え? えっ?? え?えっ??? 体が重い。血が流れる。 嘘、うそうそうそ……ッ 一人、二人と倒れていくのが見える。 でも、私には何もできない。 一番最初に倒れたのは私。 あとは、みんながただただ為す術なく、倒れていくのを、地面から見ているしかなかった。 (……だって、えっ…これ……全滅……) 私 … …… 死 ぬ 、の? ずるずると、引きずるような音がする。 比重の重い音。 綺麗な音ではない、ぐちゃ、とか。びちゃ、とか。 目を開けているのか、いないのか、分からない。 真っ暗で何も見えない。 夜でも見える筈なのに。 ――私、死んだの? 指先を動かしてみる。微かに感覚がある。ゆっくり目を開けて、体を起こす。 死んではいないようだ。 体中が痛くて、今、居る場所を見渡せば元に居た場所に戻されたのだと理解する。 「開拓…失敗したのね……」 呟けば、ちゃんと声も出る。 少し、喉は痛いけれど。 頭がぼうっとする。何もかも覚醒してないような状態。 とにかく、 「おなかが空いたわ……」 とにかく栄養になるものがほしい。吸血鬼にとって、それは一つしかない。でも 「それは…駄目だわ……」 ああ、でもひどい渇きだ。声は出るけれど掠れている。 立ち上がり、何故か散らばっている一部の荷物をまとめて立ち上がる。 とにかく次の移動場所へ、そう思い歩いていくと 「……えっ?」 その先に広がるのは、黒い薔薇の道だった。 「なに、これ……なに!?」 少し蛇行したような道筋にも見える。とにかくお腹がすいていて一輪取って食べてみる。 「……ん、なんか……んん、あんまり美味しくはない……」 なんともパッとしない味だ。というか薔薇の割にあまり味がないというか。 けれど、不思議なことにふらつきや頭がぼうっとする感じがなくなり、少し元気になった気がした。 「美味しくはないけど、体にはいいってことかしら」 なんだか分からないけれど、途中まで行き先が同じように伸びているその薔薇を辿りながら次の目的地へ向かう。 「ここからは違う道ね」 一体、この薔薇がなんなのか分からない。でもこの道筋はまるで―― 「この先は、私が昨日行った方角なのよね……」 でも、今は調べている暇はない。本当はめちゃくちゃ調べたいのだけれど! …ということで、調べるためにも いくつか薔薇を摘み取り、黒薔薇の道に別れを告げ、かねてから目指していたその地へ歩き出した。 -------------------------------------------------------------- 「タロット大会?」 ここの探索者達の力は、度々タロットになぞらえたりされる。 それにちなんでなのか、みんなで参加費を出し合い、 タロットを三枚引いて正位置だとプラス、逆位置だとマイナスになり、 その合計数が高い者が優勝し、お金を総取りという催しのようだ。 というわけで、知り合いもみんな参加するみたいだし、三枚引くだけでゲームができるなら参加しない手はないわ。 運試しみたいなものでしょう?これからの探索を占うものになりそうだし。当たらなくても……ね! アウエーレ 「……と、思っていたら当たってしまったわ!!」 えぇ…こんなことある???BUGには負けたけれど、こっちは大当たりみたいな。 運って集約するっていうけれど、それだと私の闘い方が運任せみたいに……。 ちなみに私が引いたカード。 一枚目が【21:世界/正位置】 完成だとかそういう意味があるみたい。 成功や結末、幸せや喜びなどなど。 望んだ状況や待ち望んだ結果、だとか。 いいカードね。 二枚目は【19:太陽/正位置】 陽光とか、そういう意味があるみたい。太陽だものね。 明るい兆しだとか安定、可能性、将来性、とにかく明るい見通しとかそういう感じね。 太陽そのものは、私にとって時につらいものではあるけれど、 様々な生命が生きていく上で欠かせないものだわ。 