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[基本]OK. [戦闘]OK. [取引]OK. [スキル]OK. 




 
 依知川棗は時計台の前に佇みながら、使い古したノートパッドを引っ張り出した。
 榊と名乗った男の“説明”を律儀にメモする――わけではない。ただただ、紙の上をペン先でなぞっているだけだ。何を生み出そうか。何を作り出そうか。此処でなら、果たして何処まで許されるのか。その境界線を探るように。…


 * * *

 
 ほらみろ、冗談でもなかっただろ、と、スーツ姿の男が楽しげに笑った。

 いかにも荒れ果てたといった様相のイバラシティはしかし、今はまだ現実でないのだろう。
 跋扈する人の形も取れぬ何某か。或いは人の形をしているだけの別の生物、人間のままの見知った顔も遠目に映るが、逢魔が時を動き回る影は決して少なくはない。眼下の――男は何処ぞの家屋の屋根に突っ立っている――光景を一瞥しながら、男の隣、片膝立てて座り込んだ青年が深く息を吐いた。パラレルワールド、鏡の裏側、ただの夢、集団妄想、この事象を真面目に捉える為の幾つかの言葉が脳裏に浮かんだものの、そのどれもが自分を納得させる材料には成り得ない。
 確かに何かは起こっているのに、何処か薄皮一枚隔てたような奇妙な気分は抜けないまま、時だけが過ぎてゆく。
「…終わりを迎えた文明ってのは、こういう感じなのかね」
「案外、何つったか…アンジニ…ティ?侵略してくる世界を模してるんじゃないか。
 あちらさんは荒廃しているって話だっただろ。程度は知らないし、例の喧しい男を信じるなら、だが」
「ああ、成る程。相手さんの侵略とやらが成功したら、これが此処の当たり前の景色になるって事だな。
 最初は …は? って思ったもんだが、よもや本当にこうなるとは思わなかった」
 スリルがあるね、と、言葉とは裏腹の抑揚なき声が薄闇に溶けて消えていく。口を噤んだ青年が見遣るスーツの男の横顔は本当に楽しそうで、この異変を心から嬉しがっているようにも見えて、思わず呆れたような顔もしてしまう。
 謎の男から謎のご神託があって幾ばくか、訪れたのは正に言葉通りの状況だった。いつこのよく分からない場所に飛ばされて来たのかも定かではないし、そも、どうやって帰るのかも知らない。現実と不確定な未来の狭間に飛ばされた青年が真っ先に探したのは身内の姿だったが、それも一部を除いて結局は見つからぬまま。イバラシティで暮らす全ての人が此処に来たわけではないのだろうと自らの中で結論づけたのは、足元から這い寄る不安を殺す為だ。
 遠くで悲鳴のようなものが聞こえる。確実に事は進みつつある。此処に来ていないからと言って危害が加えられる可能性がゼロとは言い切れないし、侵略が現実となった時、追い遣られるのが本当にあの世界だけなのかも分からない。永遠に答えが出そうにない思考を無理やり打ち切り、青年は再び溜息をついた。
「現状読めない事だらけだが、何にせよこれは“俺たちが手を出す案件”じゃないんだろ。
 妹がこっちに巻き込まれてりゃ問答無用だったけど……取りあえず、俺は静観だ。あんたも無駄足だったな」
「確かに畑違いではある。でも、だからと言って土産もなしに帰るつもりは無いよ。僕は。
 今後の為にも、ちょーっと注意を払っておきたい奴が見つかったんでね」
 不穏な空の色を眺めていたスーツの男が、冷めた視線を下へ下へと滑らせていく。青年がそれを追って行くと、先ほど見つけてしまった身内の片割れ、よくよく知った顔がひとつ飛び込んできた。否、よく知るどころか――。

「お前の友人や妹の為にも気をつけた方がいい。  、、、、、、、、、、、、、、、、
 今は弟って重しが乗っかってこそいるが、あいつ、最後はどっちに振れるか分からないぞ」


 * * *


 依知川棗は異能で生み出した武器を片手に、薄く、薄く、口端を持ち上げていた。
 人の形も保てぬナレハテが、さも面白い、これ以上ないオモチャに見えているかのように。…






ナツメ
「…いつもより、作るモンの出来がイイ気がすんなァ」

以下の相手に送信しました

ENo.979
依知川 レオ





ナツメ
「……?何処だ、此処。………此処は――…」












境界に振れる爪先
ENo.978
依知川 棗
ハザマに生きるもの
ナレハテ








ナツメ(978)不思議な食材 を入手!






レオ(979)1 PS 送付しました。

焼きそばパン(50 PS)を購入しようとしましたが、PSが足りませんでした。

具現LV10 UP!(LV0⇒10、-10CP)
百薬LV10 UP!(LV0⇒10、-10CP)
武器LV20 UP!(LV0⇒20、-20CP)

ItemNo.5 不思議な石 から射程2の武器『軟式金属バット』を作製しました!
 ⇒ 軟式金属バット/武器:強さ30/[効果1]回復10 [効果2]- [効果3]-【射程2】/特殊アイテム
(メモ帳に綴る。名を綴る。
 ただの紙のはずが、それは確かな重さを手に伝えた)


たおり(795) とカードを交換しました!

小さな小さな幸運 (ヒール)


クラッシュ を研究しました!(深度0⇒1
フレイムブラスター を研究しました!(深度0⇒1
ヒートバインド を研究しました!(深度0⇒1

クリエイト:タライ を習得!
ヒールポーション を習得!
クリエイト:シリンジ を習得!
召喚強化 を習得!
コロージョン を習得!
ポーションラッシュ を習得!





次元タクシーに乗り『チナミ区 E-5:出発地』に転送されました!

