をまだ、覚えていて。

途方に暮れて、座っていた。

ずっと、ずっと、かみさまと一緒に、阿弥陀さまのいた祷場に、座っていた。

──御山を下りて、人に会えれば、きっと八つのわたしでも何とでもなった筈だった。

けれど、わからなくて。

どうすればいいのか、わからなくて。

──多分このまま、どうにもならないままでも、いいかなって、そんな事を思い始めていて。

「俺と来るか、祈月」




そんな時だった。

──わたしを、おじさんが見つけてくれたのは。

ENo.61 ポチ先生 とのやりとり


ENo.245 兎乃 とのやりとり

クー(53) は ネジ を入手！
つらら(1358) は ド根性雑草 を入手！
江華(1364) は ネジ を入手！
江華(1364) は 不思議な石 を入手！
クー(53) は 毛 を入手！
クー(53) は ボロ布 を入手！

幻術LV を 2 DOWN。（LV6⇒4、+2CP、-2FP）

解析LV を 5 UP！（LV5⇒10、-5CP）
付加LV を 3 UP！（LV26⇒29、-3CP）

ハジメ(1587) とカードを交換しました！

太陽 （ライトジャイアント）


イレイザー を研究しましたが既に最大深度でした。
イバラ を研究しましたが既に最大深度でした。
イレイザー を研究しましたが既に最大深度でした。

クイックアナライズ を習得！
マジックミサイル を習得！

江華(1364) に移動を委ねました。

チナミ区 J-12（道路）に移動！（体調17⇒16）
チナミ区 K-12（道路）に移動！（体調16⇒15）
チナミ区 K-13（道路）に移動！（体調15⇒14）
チナミ区 K-14（道路）に移動！（体調14⇒13）
チナミ区 K-15（道路）に移動！（体調13⇒12）

―― ハザマ時間が紡がれる。









時計台の正面に立ち、怪訝な顔をしている。






一定のリズムで指を鳴らし、口笛を吹く――