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<< 0:00>> 2:00
[基本]OK. [戦闘]OK. [取引]OK. [スキル]OK. 




――SIDE [Ibara]

店長の朝は早く、夜は遅い。
朝靄の中出勤し丑三つ時に帰路へ着くのもままあることだ。
そして、何時如何なる時も出勤と同時に店内状況を確認し、客の動きに対応できるよう頭の内に手順を描く。

ハイン
(……あの客、そろそろ帰りそうだな)

連日、同じ時間に勤めていると客の流れも読めてくる。
夜半過ぎに訪れ、モーニング開始前後に店を去る見覚えのある客を雑に見遣ると、いつ呼ばれても良いようレジの脇にて待機する。
店長として、当たり前の業務である。

イバラシティの一角、オオキタ区に居を構えるファミリーレストラン『Benny's(ベニーズ)』
若くしてその店長を勤める青年、ハイン=シェルストリームは今日も今日とて、普段と変わらぬ日常を過ごしていた。

ハイン
「…………」

待機といえば聞こえがいいが、言ってしまえばただ立っているだけ。
ハインはただ待つのも忍びないと店内を見回し、目の前……よく磨かれたガラスが照り返す己の姿をなんとなしに眺め見た。

整った容貌――と褒められても本人には実感はないが――は人間離れした美しさと、その内に何処か幼さを残し、18……いや、そろそろ『書類上は』19歳になる『らしい』年相応のものとなっている。

……とは、全て他人からの評価であり、まったく自覚はないのだが。

ハイン
「…………」

ハインは笑顔の練習とばかりに微笑んでみるも、その視線は顔面よりも若干上方……『極普通の』耳へと向いてしまう。

ハイン
(さすがにもう、慣れたけど……自分の顔に小さい耳がついてるのは、不思議な感じ)

――映る姿は、彼生来のそれではない。
年齢不相応な職な店長職同様、ひょんなことから他者より授かった物であり……。

ハイン
(『この世界に来て』……もうそろそろ一年、か)

約一年前。
ハイン=シェルストリームは118年に及ぶ生涯を終え、この世界――イバラシティに転生を果たした。

ハイン
(流行りの異世界転生、とか言われた時は何処の流行りかと思ったけど、まさかこの世界の流行りとは……)

つい一年ほど前までは、極普通のエルフとして生きてきたハインだが、
この世界に転生してそろそろ一年。
生来の律と異なる世にも、イバラシティという町にも慣れを覚え……。

ハイン
(……確かに、僕も死因は轢死だけどさ、どう考えてもトラックの代用品は……無理だよなあ)

最近では『嗚呼、自分が転生なんて目に合ったのはこの世界にある文化を捻くれた解釈したんだな』と気付く程に知見も深めた。

転生という言葉通り、今のハインは種族こそ人間だが、生前の自分を模して作られた身体らしく外見は殆ど変わらない。
それこそ、耳が人間のそれに変わっただけで別種族になったとは信じられないほどに馴染んでいる。

ハイン
(初めはこの身体にも、何かしらのチートがあると思ったっけ……)

そう、何処か捻くれてるとはいえ、彼もまた異世界転生者の端くれ。
ご多分に漏れず、その際に出会った女神により俗に言うチート能力を授かっており……何を隠そう、この店こそ彼が授けられたとっておき。

その名も――【不労所得】のチートである。

土地、建物の権利書は転生した際懐に収まっていた。
同時に、与えられた口座、そして通帳に記載されていた5000兆円の数字に度肝を……いや、最初は全く抜かれなかったわけだが。
金銭的価値を理解した後、改めて絶句したものだ。

女神曰く【不労所得】のチートは店の稼ぎという体で、定期的に働かずとも生きていけるだけの金銭が振り込まれるチートであり、店長という肩書きは、冒険者という職が存在しないこの世界において流れ者は非常に生き辛い故用意した書類上のものとのこと。