チナミ区 F-5(道路)に移動!(体調30⇒29
チナミ区 G-5(草原)に移動!(体調29⇒28
チナミ区 H-5(草原)に移動!(体調28⇒27
チナミ区 I-5(道路)に移動!(体調27⇒26
チナミ区 J-5(道路)に移動!(体調26⇒25

レオ(979) をパーティに勧誘しようとしましたが、相手が近くにいませんでした。












―― ハザマ時間が紡がれる。




「・・・60分!区切り目ですねぇッ!!」



黒髪に蒼い瞳、黒スーツ。
細く鋭い目で怪しげな笑顔を頻繁に浮かべる。
整ったオールバックだが、中央の前髪がすぐ垂れる。



チャットで時間が伝えられる。




「先程の戦闘、観察させていただきました。
 ざっくりと戦闘不能を目指せば良いようで。」

「・・・おっと、お呼びしていた方が来たようです。
 我々が今後お世話になる方をご紹介しましょう!」



榊の前に1台のタクシーが止まり、窓が開く。



ドライバーさん
次元タクシーの運転手。
イメージされる「タクシー運転手」を合わせて整えたような容姿。



ドライバーさん
「どーも、『次元タクシー』の運転役だ。よろしく。」



帽子を少し頭から離し、ほんのちょっと頭を下げる。




「こちら、中立に位置する方のようでして。
 陣営に関係なくお手伝いいただけるとのこと。」
ドライバーさん
「中立っつーかなぁ・・・。俺もタクシーも同じのが沢山"在る"んでな。
 面倒なんで人と思わずハザマの機能の一部とでも思ってくれ。」
ドライバーさん
「ま・・・チェックポイントとかの行き来の際にゃ、へいタクシーの一声を。じゃあな。」



窓が閉められ、タクシーが走り去っていく。




「何だか似た雰囲気の方が身近にいたような・・・ あの方もタクシー運転手が似合いそうです。」

「ともあれ開幕ですねぇぇッ!!!!
 じゃんじゃん打倒していくとしましょうッ!!!!」



榊からのチャットが閉じられる――














境界に振れる爪先
ENo.978
依知川 棗
ハザマに生きるもの
ちわわ




336 164



2nd
ちわわ

















境界に振れる爪先
ENo.978
依知川 棗
TeamNo.1394
ENo.1394
渕鳥 りぜ




114 254









ENo.978
依知川 棗
イチカワナツメ  180cm * 29歳


黒のミディアムショートに藍色の双眸。
派手めな色のメガネを掛けているが、伊達。
知人が趣味でやっている飲食店もどきに勤務中。

享楽と自由、諦念と怠惰、そういうもので出来ている。
他者の感情や想いを察しその痛みを理解する能力に欠ける。
正真正銘の人間であり、古くからのイバラシティの住人。
カスミ区にある勤務先の家屋の二階が、現在の住居。

弟(ENo.979)がひとりいる。


異能:“欺瞞《インダストリアル》”
異能の力が宿った紙にモノの名前を書くと、変化し、書いたモノの形になる。硬度は具現化された品に一時準じるが、結局は紙なので長持ちしないしよく燃える。
何でもかんでも具現化出来るわけではない。
専ら、チンピラを脅かすための武器の生成などに使用される。

----------
20~23 勤務先のオーナー
24~26 勤務先のバイトJK
25 / 30
49 PS
チナミ区
J-5
行動順7【援助】HL↑
4000
300







Noアイテム名種類強さ効果等
1不思議な武器武器10[効果1]- [効果2]- [効果3]-【射程1】
2不思議な防具防具10[効果1]- [効果2]- [効果3]-
3不思議な装飾装飾10[効果1]- [効果2]- [効果3]-
4不思議な牙素材10[武器]攻撃10(LV5)[防具]防御10(LV5)[装飾]器用10(LV5)
5軟式金属バット武器30[効果1]回復10 [効果2]- [効果3]-【射程2】
6不思議な食材食材10[効果1]治癒10(LV5)[効果2]活力10(LV10)[効果3]鎮痛10(LV15)
7不思議な食材食材10[効果1]治癒10(LV5)[効果2]活力10(LV10)[効果3]鎮痛10(LV15)
最大所持可能数[50]




異能・生産
名称LV説明
具現10創造/召喚
百薬10化学/病毒/医術
武器20武器作製と、武器への素材の付加に影響。

アクティブ
スキル名/元スキルLVEPSP説明
ブレイク5020敵:攻撃
ピンポイント5020敵:痛撃
クイック5020敵2:攻撃
ブラスト5020敵全:攻撃
ヒール5020味傷:HP増
クリエイト:タライ5040敵:攻撃&朦朧・混乱
ヒールポーション5060味傷:HP増
クリエイト:シリンジ5060敵:痛撃&自:HP増
コロージョン5070敵貫:腐食
ポーションラッシュ52200味傷6:HP増

パッシブ
スキル名/元スキルLVEPSP説明
攻撃550【戦闘開始時】自:AT増
防御550【戦闘開始時】自:DF増
器用550【戦闘開始時】自:DX増
敏捷550【戦闘開始時】自:AG増
回復550【戦闘開始時】自:HL増
活力550【戦闘開始時】自:MHP増
体力550【戦闘開始時】自:MSP増
治癒550【自分行動前】自:HP増
鎮痛550【被攻撃命中後】自:HP増
幸運550【戦闘開始時】自:運増
召喚強化520【常時】異能『具現』のLVに応じて、自身の召喚するNPCが強化





カード名/スキルEPSP説明
小さな小さな幸運
(ヒール)
020味傷:HP増




[深度]スキル名[深度]スキル名[深度]スキル名
[ 1 ]ヒートバインド[ 1 ]クラッシュ[ 1 ]フレイムブラスター



PL / はとなか