［基本］OK.　［戦闘］OK.　［取引］OK.　［スキル］OK.　

　
　ゆっくりと瞬く。時間と時間のハザマの世界が広がっている。
　一秒までは店でパスタを茹でていたはずなのだ、けれども見下ろした身体にエプロンはなく、普段と変わらぬ私服――正確には“最初に此処に来た時の服”だが――のまま、右手には料理に必要のないバットを強く握っていた。ナレハテを仕留めて、宛てもなく歩き出した事は覚えている。否。まだ歩いている最中だ。立ち止まった記憶はないのに、十日前の一歩と今進めた一歩のあいだには、…狭間には、色の変わらぬ繰り返しめいた日常が挟まっている。
「……は、」
　片眉を跳ね上げて笑い、成る程と独りごちた。変化を求める日々には望むものなど与えられないと言うのに、訪れたこの僅かな非日常の時間には何故か、不必要とも思える平和な記憶が滑り込んでいる。それを尊く思う事こそが真っ当なのだろうか。何も起こらない事は退屈かもしれないが幸せだ、なんて真顔で言いそうな男の顔がひとつ浮かんだが、生憎とその相手は今は己の後ろには立っていない。平和を退屈に分類する己と、至って普通の感性を持つ男。目に見えるもの全て壊れたら面白いと感じる己と、当たり前の繰り返しにつまらなさではなく幸せを見出せる男。彼の持つ愚かさ…若さ、甘さ、言い方は何でもいい。笑い飛ばしてやりたくなるような感情に付き合うのも、悪くはないと思っている。いた。少なくとも今までの日々が延々続くのであれば、いつかは妥協という言葉の型に嵌めて、ほどほど無難に人生を消化していく道を歩むのだろうと。――けれどもそれは、
　道がふたつに分かれている。止めていた脚をのんびりと動かす。
　手に下げたバットをからりからりと鳴らしながら、巡るめく思考を断ち切るよう首を振った。まだ答えを出すには早い。この世界が、或いは侵略された世界が本当に今よりも魅力的であるのか、それをもっと知らねばならないのだ。

　＊　＊　＊

「…はあ。つまり、此処で考えた事は外…外というか、その…持ち出せねえんだな。つまり支援は受けられない。
　俺とあんたとで何とかしないといけない。有事の際には。…はー。そうか。わかった。…ま、そういうモンだよな。
　知ってたさ。…」

ナツメ(978) は パンの耳 を入手！
ナツメ(978) は 美味しい草 を入手！

防具LV を 3 UP！（LV0⇒3、-3CP）

あの娘(1124) とカードを交換しました！

『無題』 （ライトセイバー）


イレイザー を研究しました！（深度0⇒1）
フレイムブラスター を研究しました！（深度1⇒2）
ヒートバインド を研究しました！（深度1⇒2）

チナミ区 K-5（森林）に移動！（体調25⇒24）
チナミ区 L-5（森林）に移動！（体調24⇒23）
チナミ区 M-5（森林）に移動！（体調23⇒22）
チナミ区 N-5（森林）に移動！（体調22⇒21）
チナミ区 O-5（道路）に移動！（体調21⇒20）

―― ハザマ時間が紡がれる。









チャット空間に突如として現れたカンガルー姿の少女。












元気よく両手両足を伸ばし空間を飛びまわる！






シュシュシュ！っと、シャドーボクシング。












チャットが閉じられる――