| 雪の降り積もる季節。 とある屋敷の広間の片隅に少年と少女らしき影が佇んでいた。 すこし離れた場所にいる大人のことなどお構いなし、少年は少女の気を引こうとしているのか 次々に話題を持ちかけているところだった ***「そういえばもうじきクリスマスだね! ……君はプレゼント、何がほしい?」 ***「馬鹿ね。 サンタクロースなんていないわ。」 少年が何を言おうとも、この娘は冷たくあしらい続けていた。 その本意がなんなのか。 この時点では彼は想像も付かなかっただろう。 ***「つれないなぁ……。 君の家にサンタがこなくたって 僕達同士で プレゼント交換 なんてことだってできるだろう?」 ***「結構」 ***「はあ……そんなに僕が嫌いかい、グレイス」 グレイス「そう思うならそうでしょうね」 結局何を言おうとも素っ気ない返事しか返してこない少女。 このまま話してもどうにもならないと気がついたのか 残念そうにため息をつくと少年はその場から去っていった。 -------------------------------------------------------------------------------- 『魂』とは何なのか。 そもそも魂といったものが本当に実在しているのかどうか。 お医者サマだったら『心配停止、脳の停止』で全て終わり、何も残らない。 とだけ答えてくれるだろうし 大層昔に魂の重さと発表されたそれも 医科学論的に基準を満たさぬものでしかない。 ただ、そうした存在はけっして少なくもないし そのものを『完全否定』することは困難であるし意味がない。 仮に魂が存在するものとして、器を失ったそれはどのような基準でどこへと向かうのか。 輪廻、放浪、永劫、そして消滅。 主にこの何れかになるのだろうけれど……。 来世や肉体を離れた後の永劫があり、親しかった者と再会することがあるとしたら。 『その時の僕』は『僕』であると言えるのだろうか。 相手も然り。 こんなことを考え続けても答えはきっとでないだろう。 ……けれどこうしてこの地を彷徨っているのだからこの命ある限り、答えを探していくつもりだ。 ――レイスの手記より |
レイス「まずできることっていったら 足を踏み出し続けることだけだよね」 |
ローレンス「レイスか。分かった。よろしく頼む」 |
ローレンス「お、男……なのか。そうか。なぜそんな格好を……。……しゅ、趣味か? むしろあまり詮索しないほうがいいか……?」 |
ローレンス「ど、どこを見て、か……。いや特に大した理由はないんだが。……く、口調とか?」 |
なんのことはない、それはただ、自分自身の事でもあった。 |
ジョン「物乞いね。言うなれば、没落貴族……いや仮にそうでも君がそれに縋っているようには見えないね。アレは、誇りに狂う」 |
ジョン「だとするならば何か、となるが……さて。……あぁ、また余計な事でもいったか」 |
ジョン「さて? (その続きの言葉を興味深そうに待つように、促すように。ただ、暫しすると)」 |
ジョン「……まぁ、実のところ、私の方から明確な答えというものは出せやしないのだけれどね」 |
ジョン「何せ、覚えていない。……ずるい答えかね? まぁ、ずるいのだろうな。ただ……私と似た物を知っている。それは死んでいたんだよ。ただ、それだけさ」 |
レイス「この世は弱肉強食だ」 |
レイス「さ、この間に一息だ」 |

『何か』を足に掴んだカラスが飛び去っていった |
レイス「オーダーさせてもらおうか。」 |
にした。
| ○ | Pno412 午前の紅茶会 |
VS | Pno424 ミーティアPT |
× |
| × | Pno412 午前の紅茶会 |
VS | Pno436 Marie, Marie, touches, touches. |
○ |
| ○ | Pno43 おいなりーず |
VS | Pno412 午前の紅茶会 |
× |

