ケートゥ 「……どうって……」 ケートゥ 「いつものことだよ。BUGが出て、それを退治して、開拓したんだ」 ケートゥ 「だから遅くなっちゃった。ごめんね。 姉さんがそれでちょっと怪我しちゃったから、元気になってもらいたくて」 ケートゥ 「あ、姉さんなら大丈夫だよ。怪我もちゃんと治したからすぐに回復すると思う」 ケートゥ 「ただ……」 ランチボックスに入っているたんぽぽを見た黒兎の少年は少しだけその表情を動かしかけて── 唇を固く結び、表情を強張らせた。 ケートゥ 「僕の……魔法……?」 ケートゥ 「何だっけ……治癒でもかけたかな。 それとも活気かな。食事にかけたの? 僕が?」 《ご飯に魔法をかける》 その行為の意図が見出せず怪訝な表情をしている。 少年は本当に思い出せないようで、首を傾げて悩んでいた。 |
とんとんとん。 野菜の繊維を切る感触。 ぎゅっ、ぎゅっ。 肉の繊維を切る感触。 なんとなく納得できなくて色んなものを切っていく。 さくさくさく。 ざくざくざく。 違う。違う、と。 目覚めない姉のために精のつく料理を練習していく。 彼女が起きない日は僕が全部食べた。 強くなるためにはたくさん食べなければならなかった。 早く背も高くなりたくて、それなら野菜だけでは足りないから 好きな野菜は少なめに、肉を多くした献立を考えて練習した。 ざく。違う。 ぎゅむ。違う。 食後のデザートの桃を切る。さくり。近い。 姉さんが起きるまでの間、僕はなんとなく、あのときBUGの首を落としたときのような感覚を探していた。 その理由を明確に言語化するのは難しく、 わからないからこそ探していたようにも思う。 あの非日常を慣れ親しんだ日常で例えたくて探していたのかもしれない。 あの忘れられない鮮烈な感覚が、日常を暮らす僕にとってひどく異質で、 それがぽっかりと浮いたままあるのが居心地が悪くて、 だからこそ、その異質を理解したくてやっていたのだと思う。 探していた感覚に近かった熟れた桃を切って、自分の手を握っては開きまじまじと見つめる。 姉とは違って小さく柔らかな手で嫌になった。 これは今まで守られてきた証にすぎない。 ぎりと歯を食いしばる。じくじくとした黒い感情が墨汁のように胸に沁み渡った。 すると、ふと先ほどひとりで狩りに出たことを思い出す。 ああ、そうだ。これも僕がしなくては。 炊事場から離れて外に出る。 これは炊事場ではできないことだった。 熱のこもった息を吐く。視線を落とす。 罠で捕らえた獲物は生きたまま縄で縛っておいた。 膝を折って手を出すとそれはびくっと大きく体を震わせる。 今までそんな反応は一度もされたことはなかった。 いつも姉にしてもらったように宥めようと伸ばした手を、止める。 降ろす。 生きとし生けるもの、それは自分ではない誰かの命を糧に生きている。 弱者は肉となり、強者は食らい生きていく。 そうやって世界は回っている。 だから、今この手の内にあるあたたかで弱い命を 強者は食らわねばならない。 強者となるのなら食らわねばならない。 憐れにも目の前にある黒い兎は小さくなって震えていた。 * * * そうしている間に太陽と月が交互に廻る。 太陽と月の何度目かのリレーの末に、ようやく僕らの時間が動き出した。 洗濯を終え、昼ご飯の準備をしている最中だった。 生活音の中で耳が小さな衣擦れの音を拾う。 それから掠れた小さな声。 手を洗い、踵を返してベッドに向かう。 まだ瞳は閉じられたままだったが、瞼が僅かに動いていた。 「……さん」 喉にはりついたみたいに声がつっかえた。 そこで初めて自分がしばらく声を出していなかったことに気づく。 