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[基本]OK. [戦闘]OK. [取引]OK. [スキル]OK. 








       花一輪 
       そこに花が咲いていて、だから
       なにもかも夢であった気もするんだ。
       きれいなものはすべて、この世はすでに。

       否定の世界アンジニティ――世界の掃き溜め。
       様々な世界からの『否定され追放された者』が棄てられる世界。
       食物は腐り、大地は枯れ、生者に安息無き行く末の土地。

       そこを男がひとり歩いていた。男は罪人だった。
       往生、彼は手負いの身体を引きずり引きずり
       どこへともなくふらふらと、単に歩いていた。
       罪の名前を、数えるようにくちずさみ
       夢見るようにさまよった、なかば狂気の笑みを浮かべながら。
       そして、終(しまい)に罪人は行き倒れた。

       罪人が追放されたおり、服に種子がついていたのだった。
       この不毛の大地に花は根を下ろし、芽を出しやがて咲いた。
       仲間はいない。繁殖はなされない。罪人が去った今、もはや眺める者もいない。


       だが花は咲いた。それが種子に刻まれた宿命だからだ。
       陽光なき腐った血だまりのような空のもと花は咲き、
       花のほかには渇きの大地がどこまでも続いていた。
       戦塵まじりの風が吹く。花はふるえた。
       なぜかしら、今日も散らなかった。
       明日が来る、いつまで?…



今際、罪人は花の夢を見た。それはそれは美しかった。花はたった一輪でこの土地が不毛であるという事を否定して見せていた。










イバラシティ西北チナミ区・そびえ立つ塔が目印の芸術総合施設『チナミ芸術館』
ギャラリースペースで、展覧会が開かれている。
阿片せつせつ(アガタ セツセツ)という若手の画家の作品だ。

アガタはもともとヒーリング・アートを描いていた青年だ。
ヒーリング・アートとは心を癒したり、病の治癒に助力するような芸術の総称であり、例としては病院の壁に飾ってある絵画や流れる音楽などをいう。



いつからか散発的に、アガタの絵画は長期入院患者たちの支持を得はじめた。
見る者に《生命の慈愛》を感じさせるという 作品が、各地の医療現場を中心に需要が高まっていった。

時には、余命を宣告されていたにもかかわらず、アガタの絵を購入し病床で眺め過ごすようになってから
奇跡的に回復したという人間すら現れた。

絵画にはなにか特別な――異能的な力は、ない。

それはたまたまか、あるいは患者自身の治癒力か、美的体験のプラス効果か、プラシーボ効果(効果があると信じるあまり効能がでる)か…は、あったのかもしれない。


しかし、そのような例がメディアで放送されるにつれて、
オカルトチックな側面も含めてアガタの名声は高まっていった。

アガタの作品の熱心な愛好者は、本当にこの絵画が病やケガへの治癒力を高めると信じている。


*      *      *



明らかに良い身なり。周囲にお仕着せられたオーダーメイドのスーツを着て、
画家・アガタは世間のイメージを守りながら芸術館を視察する。
今日は芸術館の支配人、広報担当者との打ち合わせだった。
堅苦しい用事を終え、アガタは逃げるようにチナミ芸術館をでる。

…ふ、と出入り口付近のカフェ――『サニーバックス』に気取られた。
そこに見知った顔があったからだ。


アガタ
「あ、すみません…… あの……あ~~~~~~~~!
ハヤミちゃん!?ハヤミちゃんでしょ!」
ハヤミ
「…アガタ!」
アガタ
「やっぱりそうだ!ハヤミちゃ~ん!かわっとら~~~ん!」