ハイン
(……まあ、書類の上で店長なら、実際に店長として働いてもなんらおかしなことはないし、別に悪いことはしてないよな)


そんな発想から肝心要の【不労】を無に帰してこそいるものの、実のところ下手に働いてしまったばっかりに彼のチートは少しずつ崩れはじめているがそれはそれ。
多少崩れた所で何の影響もない程に――彼のチートは、不労所得は強すぎた。

なにせ5000兆円だ。
意識しても食い潰せる額ではなく、不労所得のアシストチートにより用意されたチート税理士は今ごろ悲鳴をあげてることだろう。
ド素人どころか、イバラシティに疎い彼が店長として勤めた所でどんな損害も屁の河童、ましてや最近世界にも店にも慣れ、できる限りお金を減らそうと意識しはじめたハインが全力で無茶をやらかし続ける今となっても、凄まじい額の残金が残っている。


ハイン
(……質が変わっただけで、最近も去年も、ずっと苦労してる気がしてきた……)


具体的には、最近だと減らぬお金に頭を抱え。
去年、イバラシティに来た直後は……常識の隔絶から幾度も大惨事を引き起こした。


幸い、イバラシティで得た数少ない知己。

より得た常識のおかげで、己の金銭感覚や常識を正すことができ。
チート税理士を調整し、年商も上手いこと調整――しても、結局年収は兆単位なのだが――を果たしつつ


……


幸い、常識と写真を教える順番にて正解を引き当てたため、お巡りさん一直線な写真は所持しておらず





ハイン
「…………」

転生から一年。
その最中にあった諸々を思い返し、意識を今へと切り替える。

この世界にもすっかり慣れ、その『異世界転生』というフィクションの概念さえも学んでしまったハインからすれば、現状は不足が目立つと言える。少なくとも、万事滞りなくこなすのは女神より授かったチートだけでは不可能だった。
転生直後は勿論のこと、こうして慣れ親しんだ今となっても、本来チートが炸裂しているはずの店内で定期的に失敗をやらかすわけであり……ハインとしては、最近あまり店もリカバリーしてくれない気さえ感じている。

いや、そうした無数の失策をやらかした上で、この店がこうしてイバラシティに溶け込んでいる現状こそ、チートの賜物かもしれないが。

――本当に、これで自分のチートは全てだろうか。

事ある毎、ハインの胸にそうした不安が湧き上がる。
……正直、内政チートといったジャンルもあると学んだ時は自分もそれかと思ったが、今となっては状況が違う。


ハイン
「……榊のあれから、もう随分と経ったけど……」


それは、昨今のハインを常に苛む一つの不安。
少し前、逢魔が時に見た幻聴――と、今のところハインは処理している――榊と名乗った男の言葉。
幻聴にしては、むやみやたらと耳に残ったそれがどうしても気になって仕方がない。

仮に、あれが集団幻聴――類似した内容を自分以外も聞き及んだらしいことは確認済だ――の類や、誰かが異能でイタズラをしたのではなく、現実に今後起こりうる何かの予期ならば。

あれが集団幻覚の類でなく、本当に侵略が始まるとすれば……。
異世界が、この世界への介入を試み、争いになるとすれば……。

侵略という物騒な言葉が、ことある毎に不安と共に脳裏を過ぎる。

自分自身に対する不安はさほどない。
生前、多少なら狩りを嗜んでいたし、魔獣を倒したこともある。
少なくとも周囲にいる人間よりはそういったことに適正があるとは思えるが……無双できるほどチートかと言えば、正直なところ自信はない。

もし本当に、大規模な侵略が起きるのなら。
必要なのはそれこそ、無双できるようなチートだろう。

どれだけの人間が巻き込まれるかは知らないが、その内に見知った顔がいるなら、少なくとも店で働くバイト達や若旦那――は、ともすれば助けも不要かもしれないが――くらいは、怖い目に合わぬよう気遣えたら。

ハイン
(いやでも、榊の話からするに、声が聞こえたということはなんらかの異能を持ってて、対抗する手段があるってことなんだっけ……ん?)