僕は低めに声を出した。 「姉さん」 嗄れた声で、とても自分の声のようには思えなかった。 「ケイ……ト……?」 姉も同様にひどい声だった。それもそうだ。 僕たちはここ数日一言も言葉を交わしていない。 状況が理解できていないためか、彼女の口から言葉が発されない。 静かに口を開く。 「……“姉さん”。ずっとうなされていたみたいだけど、大丈夫?」 返答はない。 僕は静かに、彼女がいつもしてくれたみたいに手を握りしめた。 紅の双眸を見る。まだ動揺の色が見てとれた。 現実に追いつかない彼女の思考と感情が落ち着くまで待つ。 それはひどく長い時間が流れたようにも思えたし、そう時間はかからなかったようにも思えた。 「ケイト……っ! BUGは!? パパとママのBUG!」 現実に追いついた彼女は堰を切ったように詰め寄ってくる。 僕は努めて静かに、落ち着かせるように、 そして声が上擦らないように、低くゆったりと言葉を吐いた。 「大丈夫だよ。姉さんは何も心配することなんてないからね」 そう言って笑ってみせる。姉さんがいつもしてくれたみたいに。 そうすることで僕はいつも安心していた。 なのに、彼女は一層不安そうな表情を濃くしていた。 「大丈夫なんかじゃない! パパとママのBUGはどうなったの!?」 あの感覚を思い出して手に力が入りそうになった。 今は姉の手を握っている。すんでのところで指に制止をかけられた。 気取られてはいけない。悟られてはならない。 「もういないよ。だから大丈夫」 もう一度笑う。確かこんな感じだったと頬の筋肉を動かし、口角を釣り上げ、目を細める。 それを維持するのは大変なことだったけど、それで彼女を安心させられるなら安いものだと思った。 しかし、それでも彼女の表情が変わることはなかった。 僕は気づかれないように小さく息を漏らし、話題を逸らす。 「姉さんは大丈夫? ずっとうなされていたみたいだったけど、悪い夢でも見たの?」 起こそうとしたけど起きなかったんだよ。そう付け加えて。 すると、驚くべきことに視線が外された。 こういうことで、こんなときに、 視線を外されるなんて初めてのことに、 表にこそは出さなかったけれど動揺した。 僕はただ彼女が口を開くまで、 縫い付けられたように彼女の顔だけを見つめていた。 「……なんでも、ないよ。……忘れちゃった」 初めて聞く、搾り出すような声だった。 僕は違和感を覚えて、問う。 「本当?」 答えはない。少しだけ唇が震えているように見えた。 「うわ言を言っていたよ。ママ、ってしきりに」 ママ、というのを聞いた彼女は明らかにその表情から動揺が見てとれた。 僕はそのまま彼女が口を開くのを待つ。 しかし答えは期待したものではなかった。 「ううん、覚えてない……本当だよ……」 視線を合わせてもらえない。 起きたばかりの彼女にこれ以上の詰問は酷だと、話を切り上げることにした。 「お腹すいてるでしょ? 何かつくるよ。食べられる?」 頷く声は小さく消え入りそうで、まだ気分が優れないようだった。 食べやすいようにおかゆにしよう。 それから、少量なら栄養のあるものが食べられるかな。 * * * いつしか、料理の時間は考え事をする時間になっていた。 煮立つ米を眺めながら、肉や野菜を切りながら、 味付けをしながら、考える。 今までのこと、これからのこと、今のこと。 視線を合わせてくれない姉のこと。 目の前にあった命のこと。 この手でBUGを葬る前は何を考えていたのかわからなくなってしまったほどに、 とりとめのない思考が奔流となって脳内を巡っていった。 止めようとしても止まらない。 なら、争うだけ無駄とただ思考を無為に堂々と巡らせていた。 