![]() 「我はネギ聖人。 食罪の裁定者。 我が使命は……ネギイイィィッッ!! ネギに歯向かう……ネギッ……愚者の……ッイイィィッッ!! 胃袋の隅々まで……ネェェェッッッギイイイィィィッッッ!! ネギを詰め込むこと也ィィィィ!!!」 ![]() 「ネ……ッッッッッギイイイイィィィィィィィェェェェェェァァァァァァァアアアアアアーーーーッッッッッ!!!!」 |
![]() 「………」 |
***** 実験をしてみようか |
![]() 「おや、どうやら邪魔が入った様だ」 飄々と女騎士は呟けば無造作に隻腕を剣の柄にかけた。 その足元で小さな黒竜が跳ねる。 ![]() 「じゃま、だめなのー!」 |
風を切り裂く音がした。 突きつけられる長い柄のハタキ。 ハタキの先には女が一人、微笑んでいる。 「御掃除開始、です」 |
![]() 「あああああ!わたしが!?なぜ!??」 |
![]() 「……」 |
![]() 「………」 |
![]() 「僕と戦いたい?それはできない相談だな。だって、存在しないものとどうやって戦うのさ。」 |
![]() 「ふわっふわっ」 |
![]() 「お互い、正々堂々やろうじゃないか。」 |
![]() 「胸を借りるつもりで…手加減してもらおうか」 |
![]() 「……退屈は嫌いだ。少しは楽しませてくれ」 |
![]() 「どうぞ御手柔らかに……」 |
![]() 「行きます!」 |
![]() 「ごくごく」 |
![]() 「いい具合だ!」 |
![]() 「凄いねえ、何も無いものに致命傷を与えたよ、キミ」 |
![]() 「………」 |
![]() 「………」 |
![]() 「へにゃ」 |
![]() 「へにゃ」 |
![]() 「(軽く一回転してみせた)」 |
![]() |
![]() 「そよ風か何かかな」 |
![]() |
![]() 「おっと……」 |
![]() |
![]() |
![]() 「この世は、百に一つ、万に一つにしか起こり得ない奇跡的な出来事が毎日のように、誰しもの身に降りそそぐ。奇跡は滅多に起こらないことを意味するが、奇跡自体はよく起こる」 |
![]() 「さあーて、こっちを狙ってもらうぜ!」 |
![]() 「殴られる趣味はないがね」 |
![]() 「ネギィ♪ (訳:進め! やつら全員をネギ鍋の添え物にするのだ!)」 |
![]() 「(足元に魔法陣を展開させた)」 |
![]() 「我が身守護せし星の獣よ……光食らう加護を。」 |
神聖ネギ帝国 Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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女騎士と黒竜 Chain |
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![]() 「チッ! 運がいい奴!」 |
![]() 「ぴょ」 |
![]() 「さっき攻撃した?あれ、おかしいなあ。」 |
![]() 「……!」 |
![]() 「今は何回目?それとも初めて?」 |
![]() 「そろそろ面白い講義に移ろうか。人の――まあ人じゃなくても良いんだけど――[こころ・精神]の[存在]を[認知]できるようになると良いね。じゃあ、まずは何から始めようか――[存在]にしようか?そうだね……ではまず、[存在]とはそもそもなんだと思う?『そこに物質的にある』ことかな?」 ![]() 「そうだと思う?じゃあ『現象』はどうかなあ。炎は化学反応だから物質とは言えないよね、では炎は[存在]していない?『情報』は?『芸術』、『想像』とかはどうかな?そうだね……『りんご』を思い浮かべてごらん?……どんなのでも良い、赤でも、青リンゴでも、食べかけだって構いやしない…………その脳裏には、りんごが[存在]していないかい?」 ![]() 「どうやら[存在]は『物質的にある』とイコールではないようだ。そもそも、それだと[こころ]も存在しなくなっちゃうよね。[存在]――[ある]、ウーシアあるいはイオン、サット、まあなんでも良いんだけどさ。『生まれることも死ぬこともなく、一つの全体として不動で、連続するもの』という意見が昔あった。また『[ある]にも色々あるが、その一つの『実体(ウーシア)』とは『エイドス』、設計図、あるいは設計の意味や意義の体現ともいうもの』という意見もある」 ![]() 「『[ある]なんてものは神しかない』、『[ある]そのものは知ることができない』なんて説もある。『[見る・観察]できるものが[存在]』って考えもある。『[ある]では無いものの反対』なんて本末転倒にも思える意見もあるね。ただここで面白いのは、その”反対”は『混沌』ということだ。つまり[ある]とは『秩序』だということだね」 ![]() 「さて、では、[存在]とは?――目下、研究中だ。ははは、ごめんごめん。煙に巻くつもりはなかったんだ。でも、そもそも[存在]という概念自体がいかに深遠なものかわかってくれたかな?だが、ともかくも[存在]は[ある]し(自己言及だ、面白いね)、[存在]そのものは議論できなくとも、さっき言ったヒントを元に、個別に『[存在]するか否か』を確かめることはできるよ」 ![]() 「じゃあ、さっそく試してみよう。君自身の[存在]は、どの[存在]かな?物質的?不生不滅の、不動で一つの総体の、連続かい?あるいは設計図か?それとも君は『神』に属するのかな?『知り得ない』かい?観測されてる?『無い』の反対してる?ああ、『秩序』かな?――おや、それとも、前提が違ったかな。君は[存在]していない!さあ、どの解でも良い。”君自身”を証明してごらん。簡単な小テストだ」 |