世界と合わせて、良いカードだと思うわ。 それで…問題の三枚目が…… 【13:死神/正位置】 ここまで持ち上げておいていきなり落とす?!最後の最後で!気持ちよく〆ようと思っていたのに?! カードの意味としては苦境。 集結、自虐、失敗、崩壊、損失、終末……ウッ……つらい…… その他、死の予兆、バッドエンディング、死屍累々、満身創痍……私にどうしろと!? さっきまでの幸せのカードはどこへ行ったの…。 途中で死神のカードならまだいいのよ。最後の〆で出てきたのが本当につらい……。 まあ、調べるとあれなんだけれど、終わらせてから新しく始めるみたいな意味があるらしいから……多分……。 悪いことばかりじゃない筈なのだけれど……。 どうなっていってしまうのかしら。 でも、財布は一気に重たくなったわ。ずっしり。 どこかで使いたいわね…… |
アウエーレ 「たくさんのおめでとう、ありがとう~♪ タロット大会の賞金、なにに使おうかしら?わくわくしちゃう。」 |
突然話しかけられた子うさぎは ビクーッと耳をぴんと張って慌てて近くの茂みに隠れた。 しかしあなたが「ラーフ」の名を出すとぴょっこり頭を出すだろう。 おそるおそるあなたのほうを見る。 ケートゥ 「あうえーれ……おねえさん? おねえちゃんを知ってるの? えとえと、突然隠れたりしてごめんなさい。びっくりしちゃって……」 と、ようやく子うさぎは茂みから現れてあなたの近くへてとてと歩み寄った。 ケートゥ 「おねえさんが困ってそうだったから。 だからおやくにたてれたならぼくはうれしいよ!」 ケートゥ 「あ、ぼくのお名前はケートゥって言うの。おねえちゃんの弟なの〜。 えっへん[なんだか誇らしげ]」 ケートゥ 「……アウエーレおねえさん、大丈夫? なんだか顔が青いよ? びょーき? どこかケガしてるの?」 と、黒い子うさぎは心配そうにあなたを見上げいる。 |
ゴギョウ 「そんなに驚くような事だったか?とことん気にしいな奴だな。」 ゴギョウ 「ま、それなら嬢ちゃんって事にしとくぜ。開拓者同士、付き合いは円満でねぇとな?」 金銭の話をしている時に見せがちな営業スマイル(?)を浮かべた。悪魔にとっての円満とは、つまりそういう事だ。 ゴギョウ 「……ン?吸血鬼……なるほど。それで日傘か。フゥン……」 ゴギョウ 「俺ァ吸血鬼の知人はあまり居ねェが、こんな街も無い星じゃ食料の確保が大変そうだな。動物かBUGの血でも吸ってンのか?」 |
フェイス 「あっ、苦手なもんは苦手なんだ」 |
フェイス 「オレだって試したくて試したわけじゃねえよ。刺されて治してみろって言われたんだ。もう二度とやりたくないね」 |
フェイス 「修行次第で見えるようにはなるぜ。才能も多少はあるらしいけど、大したことはない。 ただ、そこまでしなくても体をふつうに労わってりゃ変に乱れはしないさ。健康的な生活って奴……」 |
フェイス 「ああ、日傘差してんのはそういうことか……なんつーか、分かってると思うから改めて言うことでもねえと思うんだけど、なんか損してるって感じだな…… あ、映画は面白いからどうぞうどうぞ」 |
フェイス 「サクッとね、サクッと……最近どう? 進めてるかい?」 |
ヤマツ 「ごきげんよう。」 ヤマツ 「……結構。もはやはるか遠く昔より、常人ならざる身 我にとっては慣れたことだ、それより……」 ヤマツ「素直に怖いと思うなら近寄るのをやめなさい。 “それ"は危機を回避するために、生き物に備わるいたって健全な情動で、 疎かにしてはならないものだ」 ヤマツ 「恐怖を振り切った者から死ぬ」 ヤマツ 「今回は助かった。では、次もよろしく」 |