さて、鍋を開けば湯気立つお粥が出来上がる。 「お待たせ。熱いから気をつけてね」 鍋の中のお粥をお茶碗に移して手渡す。 彼女はスプーンで掬い、ふーふーと息を吹きかけてゆっくりと食べる。 お粥の中には野菜や肉も入っている。 食べやすいように小さく切ったものだ。 彼女はそれらを口に含みながら終始怪訝な表情をしていた。 「どうしたの、姉さん。変なものでも入ってた?」 味見もした。前より遥かに上手にできているはずだった。 おかしいものなんてひとつもない。全部栄養のあるものだった。 それなのに、怪訝な表情をしている。 「ううん。久しぶりにご飯を食べたから、口の中がびっくりしてるみたい」 そう言って彼女は笑う。 「好きじゃない味だった?」 練習した。今までより美味しくできたはずだった。 「ううん。そうじゃなくて」 一から全部、僕がつくったものだった。 「ママのお粥とちょっと違うね。これはどんな料理なの?」 母のレシピにないのは当然のことだった。 「誰かに教えてもらったの? 偉いね、お姉ちゃんの自慢の弟だよ」 全部自分で調べて考えたことだった。 「……」 僕が返事をしなかったからか、姉はまた寂しそうな表情をして黙々とお粥を食べる。 僕はそれをじっと眺めていた。全部食べて、元気にほしいとだけを願って。 「……ごちそうさま。美味しかったよ。ありがとう、ケイト」 鍋は空になった。願ったとおり彼女はお粥を完食した。 それを嬉しく思い、少しだけ顔が綻ぶ。 食器を片付けようとお盆に乗せて立ち上がろうとした。 「ケイト、洗うのは私がするよ。ずっと寝ていたから、今度はお姉ちゃんが頑張る番だよ」 僕は首を横に振る。 「まだ起きたばかりだよ。僕が全部するから姉さんは早く元気になるために寝てて」 お盆をサイドチェストに置いて起き上がろうとする彼女を寝かせる。 少しだけ不服そうに頬を膨らませていたけれど、 窓から差し込む光に照らされた彼女の顔色はやっぱり悪かった。 横にさせ、布団を掛けてあげて、なんとか大人しくさせる。 すると、視線の脇で白い腕が伸びていった。 「いっぱい迷惑かけてごめんね。元気になったらお姉ちゃんケイトの分まで頑張るからね」 そう言って、彼女の手が優しく僕の頭を撫でる。 いつもと同じようにひんやりとした手のひらが心地よくて、 だからこそ、僕は固まってしまった。 駄目だ。戻ってはならない。 「姉さん、早く寝てくれないと片付けができないよ」 緩みそうになる頬を、上がりそうになる口角を押さえつけて、 淡々と、そう、文句を言った。 姉さんは懐かしむように目を細めて笑い、そして眠った。 ささやかなキスを頬に落とす。彼女が悪夢に苛まれないように祈りを込めて。 規則的な寝息が聞こえてくるまで彼女を眺めて、それから僕は食器を片付けにいった。 彼女の服は洗濯して綺麗にし、破れた部分は繕っている。 荷物も整理して、必要なものは補充した。 彼女の調子が戻ったら開拓の再開だ。 僕は強くなる。そう誓った。 たくさん食べて、たくさん訓練をして、 たくさんBUGをやっつけて、たくさん開拓して、 灼けつくような惨事を、身を焦がすような災禍を、爛れるような破局を、 なにもかも、なにもかも喰らい尽くして、 そして、今度は僕が彼女を守る。 今度は僕が守る番だ。 <──ケートゥ著 回顧録『LastOrder#A』第13章> |
ケートゥ 「……姉さんが起きてよかった。……早く元気になってね……」 |