と、混乱しかけたハインの眼前にて、店内の状況が変化した。
視界の端で動いたそれに思考を中断、ハインは本来の業務へと戻りながら無理矢理な結論を、頭の内に一つ残す。

――まあ、この店と同じだ。なるようになる。

そう、雑に思考を打ち切ると業務へと切り替え、コーヒーポット片手に店内を巡る。

本来、莫大な金銭を持つハインへ与えられたそれなりの社会的地位といった扱いのチートだったそれ。
初めは興味本位での挑戦だったそれを、彼は自ずと、この世界において自身のやるべき業務だと定めていた。


ハイン
「コーヒーのお代わりは……」

モブ客
「あ、お願いします」


淹れたてのコーヒーを、直接注ぐ。
ベニーズをベニーズたらしめるお代わり自由のサービスを手ずからこなすだけの余裕が、この時間帯の店内には存在した。

この時間こそ穏やかだが、午後になれば学生と主婦で相応の賑わいを宿し、夜には半ば戦場と化すメインフロア。
だが、チートバイトは論外に頼れるし、ごく普通のバイト諸君もよくやってくれている。
少なくとも私生活においては、今の自分は恵まれているし……こういうのをチートと呼ぶのも、頷ける。

コーヒーを注ぎ終えたハインは、こちらを見もせず死んだ魚のような目でノートPCに向かう常連客に一礼すると次の業務を探すかのよう改めて店内を見回しながら……ひとまずは、意識を日常の中へ。

いつ何が起きてもいいように、榊の言葉を頭の片隅に残したまま、当たり前の今日を生きていく。









――この世界の一部を改変し、辻褄を合わせ、ごく自然に、巧妙に……


一字一句違わず思い返せる、榊の言葉。


人の営みを思えば、この店も、自分の住居も明らかに異質だ。
……いや、ことオオキタ区に限って言えば正直普通に思えないこともないのだが、イバラシティ平均で言えば間違いなく異質と言えるはずだ、そうだと言って欲しい。

この店は各地に展開するファミリーレストランのチェーン店という触れ込みで出店したが、そういうものと納得されるか、初めて知ったと受け入れられるかのどちらかで……この一年、そんな店は存在しないと指摘されたことは一度もない。

巧妙……かどうかは、ハインとしても疑わしいと感じているが、それが例え無理矢理でも、何らかの形で辻褄を合わせているのは否めない。


――もしも、
自分が

それと知らないだけで、



アンジニティの人間だったとしたら?



ハイン
「…………」


ハインは業務を言い訳に、僅かに浮かび上がった危惧を己の奥底へ押し殺す。





――こうして、ハインが業務に当たる少し前。
彼自身は眠りに落ちていた、その合間。

榊により、追って詳細を伝えられたことも。
抱いた危惧が、限りなく杞憂に近いと確信したことも。
対峙したナレハテを打ち倒したことも。
見知った顔に声をかけたことも。