その同じ年頃の男―ハヤミ、そしてアガタ、ふたりは同じ中学校にかよっていた美術部の先輩と後輩だった。

アガタ
「うわあ~~~~~ひさしぶり!何年ぶりかな?ハヤミちゃん卒業してからじゃけぇ…」
ハヤミ
「じゅう…っていうか…、…俺のこと覚えてたのかよ、」
アガタ
「忘れるわけなかよ~~~~~!サニバ来とるって事は…オレの展覧会の帰り?わ~っ見てくれたん?どう?どう?うれしい~~~~~ありがと~、ハヤミちゃんは相変わらず面倒見えーねぇ!昔とべつに、そがい変わらんとじゃ?いや、もっとうもうなった思うけど
昔から描きたいもなぁ変わってのうて、じゃけぇ」



ハヤミ
「(…アガタは絵の話が好きだ)」

アガタ
「こがいにえっとの人やらオレの絵好いてくれるなんて、有難い事やんね。うれしいな~~~これでもっと、絵が描ける。それが一番うれしいんじゃ。展覧会の話が来ると、展覧会に向けてえっと絵を描くことになる。それがいちばんうれしい!」

ハヤミ
「(アガタは絵が好きだ…)」
(中学の時から一度も、この男から、『産みの苦しみ』を聞いたことがない。
スランプだと聞いたことも、上手く描けないといった弱音さえも。
絵を晒す時は堂々としていた。同級生たちが、何も描いていないように見えると言っていた
ただ水にぬらしただけのようなキャンパスでさえも。アガタは絵だと言っていた。
現に今は…、それがアートだと言われて大衆に愛されている。)

(瞼の裏に中学校のほの明るい美術室を思い描く。
似たり寄ったりの美術部連中の一人でしかない、冴えない、ただの男だったように思うのに。いつ――ー)


アガタ
「…ちゃん?」
アガタ
「ハヤミちゃん?聞いとーぅ?」
ハヤミ
「ああ、うん…」
アガタ
「ええねんね?」
ハヤミ
「うん… …うん?なにが?」
アガタ
「やった~~~~ よろしく!!」
ハヤミ
「やったあって!?」

アガタ
「え?じゃけぇオレ、彼女にふられたばっかりじゃけ面倒見てくれる人ひつようなんよね。マネージャーは引継ぎしてくれるんなけど、しばらくプライベートの世話したりしてくれる人がおらんの。」


「食事やらそがいなん、ハヤミちゃんやってくれるんやろ?ありがと~~~」


「昔もよう世話してくれたけーの、ぷたメンやら、あまい棒やら。
いつもすごいたすかっとった~。たすけられてばっかしやねー
またおねがいねえぇ~」


アガタはハヤミに、なれなれしく肩を寄せる。




こうしてふたりの絵描きは再会した。
互いにそう信じていた。
それでも何もかもが在りもしない話だった。恋人と別れたことも、2人が友だったことも、絵画を愛したことすらも。
アガタなどという人間は存在しない。すべては、うたかたの夢なのだから。








『ワールドスワップ』
《否定の世界》アンジニティによる、他の世界への侵略行為・能力。イバラシティの『仮の住人』となり、侵略戦のその時まで、一時的に記憶や姿が『イバラシティに適応したもの』に置換される。







ENo.664 闇のおえかき とのやりとり

 ――――ハザマの地。遠く、誰かが在りもしない名前を呼んでいる。
 声を張り上げるというほどでもなく、それよりは幾分か控えめな声で。

 声の主は、誰かを探しているようだ。
 その呼び声は何度か繰り返されるうちに、次第に遠ざかっていく。


 ……だんだんと、そして聞こえなくなった。


ENo.931 女疾石 伊舎那 とのやりとり

伊舎那
「ああ、あなたは"そちら側"の方だったんですね。」
伊舎那
「僕、あなたの絵を向こうの僕で拝見したんですよ。

実は僕も絵を嗜んでいまして……とても綺麗な絵だと思いました。

ああいうの、ヒーリングアートっていうんですね。」
伊舎那
「……残念です、あなたが"そちら側"についてしまっていることが。」







ハザマの刻。

怪しく荒んだ風景の中、目に付くところに行き倒れた男があった。
男はもはや口をきく体力もない。そもそも意識もない。
瞳も耳も閉ざされ、否定の大地で朽ちていく。
その傍らで一輪の ごく小さな野草が花を咲かせていた。














TeamNo.537
ENo.537
光のおえかき
ハザマに生きるもの
ナレハテ








アガタ(537)不思議な食材 を入手!






