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<< 1:00>> 3:00
[基本]OK. [戦闘]OK. [取引]OK. 




こがら行商二日目


 電車の乗り間違い、というのは、時々取り返しのつかない結果を生むのは地方にとってはよくある話ですね。
 都心生活に慣れてしまうとわからない、地方の電車事情。スカスカの時刻表。死活問題の最終時刻。
 昨今すまほ全盛のこの時代、不幸な事故はかなり減ったという話ですが、だからと言って安全というわけでもありません。
 何も考えずに挑めばかなりの確率で深刻な自体を招く、それが地方行脚の実態ですから。

 ですが今回は格が違いました。

 正確には乗り間違えたのではなく『急遽車両乗り換えになったため移動した代車がヤバかった』わけですが。
 いや、方角的にはこんなもんかなー的に最初は構えていたんですよ、橋にさしかかったあたりで車窓の光景がおかしい。
 このあたりは某一級河川の広大に広がる河川敷に、長大な一本橋が数キロに渡ってさし渡されているというちょっとした名所なわけですけど、等間隔で配されているオレンジがかった街灯の明かり以外は見渡す限りの霧。もや。時間帯的に早朝の朝ぼらけと思いたかったんですがどんどん暗転しているわで、よくわからないのですけども明らかにダメな類の異変です。

 とっさに私は手元のマニュアル『行商のしおり』を覗き込みます。これは代々受け継がれた行商虎の巻、業務上想定される、あるいは過去発生したことがあるさまざまなトラブルの対処法についてが連綿と書き綴られた伝承の書でもあるのです。(ちなみに同人誌扱いですが今もこつこつ増刷されていますのでどなたでも購入可能です)

 そうこうしているうちに車両の速度が一気に下がり、そして停車しました。
 アナウンスも何もありません、単に霧の中を停車しているのです。

 乗り合わせた他の方々も異変に気付いたのか、車窓を見たり、手元の端末を操作したり不安そうに席を立ったりと心もとなげな雰囲気になってきました。

 そうこうしているうちに、前車両のほうの扉が開きます。
 車掌さんかと思いきや全然別の、黒いスーツ姿の男性が何か言っています。
 
「お待ちしておりましたァ!」

 どこも見てない青い目で朗々といろいろ説明してるんですが、その内容は割愛します。
 要約すると今この街がたいへんだからあなたたちでなんとかしてね、ということらしいのです。

「あのー」

 あまりにざっくりすぎて意味がわからなかったのでおそるおそる質問。「仕事があるんですが…」

「それはそれ、これはこれ!」

 一言で却下されました。「折角『選ばれた』んですからここは張り切っていただかないと!」

「いや選ぶ基準とかそういうのってどうなって」

 言いかけた私と、初めて目の前の男の人と目が合いました。ん?と思った瞬間ーー。


 車両の扉が突然開きました。

「まあ慣れですよ慣れ、ではがんばってくださいねェ!」

 それと同時に、おかしなモノが両開きの扉の向こうからせり出してきました。 
 先ほど男の人が説明していた『侵略者』というのとも違う、この世界の生き物?に類するものらしいのですが。
 それは明らかに敵意を向けてきて、こちらとしても対処せざるを得ない。そういう状況です。
 
 こうなったからには仕方ありません。マニュアルにあるように、有事の際のBCPに沿ったすみやかな行動を求められています。
 というわけで私は持っていた行李の片方、『有事用』のふろしき包みを取り出すと、わけのわからない『ナレハテ』という存在に効くであろう何がしかの品物を探します。

 すると、とっさに。『分析結果』という文字が視界にぱっと現れます。正式には視界ではなく、頭の中にという感じなのかもしれません。
 この世界の原生生命体の文字通りの原形態、いわゆる未分化あるいは最終的に生命体が行き着く姿の果て、とも取れる、この世界に普遍的に存在する脆弱な存在で、特に弱点もなく単純な攻撃で撃退可能。

 これは、この世界の機能かなにかかな?と最初は思いましたが便利なのでとりあえず受け入れました。
 なんたって非常時ですし、俗に言う『異世界』だそうですし、郷に入りては郷に従えといいますから。