騒乱が、幕を開けたことも。

ハインは何も知らずに、店長としての業務をこなしていく。
今まではもちろん――これからも。






 
――SIDE [Hazama]
ハイン
「……なるほど」
思わず声に出して呟くと、ハインは今し方告げられた榊の言葉。
ハザマについての詳細を頭の内で繰り返した。
ハイン
(榊の言葉が本当なら、アンジニティの存在はハザマに来るとその記憶が戻る、か)
ハイン
(……イバラシティでも、僕には元の世界の記憶がある。
そこに変化がない以上、本来の記憶とやらも今のところ心当たりはない)
ハイン
(僕の世界は、アンジニティではない。
まだ少しグレーではあるけど……そう思い込むには十分な情報だと言えるし、ひとまず、陣営としてイバラシティ側なのが確定しただけでも良しとしとこう)
そうして思考を回しながら、改めてハザマの世界に目を向ける。
ハイン
(……イバラシティとは、まるで違う……)
風景が、という意味も勿論だが――何よりも、気配。
周囲から漂う、いつ襲いかかってきてもおかしくないほどの敵勢気配。
平穏だったイバラシティとはまるで違うそれは、否が応でも戦いが産まれると告げるが如く隙間なく周囲を埋め尽くす。
胡散臭さとは裏腹に、榊の言葉は偽りなく。
今から始まるのは極大規模な――それこそ、自分の転生そのものがこれに備えて施されていた。そう言われても、二つ返事で納得してしまいそうな程の――侵略行為。
ハイン
「え、実験台……?」
そう思わせるには十分な状況だ、と。
改めて現状を認識していたハインに榊が告げる。
言葉に応じて顔をあげれば、どこかスライムにも似た――昔を思い返すには決定的に違う、ナレのハテ。
ハイン
「……武器を用意する暇もない、か。
いつの間にか持ってたコレで戦えってことだね」
ハインは小さく溜息を零し、目の前のナレハテに意識を向ける。
ハイン
「…………」
ハイン
(いやホントなにこれ、あまりにも不思議が過ぎる……)
……そしてすぐさま、手にした武器に意識を完全に埋め尽くされた。

ENo.126 箕田ウロス とのやりとり

「ハインさん!
クロスローズってやつで調べてみたら、どうやら居るみたいだからよ。試しにチャットてのを送ってみてるんだが……

そっちは無事かい?」


ENo.137 ユミール・ハルトマン とのやりとり

ユミール
「ハイン店長! 店長もここに迷い込んでいたんだね!?
うん、今……食糧不足でさ、今すぐBenny'sのデリバリー、次元原付とかで来れない?
賞味期限あるから、日替わり幕ノ内弁当30人前、味噌汁、緑茶付き。
30分以内、配達大丈夫? うん、支払いはカード一括かな」






ハイン
「……単独行動の利点は、小回りが利くことだけど……
それにしてもなあ」












転生チートかと思ったがバトルはそうでもなかったぜ!
ENo.27
ハイン・シェルストレーム
ハザマに生きるもの
ナレハテ








ハイン(27)不思議な食材 を入手!






駄木(50 PS)を購入しました。
駄石(50 PS)を購入しようとしましたが、PSが足りませんでした。

具現LV20 UP!(LV0⇒20、-20CP)
武器LV20 UP!(LV0⇒20、-20CP)

ItemNo.4 不思議な牙 から射程2の武器『薄緑の短弓』を作製しました!
 ⇒ 薄緑の短弓/武器:強さ30/[効果1]攻撃10 [効果2]- [効果3]-【射程2】/特殊アイテム
ハイン
「武器は現地調達か……困りはしないんだけど、ううん……
腑に落ちない……チートって一体……」

クロ(680) の持つ ItemNo.4 不思議な牙 から射程3の武器『小さな勾玉』を作製しました!
マサ(1514) の持つ ItemNo.5 不思議な石 から射程1の武器『たまたま持ってた薬(私物)』を作製しました!

クロ(680) により ItemNo.5 不思議な石 から装飾『Benny's社員証』を作製してもらいました!
 ⇒ Benny's社員証/装飾:強さ30/[効果1]幸運10 [効果2]- [効果3]-/特殊アイテム
クロ
「今回はお取引ありがとうございます。また機会があればよろしくお願いしますね!」

フェル(642) とカードを交換しました!

無理矢理伸ばされる手 (ヒール)


エキサイト を研究しました!(深度0⇒1
エキサイト を研究しました!(深度1⇒2
エキサイト を研究しました!(深度2⇒3

クリエイト:タライ を習得!
召喚強化 を習得!





次元タクシーに乗り『チナミ区 E-5:出発地』に転送されました!