傘男 「否定され続けるとネガティブになるのは、分かる気がするなぁ 僕は根が軽い自覚があるからそこまで凹んだりはしないけどさ」 傘男 「アウエーレはもっと自信持っていい。持たなきゃ勿体ないよ。 僕はここに来てからの君しか知らないけれど、優しくてつよいんだから、さ」 傘男 「う、うーん…そりゃ確かに僕の正体を知って理解して血をくれる人なのだから 貴重でかけがえのない存在ではある、んだけど……」 傘男 「こう具体的に…言葉にしてしまうと、それが呪縛になってしまう気がする」 傘男 「生前そういうものに携わってたから、かな。未だに気にしてしまうんだ。 第一、僕が良くても向こうには迷惑な話だろうしね」 傘男 「(ゴホン)…それにしても、傲慢な輩ってのはどこにでも居るんだね。 あまつさえ、君の特性を利用して。ずいぶん辛いものを見させられてきたんだな…」 傘男 「吸血鬼が同輩をも支配してた、ってのは僕の故郷ではあまり聞かないな。 その話って…聞いてもいいものかい? それとも触れられたくない?」 |
あなたの言葉を理解したのか、イキモノの震えが止まる。そうしてあなたの顔をまじまじと見つめ―― |
ごーるでんにゃべつ 「きゅうけつきのひと……? やさいたべない……?」 |
ごーるでんにゃべつ 「……ッ、ハッ!? ば、バラたべてたひと……!?」 |
イキモノはしっぽをブラシのように膨らませて飛びのき、再び震えはじめた。 |
ごーるでんにゃべつ 「……お、おやつにする……??」 |
七味 「あっ、あのときの」 七味 「こちらこそ、あのときは力を貸してくれてありがとうございました。 ……わたしからもご挨拶に行こうと思ってたら、先を越されちゃった」 なんていいながら、手に持っているバスケットをあなたに差し出してきた。 中には果実のコンポートが入った瓶が一つ入れられている……。 七味 「改めて……あのときは本当にありがとうございました。 わたしも花椒も、とりあえず前に出て相手を殴るって感じだから……サポートしてもらえて、とっても助かりました」 七味 「わたしは香味七味(こうみ しちみ)といいます。料理人をやってます。 一緒に戦ってた猫耳の男の子は、辛味花椒(しんみ かしょう)っていう名前」 七味 「BUGをぱーんってするのも、何かを料理するのも得意だから……何かあったら、気軽に呼んでくれて大丈夫なので。 これから、よろしくお願いしますっ」 そういって、ぺこりと丁寧に頭を下げたあと、もう一度あなたを見て笑顔を浮かべた。 上機嫌そうに、もふもふした尻尾が左右に揺れている……。 |
はりねずみさん 「概ねその考えなんだよなー俺も。 知識とか思考が同じなら話し合いに応じる奴も居ると思う。 んでそういうの無しにドンパチしてるって事は本当に形だけ、なんだろうなぁ。」 |
はりねずみさん 「だ、騙すとか騙されるとかそういうのじゃねぇし!!! ただ種族の事とかって話しにくい事もあるのにすまねぇなぁって。 種族特性はしゃーねぇよう。俺も無茶言ってごめんなー。」 |
はりねずみさん 「おぉ!頑張る!! ただ人に見せる大きさってぇと、小さい俺ちゃんには難しいのよねぇ。 暫く要修行って感じがするけどまぁ……そこはね、天才だからね!やるけど!!! だから楽しみにしてていいぜ!!やってやるとも!!」 |
はりねずみさん 「ネェさんの人生だよ、ネェさんが楽しいようにやってほしいね。 っと、よし、その意気だ!よ、お姉さん!!」 |
はりねずみさん 「じゃあこう考えりゃいいのさ、第二の人生を謳歌するってさ! 中々いないぜ、そういう感じに第二の人生が送れる奴って! 普通は歳食って使うもんだしさ! な、なんか褒められるとムズムズするな……!」 |