![]() |
![]() 「危ねえ危ねえ!」 |
![]() 「おや、鳩が豆鉄砲食らったような顔して。僕は何もしてなかったのに」 |
![]() 「………」 |
![]() 「まぐれだろ!」 |
![]() 「ネギネギ……、 ネギ! (訳:ネギは美味くて栄養豊富……、さあ食えすぐ食え今食え!)」 |
![]() 「ネギ! (訳:汚ならしい手だな! 洗ってこい!)」 |
![]() 「ネギ! (訳:顔も汚いな! さっさと洗ってこい!)」 |
![]() 「ネギ、ネギっ、ネギィっ! (訳:貴様らにネギの加護は分不相応……没収だ!)」 |
![]() 「ネギ食べろ。」 |
![]() 「……」 |
![]() 「あら……。つまらないですね」 |
![]() 「……じっとしていたまえ。苦しい時間が伸びるだけだ」 |
![]() 「………」 |
![]() 「………」 |
神聖ネギ帝国 Chain 列付混乱Lv2(1) 列活気Lv1(2) 列活気Lv2(3) 鎖力Lv1(4) 列吸魔Lv1(5) 傷火炎Lv2(6) 全付混乱Lv1(7) 自傷冥闇Lv4(8) 全復活Lv1(9) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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女騎士と黒竜 Chain 列付封殺Lv1(1) |
![]() 「にょ」 |
![]() 「さっき攻撃した?あれ、おかしいなあ。」 |
![]() 「君は存在しているか?当然、その通りだ。君はそこに居るだろう?しかし、非存在というのは、存在の中にも”ある”のだよ。それは箱の中の暗闇のようなものさ。思考とは、どこに存在する?脳?だとしたら脳の、脳細胞(ニューロン)のどこだろうか。記憶とは、現在、過去、あるいはもしかして未来にだってあったのかな?感情はどこからやってくる?意識を意識することはできるか?」 ![]() |
![]() 「ネギが二本……。」 |
![]() 「ネ……ギッ……! (訳:ネギを讃えし者達よ! 我が全知の目はお前達の窮地に気の向くままに手を貸そう!)」 |
![]() |
![]() 「ぽかぽか」 |
![]() 「ネギが三本……。」 |
![]() 「ネ……ギッ……! (訳:ネギの愛の使徒達よ! 我が囲いし神の庭はお前達の平和をたまには護ろう!)」 |
![]() |
![]() 「ぽかぽか」 |
![]() 「もっさ」 |
![]() 「もっさもっさ」 |
![]() 「ぽかぽか」 |
![]() 「ぽかぽか」 |
![]() 「ぽかぽか」 |
![]() |
![]() 「今は何回目?それとも初めて?」 |
![]() 「架空の存在は非存在ではない。ということはまず理解してるね?それじゃあ、いこうか。」 |
![]() 「………」 |
![]() 「ネギがいっぱい……。」 |
![]() 「ネギネギ! (訳:私の指示に従いたまえ! 勝利のネギを手中におさめるのだ!)」 |
![]() 「しゅごごごごご」 |
![]() 「にょきにょきにょきにょき」 |
![]() 「ネギネギ……、 ネギ! (訳:ネギは美味くて栄養豊富……、さあ食えすぐ食え今食え!)」 |
![]() |
![]() 「……そろそろ頃合だろう」 |
![]() 「さあて……」 |
![]() 「多少は消耗してもらおうか」 |
![]() 「……じっとしていたまえ。苦しい時間が伸びるだけだ」 |
![]() 「……じっとしていたまえ。苦しい時間が伸びるだけだ」 |
![]() 「……じっとしていたまえ。苦しい時間が伸びるだけだ」 |
![]() 「手を差し出して?」 |
![]() 「よっつ」 |
![]() 「チッ! 運がいい奴!」 |
![]() |
![]() 「どうした?まだ終わってないぜ?」 |
![]() 「(無言で片手を掲げると黒い刃が敵へ向かって放たれる)」 |
神聖ネギ帝国 Chain 全付麻痺Lv1(1) 全付混乱Lv1(2) 列付封殺Lv1(3) 列活気Lv1(4) 乱活気Lv1(5) 列傷疾風Lv1(6) 付混乱Lv2(7) 自傷冥闇Lv3(8) 列低下Lv1(9) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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女騎士と黒竜 Chain 傷冥闇Lv1(1) |
![]() 「びょん」 |
![]() 「……そろそろ頃合だろう」 |
![]() 「ノーティカルスターの煌めき……キミには追えるかな?」 |
![]() 「イジワルするコはメッなのー……!」 |
