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Laboratory A Server
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▅▅▅▅▅▅▅▅▅▅▅▅▅▅▅▅▅▅▅▅▅▅▅▅▅▅▅▅▅▅▅▅▅▅▅▅
アザーサークネストよりアザーサークネストへ
研究の進行状態を記録。
研究の結果報告を追加。
研究の成果を追加。
ほぼ全ての研究は、▊▊▋▋▋▋▋▋▋▋▋▋▋、
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▋▋▋▋▋▋▋▋▋、▋▋▋▋▋▋▋▋▋、▋▋▋▋▋▋▋▋▋、
▋▋▋▋▋▋▋▋▋▋▋▋▋▋▋▋▋▋▋▋▋▋▋▋▋▋▋、である
為、研究を続行せよ。
繰り返す。アザーサークネストは、
研究を続行せよ。
ハ▋▋マ、ア▋▋ジ▋▋▋▋▋▋から得られた情報は、
全て▋▋▋▋▋▋する必要がある。
進捗は、低。
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――秘匿回線接続――
――暗号通信化完了――
――送受信機能正常――
――ログ開示――
――酷いノイズ音――
――ざらついた音声の中――
――何を作業する音――
――他、音声複数――
|
Dr.G 「――というわけで――――経過は良好。問題はいくつか残っておりますが、幸いだったのは――――――Gno.710の帰投も確認。ハイフィーガンについてはまだ情報が集まっておりませんが――――ハザマの世界については、色々と話を聞くことができそうで――――酷いノイズ音――――クローンについては、随時遂行。今回の報告書は簡易型で良いでしょう。異能研究についてはまた一つ前進したと見て良さそうですね。しかし――――」 |
足音。
近づく音。
止まる音。
がたがた、と物音。
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Gno.??? 「クリエイター、こちらが進捗報告です」 |
|
Dr.G 「如何ですかな?」 |
|
Gno.??? 「現状維持が妥当かと」 |
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Dr.G 「例の研究についてはそろそろ次の段階に進めたいところですが。正直、人手も時間も足りないと言うべきでしょうか。そう言えば、例の少女については?」 |
|
Gno.??? 「解決した様です」 |
|
Dr.G 「解決――ですか。一つの結末を物事の解決と呼ぶのは、いささか語弊があるような気がしますね。私達は常に観測すべき存在であり、それらを研究する為の立場です。まあ、クラリスさんは私のことを手伝ってくれているだけなので、そうと言い切ることはできませんが」 |
|
Gno.??? 「ならば、干渉するべきでした」 |
|
Dr.G 「ご尤も。しかし、そうはいきません。物事を観察するためには時に引かなければならないこともありますし、他にもやっておきたいことがあります。実験についてもまだまだ手がけていないものが多すぎますし――さて、これらのプロセスをどのようなルーチンで処理していくかが問題でしょう。そのプロトコルも組み立てなければなりません。といっても、あらゆる出来事はただ処理していけばいいわけではなく、当然ながら結果が生じるわけですから、それらに対応していかなくてはならない。――ふむ。人の手が足りないとはいいましたが、事実今の段階では行動できる方々は少ないわけではありません」 |
|
Gno.??? 「Gno.710については」 |
|
Dr.G 「今は良いでしょう。彼に働いてもらうのは、今後ということにしておきましょうか。それにしても珍しいですね。クラリスさんが気にかけるとは」 |
|
Gno.??? 「Gno.710は内外問わず情報が不足しています。」 |
|
Dr.G 「ええ、わかっています。ですが、その情報不足を補って余りあるものが」 |
|
Gno.??? 「それに例の▅▅▅▅について」 |
ノイズがかかり、再生不可。
|
Dr.G 「▅▅▅▅▅▅▅、▅▅、▅▅▅▅▅▅▅▅、」 |
|
Gno.??? 「▅▅▅▅、」 |
|
Dr.G 「▅▅▅▅、クローン、ネクタイト▅▅▅▅▅▅▅▅▅▅▅▅桜結晶▅▅▅▅▅▅▅▅▅▅▅▅▅▅▅▅▅▅▅▅」 |
|
Gno.??? 「▅▅▅」 |
|
Dr.G 「▅▅▅▅▅▅▅▅タランドス、例の少女▅▅▅▅▅▅Gno.710▅▅▅▅▅▅▅▅▅▅」 |
酷いノイズ。聞き取れない。
|
Dr.G 「ともかく……これからはもっと皆さんに協力を求めるべきでしょうな」 |
|
Gno.??? 「Gno.777の機能は正常とはいい難いですが」 |
|
Dr.G 「いいえ。あれで正常なのですよ、彼は。確かに私達の味方とはいい難い行動をよく取りますが。それでも決して一線を越えることはありません――彼のことは放っておいても大丈夫でしょう。今の所は。それよりも気にかけるべき事はいくつもあります」 |
|
Gno.??? 「タスクの追加を完了。失礼します。クリエイター」 |
離れる足音。
しばらくして、
不気味な笑い声。
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Dr.G 「タランドス、でしたか。それに阿久津研究所、桜橋研究施設……。ティーナさんについてや、銀さんの耳についても。ああ、それから何やらまた新しい動きがあった様子。それから、狭間の世界、アンジニティ――。例の件についてももっと研究したいのですが、どうやら色々と制約があるようですね。ですが、制約があるならば、それも調べる事が出来る。そして、別の道を模索することも。
もう後戻りはできないのでしょう。最も戻るような選択肢も道もありませんから」 |
響く嗤い声。
酷いノイズの音。
しばらくそれが続き、
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エノ 「あれ~。もしかして、だれかいる~?かってにきいちゃだめだよ~」 |
ばつん、と。
――唐突に音声は切断された。
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――秘匿回線切断――
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