チーロ 「……見た目が?」 小さく付け加えられた言葉を聞きつけ、片方の耳がくるりと動いた。 そうしてあなたの日傘の頭からブーツの爪先まで、いささか不躾に思われるかもしれない程度の時間をかけて眺める。 チーロ 「きみのその服装が、きみの暮らしていたところではならず者や詐欺師の衣装だったとか? いや、なにか問題があると言っているわけじゃない。 ぼくにはとっさに身構えても仕方がないような見た目には思えないだけだ」 チーロ 「ああ、今のところは。仮に元になった人物を完璧に模倣した会話のできるBUGが出てきたとしても、 それは元の人物と会話するのとほぼ変わりないと言っていい。ほとんど初対面ならなおさらね。 こうして話すだけなら、BUGである証明は不要になるというわけだ」 問いに答えるあなたの表情を見て、んん、と小さく唸って考えを巡らせる。 チーロ 「……うん。きみが構わないのなら、開拓で都合がよさそうなときには呼ばせてもらうよ。 もしきみにとって辛ければ、そのときは遠慮なく言ってほしい」 チーロ 「それ、よく言われるよ。 今回は船の部屋のベッドの寝心地が思いの外よくてね。ちょうど寝不足だったのも悪かった。 楽しい旅行に行く前はいろいろ考えてしまって眠れなくなる性分なんだ」 冗談めかしてはいるものの、どこかばつが悪そうな口ぶり。 気持ちを切り替えようと、ひとつ大きく息を吐く。 チーロ 「まあ、ここに来たのも結果的には悪くはなかったと思うよ。 開拓が落ち着いてから詳しく調べてみたいこともいくつか見つかった。 BUGの影響をあまり受けていないように見える【幻想田園】や、そこで配っていた種のようにね」 チーロ 「ああ、いいところだよ。 ここみたいに厄介なBUGもいないからね」 チーロ 「実のところ、魔術や神術といっても、そう変わったことをしているわけでもない。 そういった技術があるならどこでもやっているようなことばかりだ。 地脈の流れや魔力溜まりが作物に与える影響を見る、祭祀を行ってその土地の豊穣神や精霊に豊作を願う、とかね」 チーロ 「植物、というと? 育てて楽しむもの、食べるもの、生活の役に立つもの…… 一言に“植物"と言っても、いろいろあると思うけど」 |
アウエーレ 「日々、鍛錬!とかってちょっと体育会系よねぇ…」 |
アウエーレ 「何か使えそうなものをお願いしたいわ」 |
アウエーレ 「お邪魔させていただくわね。 」 |
アウエーレ 「お邪魔させていただくわね。 」 |
アウエーレ 「これを、こうして…、まあこんなとこかしら 」 |
アウエーレ 「これで確実に、堅実に移動できるってモンよね。 」 |
アウエーレ 「私にいい風が吹くような、そんな目を出して頂戴ね」 |
依頼を受けると新たな封書が届く。 そこには依頼書と同じ堅苦しい字が並んでいる。 『依頼受給感謝する。これは、ごく個人的な依頼なので あまり堅苦しく考えずに普通通り開拓をしたうえで 余裕があったら少しでも協力してくれるだけで構わない。 ――貴方の開拓がよきものであるように』 封書には手紙と共に、出会ったBUGを記録するための用紙も入っているようだ。 |
開始時 | vol.11~ |
発注地 | Lv13 |
目的地 | Lv16 |
Action | 移動 |
TimeLimit | 無 |
報酬 | Tip |
追加注文リストに増えた紙には堅苦しい程整った文字が綴られている。 ...................................................... ・BUG分布確認依頼・ この依頼を受けてから、指定の場所に進むまでに戦ったBUGがどのような冒険者の姿を模したものだったかを確認できる範囲でいいのでまとめて欲しい。 またその中でこのような容姿の姿があれば極力詳しい場所を教えて欲しい。 報酬には幾ばくかのTipを用意しているのでよろしく頼む。 ...................................................... 依頼書には男の姿が撮された写真が置いてある……。 |