 そんなわけで、私はとりあえず最もカタそうな特産品の鰹節(干しカツオ原型)を一ダースばかし投入した風呂敷包みでぶん殴りました。
 
 かなり効いてたのでそれを繰り返します。ひたすら繰り返します。
 食べ物を粗末にするなんてとんでもない、という脳裏に浮かぶ罪悪感に微妙な気持ちになりますが、千年の保存の歴史をもつ鰹節の強度はそんなもんではびくともしないでしょう。
 次元の狭間の有象無象よ、歴史の重みを食らってください。
 
 そんなわけで撃破。気がつけば周囲の光景は少しずつ明るさを取り戻し、やがて車両は扉を開けたままゆっくりと移動を始めました。
 どこか駅に着いたようですが、それが目的地ではないことは車両アナウンスを聞いて理解しました。

 チナミ駅。そう聞こえました。車両に居合わせた人たちはなんとも言えない表情で呆然と成り行きを見守っているしかなかったのですが、やがてその中の一人が、私の目の前で足を止めました。

「おいそこの。さっきいい動きしてたな、とりあえず組んでみないか」 

「なんぱ、ですか?」

 …今になって思うだに自分でも、もう少し言い方があったよなあと今になって思うわけですけども。


====






特に何もしませんでした。















コガラ研究会
ENo.1249
新沼ケンジ
ENo.1583
橋部渡 こがら
ハザマに生きるもの
歩行雑木
ちわわ
















凪の水平線
ENo.468
若宮線引
ENo.469
風凪マナカ
コガラ研究会
ENo.1249
新沼ケンジ
ENo.1583
橋部渡 こがら








マッケンジー(1249)駄木 を入手!
マッケンジー(1249) を入手!






マッケンジー(1249) により ItemNo.4 不思議な牙 から防具『黄色いレプユニNo.7』を作製してもらいました!
 ⇒ 黄色いレプユニNo.7/防具:強さ25/[効果1]防御10 [効果2]- [効果3]-/特殊アイテム
マッケンジー
「ヒノデから世界へ。」

ItemNo.5 不思議な石 から射程3の武器『染め抜きのふろしき』を作製しました!
 ⇒ 染め抜きのふろしき/武器:強さ20/[効果1]回復10 [効果2]- [効果3]-【射程3】/特殊アイテム

マッケンジー(1249) の持つ ItemNo.4 不思議な牙 から射程1の武器『微動だにしないドバト(1)』を作製しました!

晴(1492) とカードを交換しました!

ブラック・マジック (ブレイク)


ストレングス を研究しました!(深度0⇒1
ストライキング を研究しました!(深度0⇒1
ジェイド を研究しました!(深度0⇒1





次元タクシーに乗り『チナミ区 E-5:出発地』に転送されました!

チナミ区 E-6(道路)に移動!(体調30⇒29
チナミ区 F-6(道路)に移動!(体調29⇒28
チナミ区 G-6(道路)に移動!(体調28⇒27
チナミ区 H-6(道路)に移動!(体調27⇒26
チナミ区 I-6(道路)に移動!(体調26⇒25













―― ハザマ時間が紡がれる。



ノウレット
「おっくれまして―――ッ!!」



ノウレット
ショートの金髪に橙色の瞳の少女。
ボクシンググローブを付け、カンガルー風の仮装をしている。やたらと動き、やたらと騒ぐ。



チャット空間に突如として現れたカンガルー姿の少女。




「おやおや・・・、・・・おやおや。これはこれは。
 ・・・いかにも面倒そうな。」



黒髪に蒼い瞳、黒スーツ。
細く鋭い目で怪しげな笑顔を頻繁に浮かべる。
整ったオールバックだが、中央の前髪がすぐ垂れる。



ノウレット
「はぁい!初めまして初めましてノウレットって言いまぁす!!
 ここCrossRoseの管・・・妖精ですよぉっ!!皆さんよろしくおねがいしまぁーっす!!」

「ほほぉー・・・CrossRoseに管理者がいたんですか。これはこれは、いつもご苦労さまです。」
ノウレット
「はぁい!ありがとーございま―――っす!!」



元気よく両手両足を伸ばし空間を飛びまわる!