「いや、聞いているのはそういうことではなくてな……」 それは以前の彼を知るものであれば、聞かずにはいられないことである。 けれど、ああ、この少年は―― 瞳の奥に宿ったそれを目にし、小さく目を伏せる。 「……だが、そうか。大変だったな。」 その場にいなかったことが悔やまれるが、こうして再び顔を合わせられたことには感謝すべきだろう。 ぽん、と頭に手を乗せて、くしゃりと撫でる。 「気にしなくていい。大切なお姉さんが怪我をしたんだ、なによりもそちらを優先すべきだろう。 回復に向かっているならば、なによりだ。ゆっくり休むよう伝えてくれ。」 ただ―… ただ彼女の精神面が心配だった。 それは目の前の少年にも、言えることではあったが。 「ん…どうした?」 「ああ、そうそう。食用のたんぽぽが手に入ってな!よければ一緒にどうぞだ。 見た目も華やかになって、いい感じだと思うのだが。サラダにしようかとも悩んだのだがな。」 「む。かけた魔法を覚えていないか?『おいしくなあれ』の魔法だ。 僭越ながら私もかけさせてもらったぞ。」 |
ケートゥ
(僕が強くならなくちゃ) |
ケートゥ 「教えてもらったとおりに……」 |
ケートゥ 「教えてもらったとおりに……」 |
ケートゥ 「きちんと片付けなくちゃ、前みたいに落としちゃう」 |
ケートゥ
(目指す先へ……) |
ケートゥ
(前に。前に) |
ルー 「やっちゃうよ!」 |
アマリア 「はーい! アマリア、よばれました!!」 |
ケートゥ 「……僕は相手の邪魔をするよ。それと料理で皆を元気づける 」 ケートゥ 「特に序盤は僕が足止めをする。その間に相手をやっつけてほしいな」 |
× | Pno36 ご飯開拓班 [前 / 新 / 集] Eno36 ケートゥ Eno32 ラーフ Eno299 ルミエリ Eno128 ラー・アメンゼス Eno45 アマリア |
VS | Pno302 レイアPT [前 / 新 / 集] Eno302 レイア・ドルミール Eno301 アレックス・ドルミール Eno4 ドリス=ドワイズ Eno362 聖女 Eno139 エルタ・ボルテック |
○ |
× | Pno36 ご飯開拓班 [前 / 新 / 集] Eno36 ケートゥ Eno32 ラーフ Eno299 ルミエリ Eno128 ラー・アメンゼス Eno45 アマリア |
VS | Pno327 お金の神様PT [前 / 新 / 集] Eno327 神様 Eno4 ドリス=ドワイズ Eno320 シンセミア Eno339 ゲオルグ=シーカー Eno362 聖女 |
○ |
○ | Pno36 ご飯開拓班 [前 / 新 / 集] Eno36 ケートゥ Eno32 ラーフ Eno299 ルミエリ Eno128 ラー・アメンゼス Eno45 アマリア |
VS | Pno37 ふらふら漂流スタイル [前 / 新 / 集] Eno37 シヲ・アーユルナダ Eno344 クーリエルフィ Eno48 ヴォヤーヨ・ヴェヤネ Eno55 永久の夢遊者『ネラ』 Eno128 ラー・アメンゼス |
× |
ケートゥ
(僕が、守るんだ……!) |
ルー 「れっつごー!」 |
ラー 「開拓の時間だ、そこを退いてもらうぞ」 |
アマリア 「やっつけちゃうぞ! ……アマリアのおともだちがね!!」 |
ネルケ 「これも我が務め…… ネルケ少佐、参る!」 |
アマリア 「やっつけちゃうぞ! ……アマリアのおともだちがね!!」 |
やどりぎひめ 「お出ましのようじゃな」 |
ラー 「開拓の時間だ、そこを退いてもらうぞ」 |
ミザール 「オンリーユアエンジェル俺!ここに見参!!」 |
ラー 「『其の叡智は数多を拓く』」 |
ラー 「『其の叡智は数多を拓く』」 |
ラー 「『其の叡智は数多を拓く』」 |