ラーフ 「お手伝いします!」 |
呼ばれた子うさぎがぴょこんと現れた |
アルル 「よっしゃ、頼まれたっ!! 」 アルル 「終末に立ち向かおうじゃあないか」 |
ダリダ 「お呼ばれ?ダリダがんばる~!」 |
前回のあらすじ
アウエーレ 「起死回生って、自分につくと思ったらめちゃくちゃランダムなんですけどッ!? 駄目じゃない!! 」 アウエーレ 「えぇと、囮がLv2になって、強生命2を入れてみたり、託命を1に戻しつつ、回復スキルはあまり変わってないわ。 」 アウエーレ 「方向性がバシッと決まらないわね……強い人と弱い人の差が出てきていて、私は後者っていうか… フレーバーでお楽しみくださいっていうか…… 」 アウエーレ 「あと?全強生命?入れて見ようかなって。パーティー五人なら一人あたりLP20*5人だったらパーティーでまあLP100がプラスになるのよね。 」 アウエーレ 「まあ、何しても駄目な時は駄目ですけど!?」 |
× | Pno255 シメキリPT [前 / 新 / 集] Eno255 締切 Eno256 緋色の狐 Eno330 サンマ Eno370 紅茶の魔王『ディボーチ』 Eno331 大根 |
VS | Pno278 アウエーレPT [前 / 新 / 集] Eno278 アウエーレ=サリヴ・サリヴァン Eno32 ラーフ Eno36 ケートゥ Eno252 アルジオキサ Eno287 ダリダ = マッツォーラ |
○ |
○ | Pno227 渡辺さんPT [前 / 新 / 集] Eno227 渡辺あゆと Eno95 名前を捨てた者 Eno44 ネムム Eno13 烟玖 Eno159 ケス |
VS | Pno278 アウエーレPT [前 / 新 / 集] Eno278 アウエーレ=サリヴ・サリヴァン Eno32 ラーフ Eno36 ケートゥ Eno252 アルジオキサ Eno287 ダリダ = マッツォーラ |
× |
○ | Pno125 大通りで見るナーってチーム [前 / 新 / 集] Eno125 スライミー・ライム Eno42 まりあ Eno362 聖女 Eno247 スペ・ストレン Eno139 エルタ・ボルテック |
VS | Pno278 アウエーレPT [前 / 新 / 集] Eno278 アウエーレ=サリヴ・サリヴァン Eno32 ラーフ Eno36 ケートゥ Eno252 アルジオキサ Eno287 ダリダ = マッツォーラ |
× |
アルル 「立ちふさがるなら、突破するまでだ…!」 |
アウエーレ 「バグって言うけど、ほんと人みたいだし…ああ、イヤだ…イヤだわ……ッ」 |
ラーフ 「ここは通してもらうよ!」 |
ケートゥ
(ひっ……!) |
アルル 「さあ、終わらせようじゃないか。 この世界を。オマエの侵攻を。」 |
ダリダ 「BUG?本物とどっちが強イ?」 |
ライム 「やるノよー」 |
まりあ 「さぁ、開拓を始めるわよ!」 |
「……アハ。」
*シャベルを向け、不敵な笑みを浮かべた。* ――…サァ、虫ど ヲ叩き潰シましョう? 何度でも、何度デモ…―― ――ソレこそ、目が当てられ イ程二。―― |
スペ 「頑張るぞ~!」 |
エルタ 「お覚悟を。」 |
アウエーレ 「勝手に触らないで……!」 |
まりあ 「黒の刃は無限に舞い踊る!」 |
漆黒の瘴気が身体を覆う! |
ラーフ 「そんなぁ!?」 |
ケートゥ 「がんばれー! がんばれー!」 |
ケートゥ 「もとどーり!」 |
「………。」 ――聞こ ナイでしョうケド、イイコト教えてアゲル。―― ――ワタシの前二立つ らにハ…―― ――アンタが死ぬか、ワ シが死ぬか。 …どッちカノ息ガ絶えるマデ逃がシテなンかアげナイ 。―― ――さァ覚悟はイイ?―― |
「…!」