チナミ区 F-5(道路)に移動!(体調30⇒29
チナミ区 G-5(草原)に移動!(体調29⇒28
チナミ区 H-5(草原)に移動!(体調28⇒27
チナミ区 H-6(道路)に移動!(体調27⇒26
チナミ区 H-7(草原)に移動!(体調26⇒25













―― ハザマ時間が紡がれる。




「・・・60分!区切り目ですねぇッ!!」



黒髪に蒼い瞳、黒スーツ。
細く鋭い目で怪しげな笑顔を頻繁に浮かべる。
整ったオールバックだが、中央の前髪がすぐ垂れる。



チャットで時間が伝えられる。




「先程の戦闘、観察させていただきました。
 ざっくりと戦闘不能を目指せば良いようで。」

「・・・おっと、お呼びしていた方が来たようです。
 我々が今後お世話になる方をご紹介しましょう!」



榊の前に1台のタクシーが止まり、窓が開く。



ドライバーさん
次元タクシーの運転手。
イメージされる「タクシー運転手」を合わせて整えたような容姿。



ドライバーさん
「どーも、『次元タクシー』の運転役だ。よろしく。」



帽子を少し頭から離し、ほんのちょっと頭を下げる。




「こちら、中立に位置する方のようでして。
 陣営に関係なくお手伝いいただけるとのこと。」
ドライバーさん
「中立っつーかなぁ・・・。俺もタクシーも同じのが沢山"在る"んでな。
 面倒なんで人と思わずハザマの機能の一部とでも思ってくれ。」
ドライバーさん
「ま・・・チェックポイントとかの行き来の際にゃ、へいタクシーの一声を。じゃあな。」



窓が閉められ、タクシーが走り去っていく。




「何だか似た雰囲気の方が身近にいたような・・・ あの方もタクシー運転手が似合いそうです。」

「ともあれ開幕ですねぇぇッ!!!!
 じゃんじゃん打倒していくとしましょうッ!!!!」



榊からのチャットが閉じられる――














転生チートかと思ったがバトルはそうでもなかったぜ!
ENo.27
ハイン・シェルストレーム
ハザマに生きるもの
ピクシー




552 364



2nd
ピクシー

















TeamNo.1261
ENo.1261
波日 雫
転生チートかと思ったがバトルはそうでもなかったぜ!
ENo.27
ハイン・シェルストレーム




461 433









ENo.27
ハイン・シェルストレーム
年齢:戸籍上19、精神年齢118+1
容貌:金髪緑眼、やせぎす、179cm


イバラシティに初出店した全国チェーンのファミレス「Benny's(ベニーズ)」の若き店長。
躁鬱の傾向が激しく、つい一瞬前まで前向きだったのが途端ネガティブに振り切れたりと若干情緒が不安定な以外目立った欠点は見当たらない。
趣味は筋トレで、ある程度打ち解ければ筋肉に憧れを持っていることを教えてくれるが、本当に筋トレしているのが疑わしいレベルで圧倒的細身。



その前歴は享年百十八歳なエルフの少年。
筋骨隆々とした身体に憧れ、筋肉の付きづらいエルフでありながら弓の鍛錬を怠けて筋肉ばかり鍛えていたハインは、日課であるミノタウロス(の主に筋肉)観賞の際、発情期で気の立った彼らに跳ね飛ばされて呆気なく命を落とし、その死に様を「トラックに轢かれるのとさして違いはない」と判断した女神の手により異世界――イバラシティに無理矢理転生させられた。

里ですら上手く生きられなかった自分が、見知らぬ世界でどうすれば。
ハイン自身は思いきり悲観したものの、蓋を開ければあら不思議。

必中当然の里では落ちこぼれだった弓の腕は
――九割九分命中の才と映り
嗜む程度の魔術は
――それだけで異能として機能する
並と自認していた視力
――数値にして5.0越えのそれはアフリカレベル

平凡だと自負していた容貌は
――典型的エルフのクソ美形!!
ついでにいえば若干低めと思っていた身長もあくまでエルフ比十分過ぎる!