「・・・・・。先ほど次元タクシーのドライバーさんにもお会いしましたが、
 貴方も彼らと同様、ハザマの機能の一部であり、中立ということですよね?」
ノウレット
「機能なんて言わないでください!妖精です!!妖精なんです!!」

「・・・・・。妖精さんは中立なんですね?」
ノウレット
「はぁいモチロンです!私がどっちかに加勢したら圧勝ですよぉ!圧勝!!」



シュシュシュ!っと、シャドーボクシング。



ノウレット
「――ぁ、そうだ。そういえば告知があって出演したんですよぉ!!」

「告知・・・・・ですか?」
ノウレット
「はぁい!ここCrossRoseを舞台に、大大大大闘技大会をするのですっ!!
 両陣営入り乱れてのハチャメチャトーナメントバトルですよぉ!!」

「闘技大会・・・・・ハザマで常に戦っているのに、ですか?」
ノウレット
「はぁい!たまには娯楽もないと疲れちゃいますのでッ!!」

「・・・・・常に戦っているのに闘技大会、ですか?」
ノウレット
「はぁい!!」

「・・・・・」
ノウレット
「・・・え、なんかダメです?」

「・・・いえいえ!個人的な意見はありますが、個人的な意見ですので。」



ノウレット
「あ!でもすぐじゃなくてですね!!まだ準備中なんです!!
 賞品とかも考えなきゃいけませんしぃ!!」
ノウレット
「それでは!おったのしみにぃ――ッ!!!!」




「・・・はぁい。」



チャットが閉じられる――














コガラ研究会
ENo.1249
新沼ケンジ
ENo.1583
橋部渡 こがら
ハザマに生きるもの
歩行石壁
大黒猫




534 151



2nd
大黒猫



4th
歩行石壁







ENo.1583
橋部渡 こがら
ジョーバンラインに乗ってはるばる遠方からやってきた、風呂敷包みをかかえた年代不詳の人。一応仕事は『行商』だと説明するものの包みの中身は自分でもよくわかっていない雑多かつ様々な商売道具に満ちているらしい。
イバラシティの異変に巻き込まれる形で里帰りの途中で下車した。
25 / 30
90 PS
チナミ区
I-6
行動順5【順応】AT・DF・DX・HL↑
4000
300







Noアイテム名種類強さ効果等
1不思議な武器武器10[効果1]- [効果2]- [効果3]-【射程1】
2不思議な防具防具10[効果1]- [効果2]- [効果3]-
3不思議な装飾装飾10[効果1]- [効果2]- [効果3]-
4黄色いレプユニNo.7防具25[効果1]防御10 [効果2]- [効果3]-
5染め抜きのふろしき武器20[効果1]回復10 [効果2]- [効果3]-【射程3】
6不思議な食材食材10[効果1]治癒10(LV5)[効果2]活力10(LV10)[効果3]鎮痛10(LV15)
7不思議な食材食材10[効果1]治癒10(LV5)[効果2]活力10(LV10)[効果3]鎮痛10(LV15)
最大所持可能数[50]




異能・生産
名称LV説明
自然10植物/鉱物/地
変化10強化/弱化/変身
武器10武器作製に影響
付加10装備品への素材の付加に影響

アクティブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
ブレイク5020敵:攻撃
ピンポイント5020敵:痛撃
クイック5020敵2:攻撃
ブラスト5020敵全:攻撃
ヒール5020味傷:HP増
ストーンブラスト5040敵:地撃
ストレングス50100自:AT増
ロックスティング5050敵:地痛撃
クラック50160敵全:地撃&次与ダメ減
ストライキング50150自:MHP・AT・DF増+連続減
ジェイド50150自:鎮痛LV・LK増

パッシブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
攻撃550【戦闘開始時】自:AT増
防御550【戦闘開始時】自:DF増
器用550【戦闘開始時】自:DX増
敏捷550【戦闘開始時】自:AG増
回復550【戦闘開始時】自:HL増
活力550【戦闘開始時】自:MHP増
体力550【戦闘開始時】自:MSP増
治癒550【自分行動前】自:HP増
鎮痛550【被攻撃命中後】自:HP増
幸運550【戦闘開始時】自:LK増
上書き付加500【常時】[スキル使用設定不要]生産行動『効果付加』時、効果2に既に付加があっても上書きするようになる。





被研究カード名/スキルEPSP説明
ブラック・マジック
(ブレイク)
020敵:攻撃




[深度]スキル名[深度]スキル名[深度]スキル名
[ 1 ]ストレングス[ 1 ]ストライキング[ 1 ]ジェイド



PL / あな