──ワタシの なんだから…言う事聞きなさいヨ、もう…!── |
ライム 「あれ・・・あれ?」 |
ライム 「これが私ノ蠢く墟城!」 廃村、廃墟、砦の瓦礫が紫色の粘液によって集められ、巨大な巣が形成される── |
スペ 「オイラに触ると火傷するぞ~!」 |
スペ 「割れ物注意~。」 |
アウエーレPT Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
BUG Chain |
慎重に狙いを定めている―― |
血の滴る矢を放つ! |
ケートゥ 「前向いてあるこー」 |
ケートゥ 「…………(ソォーッ)」 |
ケートゥ 「…………(ソォーッ)」 |
ケートゥ 「か~え~る~の~う~た~が~、き~こ~え~て~く~る~よ~♪」 |
ケートゥ 「はっぴばーすでーとーゆー♪」 |
アウエーレ 「え?あ?……え???あ、ありがとう…… 」 |
ラーフ 「ありがとう!」 |
アルル 「…あー…ありがと」 |
ケートゥ 「だ、だいじょうぶ?」 |
ライム 「チェーンデストラクション!」 |
「……ッ、 …アハ 」 ──サ 。 今から 死ぬホド 殴ラれる ノ準備はイイわよネェ?── |
「……」 ──ハイ、横に並 で雁首揃えテ、逃げズに惑ワずニ受け止メテ!── |
「……」
──…礼を直接言えナ のが残念ネ── |
「……」
──…礼を直接言えナ のが残念ネ── |
スペ 「あらら。」 |
アウエーレ 「うっふふふ…、私だって避けるぐらいできるのよ! 」 |
スペ 「あらら。」 |
ラーフ 「見切った」 |
スペ 「あらら。」 |
「…………」 ──サァて、そろそろ本番ッてとこ カシラ?── |
「……!」
──あは。アンタ、ワ シみたいな手合いハ苦手カシラ?── |
まりあ 「ドゥブッハァ!」 |
「……」
──…礼を直接言えナ のが残念ネ── |
スペ 「ありがと~!」 |
ライム 「ぶれいんだむど」 |
アウエーレPT Chain 遠殺傷投射Lv2(1) 遠殺傷投射Lv2(2) 全治癒活気Lv1(3) 列傷心冥闇Lv2(4) 治癒Lv1(5) 遠傷投射Lv2(6) 遠傷投射Lv2(7) 傷心冥闇Lv2(8) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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BUG Chain ?(1) |
まりあ 「なかなかやるじゃない!」 |
アウエーレ 「うっふふふ…、私だって避けるぐらいできるのよ! 」 |
「………。」 ──サァ、ココからはワタシの領域。 ダレにも邪魔ナんてさせないワ。── |
「……ッ、 …アハ 」 ──サ 。 今から 死ぬホド 殴ラれる ノ準備はイイわよネェ?── |
スペ 「行くぞ~!」 |
アウエーレ 「うっふふふ…、私だって避けるぐらいできるのよ! 」 |
スペ 「あらら。」 |
ラーフ 「見切った」 |
スペ 「あらら。」 |
アルル 「…なんなんだ。とろいなあ、お前」 |
スペ 「あらら。」 |
「……」 ──にィ。── |
「……」
──アッちょっ 逃げナイでくレる?── |
ケートゥ 「ひえっ」 |
「…………。」
──さァ、こ からどうするノ? 死二たくなけりャ“カ サマ”に“祈り”デモ捧げてみたらァ?── ──なァんてネ。── |
ラーフ 「この調子でいけば大丈夫かな」 |
ケートゥ 「ふれっふれっ」 |
アルル 「ちゃっちゃと終わらせようぜ」 |
ダリダ 「本物モこれくらい強い?」 |
*足りない* |
スペ 「まだまだ~。」 |
アウエーレ 「うっふふふ…、私だって避けるぐらいできるのよ! 」 |
「…!」
──ワタシの なんだから…言う事聞きなさいヨ、もう…!── |