駄木(50 PS)を購入しました。
駄石(50 PS)を購入しようとしましたが、PSが足りませんでした。
焼きそばパン(50 PS)を購入しようとしましたが、PSが足りませんでした。

命術LV15 UP!(LV0⇒15、-15CP)
幻術LV5 UP!(LV0⇒5、-5CP)
付加LV20 UP!(LV0⇒20、-20CP)

ItemNo.2 不思議な防具ItemNo.4 不思議な牙 を付加しました!
 ⇒ 不思議な防具/防具:強さ10/[効果1]- [効果2]防御10 [効果3]-/特殊アイテム
アガタ
「(不思議な防具に 絵が描かれていた)」

ハヤミ(664) の持つ ItemNo.3 不思議な装飾 に ItemNo.4 ペンタブの替芯 を付加しようとしましたが、指定アイテムが装備品と素材ではありませんでした。

ユヅキ(172) とカードを交換しました!

かわはるのらくがき、その1 (ブレイク)


ブレス を研究しました!(深度0⇒1
ブレス を研究しました!(深度1⇒2
ブレス を研究しました!(深度2⇒3

アクアヒール を習得!
シャイン を習得!
ブレス を習得!
水特性回復 を習得!





次元タクシーに乗り『チナミ区 E-5:出発地』に転送されました!

チナミ区 E-6(道路)に移動!(体調30⇒29
チナミ区 F-6(道路)に移動!(体調29⇒28
チナミ区 G-6(道路)に移動!(体調28⇒27
チナミ区 H-6(道路)に移動!(体調27⇒26
チナミ区 I-6(道路)に移動!(体調26⇒25

ハヤミ(664) からパーティに勧誘されました!













―― ハザマ時間が紡がれる。




「・・・60分!区切り目ですねぇッ!!」



黒髪に蒼い瞳、黒スーツ。
細く鋭い目で怪しげな笑顔を頻繁に浮かべる。
整ったオールバックだが、中央の前髪がすぐ垂れる。



チャットで時間が伝えられる。




「先程の戦闘、観察させていただきました。
 ざっくりと戦闘不能を目指せば良いようで。」

「・・・おっと、お呼びしていた方が来たようです。
 我々が今後お世話になる方をご紹介しましょう!」



榊の前に1台のタクシーが止まり、窓が開く。



ドライバーさん
次元タクシーの運転手。
イメージされる「タクシー運転手」を合わせて整えたような容姿。



ドライバーさん
「どーも、『次元タクシー』の運転役だ。よろしく。」



帽子を少し頭から離し、ほんのちょっと頭を下げる。




「こちら、中立に位置する方のようでして。
 陣営に関係なくお手伝いいただけるとのこと。」
ドライバーさん
「中立っつーかなぁ・・・。俺もタクシーも同じのが沢山"在る"んでな。
 面倒なんで人と思わずハザマの機能の一部とでも思ってくれ。」
ドライバーさん
「ま・・・チェックポイントとかの行き来の際にゃ、へいタクシーの一声を。じゃあな。」



窓が閉められ、タクシーが走り去っていく。




「何だか似た雰囲気の方が身近にいたような・・・ あの方もタクシー運転手が似合いそうです。」

「ともあれ開幕ですねぇぇッ!!!!
 じゃんじゃん打倒していくとしましょうッ!!!!」



榊からのチャットが閉じられる――














光と闇が備わり別に最強にはならないおえかき(仮称)
ENo.537
光のおえかき
ENo.664
闇のおえかき
ハザマに生きるもの
ヤンキー
歩行石壁




225 231


1st
ヤンキー



3rd
歩行石壁


















TeamNo.430
ENo.12
阿宮ヨウ&アンブラ
ENo.430
リオット・ヘーゼル
光と闇が備わり別に最強にはならないおえかき(仮称)
ENo.537
光のおえかき
ENo.664
闇のおえかき