ラー 「『照らせ星光、闇夜進みし旅人の道標と成れ』」 |
ラー 「『踊れ神煌、我が同胞を心躍らせるべく――』」 |
やどりぎひめ 「はて、これはなんじゃったかのう?歳は取りたくないものじゃなあ」 |
アマリア 「あわわ……これ、すっごく難しいよ……!」 |
ネルケ 「いざ、参る!」 |
ネルケ 「未熟……!」 |
ネルケ 「その刃、なまくらにしてやろう!」 |
ご飯開拓班 Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
BUG Chain |
ラー 「助かったよ」 |
アマリア 「ありがとう! とっても元気になった!」 |
ラー 「助かったよ」 |
アマリア 「ありがとう! とっても元気になった!」 |
「結界というものはこういう攻撃には意外と弱いものじゃ。」 |
「穿て」 |
ネルケ 「総員、構え!」 |
ネルケ 「どんな攻撃だろうと、受けて立つ!」 |
ラー 「『光陰は追う、天の果ても地の果ても』」 |
鋭いパリング! |
ラー 「『光陰は追う、天の果ても地の果ても』」 |
ケートゥ 「……ありがと」 |
ラー 「助かったよ」 |
アマリア 「よし! ばっちり!」 |
ネルケ 「痛っ……」 |
アマリア 「ごめんなさい……!」 |
ご飯開拓班 Chain 全低下Lv3(1) 遠殺傷火炎Lv4(2) 遠殺傷投射Lv3(3) 列活気Lv2(4) 惨低下Lv3(5) 遠刳傷火炎Lv4(6) 死Lv3(7) 運命Lv3(8) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
BUG Chain ?(1) ?(2) ?(3) ?(4) ?(5) ?(6) ?(7) ?(8) ?(9) ?(10) |
やどりぎひめ 「はて、これはなんじゃったかのう?歳は取りたくないものじゃなあ」 |
ケートゥ
(がんばらなくちゃ……) |
ネルケ 「まさかもう疲れたなどとは言わないだろう?」 |
ミザール 「ここからだ!」 |
ラー 「時は来た…集まりし叡智よ、鎖と為りて力を示せ!!」 |
ラー 「『熾焔よ、乱れ咲け――』」 |
ミザール 「任せろおおおおおお!!!!!」 |
「手加減はなしじゃ」 |
やどりぎひめ 「どっせい!」 |
やどりぎひめ 「安心せい、みねうちじゃ」 |
ケートゥ 「こっちだよ」 |
ネルケ 「すまない、助かった!」 |
ネルケ 「すまない、助かった!」 |
ミザール 「漲ってきたァ!」 |
ネルケ 「これでどうだ!」 |
ラー 「『六つ――――――』」 |
ラー 「隙だらけだ」 |
ミザール 「7枚!」 |
ミザール 「俺も好きだぜ!?!?」 |
アマリア 「こ、このくらいじゃ泣かないんだから……!」 |
やどりぎひめ 「わしの腕も鈍ったもんじゃのう」 |
ネルケ 「痛っ……」 |
やどりぎひめ 「安心せい、みねうちじゃ」 |
アマリア 「よし! ばっちり!」 |
アマリア 「よし! ばっちり!」 |
アマリア 「よし! ばっちり!」 |
アマリア 「よし! ばっちり!」 |
アマリア 「よし! ばっちり!」 |
アマリア 「よし! ばっちり!」 |
ネルケ 「剣閃、とくと見よ!」 |
ネルケ 「手応えあり!」 |
やどりぎひめ 「避けてくれるなよ?」 |
やどりぎひめ 「どっせい!」 |
やどりぎひめ 「いたた、やめんか!」 |
やどりぎひめ 「どっせい!」 |
ラー 「助かったよ」 |
ラー 「助かったよ」 |
ラー 「助かったよ」 |
ネルケ 「剣閃、とくと見よ!」 |
ラー 「『鎖は十分に成った―――ここで墜ちろ』」 |