アウエーレPT Chain 遠殺傷投射Lv2(1) 遠殺傷投射Lv2(2) 全治癒活気Lv1(3) 列傷心冥闇Lv2(4) 治癒Lv1(5) 遠傷投射Lv2(6) 遠傷投射Lv2(7) 傷心冥闇Lv2(8) 列治癒Lv2(9) 遠自傷投射Lv1(10) 遠殺傷投射Lv1(11) 散治癒活気Lv2(12) 傷冥闇Lv2(13) 治癒Lv2(14) 遠自傷投射Lv2(15) 惨殺傷投射Lv2(16) 列治癒活気Lv2(17) 列侵食冥闇Lv2(18) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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BUG Chain ?(1) ?(2) ?(3) ?(4) ?(5) ?(6) |
アウエーレ 「無理か無理じゃないかで言うと、無理寄りの無理……」 |
アウエーレ 「さあ、表にするわよ――」 |
アルル 「てめえら! オレに続け!!」 |
ラーフ 「Une!」 |
ラーフ 「そこ!」 |
ケートゥ 「とおっ」 |
ケートゥ 「うさぎさんの絵があるの! どうかな?」 |
アウエーレ 「え?あ?……え???あ、ありがとう…… 」 |
アウエーレ 「う…ありがとう…自分で自分の回復が間に合わないなんて、情けないわね…ごめんなさいね……」 |
ラーフ 「ありがとう!」 |
ラーフ 「ありがとう!」 |
アルル 「…あー…ありがと」 |
アルル 「…あー…ありがと」 |
ダリダ 「てとてでむすんで」 |
「……」
──ずゥい ん手痛いコトしてくれるジャない…── |
「……」
──チョットォ? ないジャナイ。これ以上服がダメになったらど してくれるのカシラ── |
アウエーレ 「ああぁ、もう…イヤ…はやく治さないと…… 」 |
アルル 「まだまだだ!」 |
ラーフ 「Six!」 |
ラーフ 「そこ!」 |
ダリダ 「きっとすてきな」 |
アウエーレ 「…ッ、う…大丈夫、治せる…自分の傷だもの……自分で出来るわ…やらなくちゃ……」 |
ラーフ 「ありがとう!」 |
ケートゥ 「ぽかぽか~」 |
アルル 「終焉を迎えようじゃあないか」 |
アルル 「…ニヤ」 |
ラーフ 「これでどうだ!」 |
ラーフ 「遠くにいても撃ち抜いてみせる!」 |
ケートゥ 「ていやーっ」 |
ケートゥ 「あつあつのうちにめしあがれ〜」 |
アウエーレ 「え?あ?……え???あ、ありがとう…… 」 |
アウエーレ 「私を回復、してくれるの?や、やさしいのね…… 」 |
アウエーレ 「私を回復、してくれるの?や、やさしいのね…… 」 |
アウエーレ 「う…ありがとう…自分で自分の回復が間に合わないなんて、情けないわね…ごめんなさいね……」 |
アウエーレ 「う…ありがとう…自分で自分の回復が間に合わないなんて、情けないわね…ごめんなさいね……」 |
アウエーレ 「う…ありがとう…自分で自分の回復が間に合わないなんて、情けないわね…ごめんなさいね……」 |
ダリダ 「ぴかぴかになれるよ」 |
ケートゥ 「ぽかぽか~」 |
アルル 「終焉を迎えようじゃあないか」 |
ラーフ 「これでどうだ!」 |
「……」
──ずゥい ん手痛いコトしてくれるジャない…── |
ケートゥ 「ていやーっ」 |
ケートゥ 「うさぎさんにわけてもらったくるみなんだよ! おいしいよ!」 |
アウエーレ 「う…ありがとう…自分で自分の回復が間に合わないなんて、情けないわね…ごめんなさいね……」 |
アウエーレ 「う…ありがとう…自分で自分の回復が間に合わないなんて、情けないわね…ごめんなさいね……」 |
ラーフ 「ありがとう!」 |
ラーフ 「ありがとう!」 |