621 246











ENo.537
光のおえかき
【阿片 せつせつ(アガタ セツセツ)】
かなりぱっとした絵描きの男。
芸術一本でやっていける名声があり、駅前とかで
展覧会ひらかれます!とか大々的に宣伝してある。
ハヤミ(速水徹夜)の中学時代の美術部の後輩で、
個展の為に移動していてハヤミと再会し、
昔のノリそのままでしたっている。

【異能】『アイフェイヨ~ン』
一生に一度しか使えないらしい能力。
巨大な星の姿で、日夜イバラシティ上空に浮かんでいる
イバラシティならどこでも天気によって見れる。
使うと落ち、燃え尽きながらアガタが指定した「ねがいごと」を一つだけ叶える…と思われるが、使ったことがないし
一回しか使えないから証明しようがなく、
本当に叶うのか なぞ。



…と、いうような人生を侵略によってあたえられた『否定の世界:アンジニティ』の存在である。

【アガタ関連ロールまとめ】
http://lisge.com/ib/talk.php?s=471

【設定画とかTumblr】
https://hikarinooekaki.tumblr.com/
25 / 30
0 PS
チナミ区
I-6
行動順9【日和】AT・AG・HL↓
4000
300







Noアイテム名種類強さ効果等
1不思議な武器武器10[効果1]- [効果2]- [効果3]-【射程1】
2不思議な防具防具10[効果1]- [効果2]防御10 [効果3]-
3不思議な装飾装飾10[効果1]- [効果2]- [効果3]-
4
5不思議な石素材10[武器]回復10(LV5)[防具]敏捷10(LV5)[装飾]幸運10(LV5)
6不思議な食材食材10[効果1]治癒10(LV5)[効果2]活力10(LV10)[効果3]鎮痛10(LV15)
7不思議な食材食材10[効果1]治癒10(LV5)[効果2]活力10(LV10)[効果3]鎮痛10(LV15)
8駄木素材10[武器]体力10(LV20)[防具]防御10(LV20)[装飾]攻撃10(LV20)
最大所持可能数[50]




異能・生産
名称LV説明
命術15生命/復元/水
幻術5夢幻/精神/光
付加20装備品への素材の付加に影響。

アクティブ
スキル名/元スキルLVEPSP説明
ブレイク5020敵:攻撃
ピンポイント5020敵:痛撃
クイック5020敵2:攻撃
ブラスト5020敵全:攻撃
ヒール5020味傷:HP増
アクアヒール5040味傷:HP増+炎上・麻痺防御
シャイン5060敵貫:SP光撃&朦朧
ブレス5060味傷:HP増+祝福

パッシブ
スキル名/元スキルLVEPSP説明
攻撃550【戦闘開始時】自:AT増
防御550【戦闘開始時】自:DF増
器用550【戦闘開始時】自:DX増
敏捷550【戦闘開始時】自:AG増
回復550【戦闘開始時】自:HL増
活力550【戦闘開始時】自:MHP増
体力550【戦闘開始時】自:MSP増
治癒550【自分行動前】自:HP増
鎮痛550【被攻撃命中後】自:HP増
幸運550【戦闘開始時】自:運増
水特性回復520【戦闘開始時】自:水属性スキルのHP増効果に水特性が影響





カード名/スキルEPSP説明
かわはるのらくがき、その1
(ブレイク)
020敵:攻撃




[深度]スキル名[深度]スキル名[深度]スキル名
[ 3 ]ブレス



PL / 宮沢