![]() 「ふたつ」 |
![]() 「一度に切り取りたいが…」 |
![]() 「なーに、これからさ。」 |
![]() 「ふぃー……」 |
![]() 「踊りは、さァ! これからです!」 |
![]() 「ノーティカルスターの煌めき……キミには追えるかな?」 |
![]() 「極北の空に煌めく我が宿星よ……その加護を、今此処に。」 |
![]() 「おや! ……見事な動きだ。」 |
![]() 「おや! ……見事な動きだ。」 |
![]() 「………」 |
![]() 「まず、右足を前に出し」 |
![]() 「ちょっとだけなら心得があるんですよ」 |
![]() 「ここはかっこよく決めたいところだった……」 |
![]() 「はい、お疲れ様でした」 |
![]() 「ノーティカルスターの煌めき……キミには追えるかな?」 |
![]() 「さあて……」 |
![]() 「いい具合だ!」 |
![]() 「そこだ!」 |
![]() 「星の嵐……凪を齎すは我が一閃……!」 |
![]() 「おや! ……見事な動きだ。」 |
![]() 「ぴょ」 |
![]() 「この辺りで終わりとしておこうか。」 |
神聖ネギ帝国 Chain 全付麻痺Lv1(1) 全付混乱Lv1(2) 列付封殺Lv1(3) 列活気Lv1(4) 乱活気Lv1(5) 列傷疾風Lv1(6) 付混乱Lv2(7) 自傷冥闇Lv3(8) 列低下Lv1(9) 乱吸魔Lv1(10) 吸魔Lv1(11) 列付混乱Lv1(12) 傷冥闇Lv4(13) 列復活Lv1(14) 列活気Lv1(15) 付混乱Lv1(16) 傷冥闇Lv3(17) 列治癒活気Lv1(18) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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女騎士と黒竜 Chain |
![]() |
![]() 「(軽く一回転してみせた)」 |
![]() 「まぐれだろ!」 |
![]() 「……」 |
![]() 「ネギが一本……。」 |
![]() 「……!」 |
![]() 「今は何回目?それとも初めて?」 |
![]() 「架空の存在は非存在ではない。ということはまず理解してるね?それじゃあ、いこうか。」 |
![]() 「………」 |
![]() 「ネギが四本……。」 |
![]() 「ネ……ギッ……! (訳:ネギを讃えし者達よ! 我が全知の目はお前達の窮地に気の向くままに手を貸そう!)」 |
![]() |
![]() 「ぽかぽか」 |
![]() 「もっさもっさ」 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() 「くっ……ふふふ……やるじゃないか。」 |
![]() 「今は何回目?それとも初めて?」 |
![]() 「クオリアを存在する、という仮説のもと、この物体のあらゆるクオリアを観測不可能にしたという思考実験をしてみよう。さて、この物体を見て、何を思うだろうか?そもそも認識できるかな?しかし、クオリアが観測できなくなっただけでは物体はそこにあり、光を遮り、質量がある。さて、ではそれは本当に”見えない”のか?」 |
![]() 「………」 |
![]() 「………」 |
![]() 「………」 |
![]() 「ネギがいっぱい……。」 |
![]() 「ネ…………ギ……ッ……?!」 |
![]() 「しゅごごごごご」 |
![]() 「ぽかぽか」 |
![]() 「ぽかぽか」 |
![]() 「ぽかぽか」 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() 「簡単な講義だ、寝てはいけないよ。寝たら存在の確定ができなくなってしまうよ。」 |
![]() 「………」 |
![]() 「ネギがいっぱい……。」 |
![]() 「しゅごごごごご」 |
![]() |
![]() 「ぽかぽか」 |
![]() |
![]() 「さあさあ、君の存在を証明してくれ」 |
![]() 「………」 |
![]() 「ネギがいっぱい……。」 |
![]() 「ネギ! ネギ! (訳:私の後光を浴びよ! ネギが映し出す光輝を知れ!)」 |
![]() |
![]() |
![]() 「ぽかぽか」 |
![]() 「ぽかぽか」 |
![]() 「しゅごごごごご」 |
![]() 「………」 |
![]() 「………」 |
![]() |
![]() 「ああ、ごめんね。これを付けないと、追えなくなっちゃうんだ。外してもいいけど、心まで無くさないようにね」 |
![]() 「………」 |
![]() 「……見切った。」 |
![]() 「………」 |
![]() 「ネギがいっぱい……。」 |
![]() 「ネ……ギッ……! (訳:ネギの執行人達よ! 我が鉄の指先はお前達の些事を特に省みずこれを与えよう!)」 |
![]() 「ふー!ふー!」 |
![]() 「ふー!ふー!」 |
![]() 「しゅごごごごご」 |
![]() 「ネギィ♪」 |
![]() |
![]() 「………」 |
![]() |
![]() 「ぽかぽか」 |