と、落ちこぼれかと思えば異世界だと稀有なる技能というお約束に加え、女神が用意したチート――[不労所得]による安定収入に加え、合わせて真っ当な世間体を与える為に用意された店長の座、その為に産み出された一軒のみしか存在しないのに誰もが全国チェーン店だと思い込んでしまう不思議なファミレス「Benny's(ベニーズ)」

他諸々のチートをひっさげ、今ここに何の変哲もない(元)エルフ少年の、極有り触れた異世界転生が幕を開け……



てから大体一年。
榊の言葉に「自分の世界がやったことも大概アンジニティと同レベルじゃないか」と思いつつ、そこそこ湧いた愛着に基づきイバラシティ側で参戦だ!!



余談:
転生にあたり[鏑木啓吾(かぶらぎ けいご)]の戸籍を授かっているものの、馴染むことができずに書類上でしか使っていない。


余談2:
人間に転生したなら筋肉もつくのでは、と日々筋トレに勤しんでいるものの[体型維持]のチートにより成果はない。
女神様は細身の男が好みでしたとさ。



※異世界転生チートには些細な行動を「スゲェ!」と賞賛してくれる皆様の協力が不可欠です※
※皆様お気軽に「スゲェ!」と褒め称えてあげてください。※
※「特別なことはしてないが……」と返してくれます※



=====================
イラストはりりんらさん(Eno126)に描いてもらいました、ヤッター!!

プロフ絵URL:http://w-snow.sakura.ne.jp/ibara/ibara_p.png
25 / 30
0 PS
チナミ区
H-7
行動順2【疾駆】AG↑
4000
300







Noアイテム名種類強さ効果等
1不思議な武器武器10[効果1]- [効果2]- [効果3]-【射程1】
2不思議な防具防具10[効果1]- [効果2]- [効果3]-
3不思議な装飾装飾10[効果1]- [効果2]- [効果3]-
4薄緑の短弓武器30[効果1]攻撃10 [効果2]- [効果3]-【射程2】
5Benny's社員証装飾30[効果1]幸運10 [効果2]- [効果3]-
6不思議な食材食材10[効果1]治癒10(LV5)[効果2]活力10(LV10)[効果3]鎮痛10(LV15)
7不思議な食材食材10[効果1]治癒10(LV5)[効果2]活力10(LV10)[効果3]鎮痛10(LV15)
8駄木素材10[武器]体力10(LV20)[防具]防御10(LV20)[装飾]攻撃10(LV20)
最大所持可能数[50]




異能・生産
名称LV説明
具現20創造/召喚
武器20武器作製と、武器への素材の付加に影響。

アクティブ
スキル名/元スキルLVEPSP説明
ブレイク5020敵:攻撃
ピンポイント5020敵:痛撃
クイック5020敵2:攻撃
ブラスト5020敵全:攻撃
ヒール5020味傷:HP増
クリエイト:タライ5040敵:攻撃&朦朧・混乱

パッシブ
スキル名/元スキルLVEPSP説明
攻撃550【戦闘開始時】自:AT増
防御550【戦闘開始時】自:DF増
器用550【戦闘開始時】自:DX増
敏捷550【戦闘開始時】自:AG増
回復550【戦闘開始時】自:HL増
活力550【戦闘開始時】自:MHP増
体力550【戦闘開始時】自:MSP増
治癒550【自分行動前】自:HP増
鎮痛550【被攻撃命中後】自:HP増
幸運550【戦闘開始時】自:運増
召喚強化520【常時】異能『具現』のLVに応じて、自身の召喚するNPCが強化





カード名/スキルEPSP説明
無理矢理伸ばされる手
(ヒール)
020味傷:HP増




[深度]スキル名[深度]スキル名[深度]スキル名
[ 3 ]エキサイト



PL / kumahead