午前の紅茶会
没落貴族 レイス(Pn412)
此岸の亡霊 フラグメント(Pn412)
ぼんよりまほーつかい ネムム(Pn412)![]() 「……そろそろかな……」 【ネムムはゆったりとした動作で相手に視線を向ける】 ![]() 【それと同時に宝玉内に光の文様が一瞬流れた】 |
| のたのたと現れて、でっかいじゅうを構えた。 「ちょっと、だるいけど、やんなきゃねぇ……」 |
レイス「ああ――残念だよ。 こうしてるってことはさ」 |
フラグメント(Pn412)「さあ、むしさんはどちらかしら」 |
「…………。」 |
ネムム(Pn412)「……準備終わり」 |
ジョン(Pn412)「味付けは濃いめがいいな」 |
「侵攻開始と行きましょう」 |
「開拓戦、開始。その土地、もらい受けます。」 |
りおん(Lv12)「経営手腕の見せ所ですね!」 |
「これより実戦が始まります。協力者にはサイエンス協調ボーナスポイントが振り分けられます。」 |
「いざ、新天地へ!」 |
「……原因によって引き起こされる結果は、いつだって決まっている。 『お前はBUGか?』と君達が問えば、私は必ず、定められた言葉を返すだろう。」 「『その通りだ』、と。」 |

(Pn412)(沈黙が鳴く。) |
(Pn412)「……色とりどりの夢を」 【ネムムは複数のカードの力をステアすると一気に解き放った!】 |

ジョン(Pn412)「忘れちゃったな」 |
ジョン(Pn412)「いい男ってのは、いつでも余裕を持たせるものらしい……けどね」 |
レイス(Pn412)「意志、ねえ。 僕にそんなもの期待されちゃぁ困るね。」 |
レイス(Pn412)「目には目を。 とはよく言うだろう?」 |
| 午前の紅茶会 Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| BUG Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ネムム(Pn412)「……カードの能力を発動。香りの魅力」 |
「攻撃、失敗。ノーダメージです。」 |
レイス「それは遠慮させてもらうよ」 |
(Pn412)そこには誰もいない。 |
「攻撃、失敗。ノーダメージです。」 |
「攻撃、失敗。ノーダメージです。」 |
レイス(Pn412)「こうしてみるとサマになるものかな?」 |
レイス(Pn412)「ああ、言っておくけれど。 ヒトの得意な分野で攻めようったって無駄だよ。」 |
レイス(Pn412)「自分の身くらい守らないとね」 |
レイス(Pn412)「その手には引っかからないよ。」 |
レイス(Pn412)「自分の身くらい守らないとね」 |
レイス(Pn412)「賽は投げられた といったところか。 ふふ、がんばってくれよ」 |
レイス「いいねぇ?」 |
「ああ!違います、そうなる予定ではなかったのです。」 |
「清き信仰は心地よいな!」 |
「ああ!違います、そうなる予定ではなかったのです。」 |
「さあ、君の顔をよく見せて。」 |
「手痛い一撃は喰らいたくないんでっすけどねえ」 |
「装備を地面に置き、両手を横にしてうつ伏せになってください。」 |
「ああ!違います、そうなる予定ではなかったのです。」 |
「清き信仰は心地よいな!」 |
「連撃、開始。」 |
「波に乗るべきタイミング!」 |
「連撃、継続。」 |
「連撃、終了。」 |
「ほ、本体を狙わんでくれ!」 |
| 午前の紅茶会 Chain 治癒Lv1(1) 列心痛疾風Lv2(2) 列傷投射Lv1(3) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| BUG Chain 列活気Lv1(1) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「あなたは成功のチャンスを逃しました。」 |
「私からすれば大変無害です、目に擦り込んでも平気です。」 |
フラグメント(Pn412)「……あら」 |
「あなたは成功のチャンスを逃しました。」 |
「ひとーつ」 |
「装備を地面に置き、両手を横にしてうつ伏せになってください。」 |
「ああ!違います、そうなる予定ではなかったのです。」 |
「清き信仰は心地よいな!」 |
「コードリンク・ダブル実行!」 |
「連撃、継続。」 |
「よーっつ」 |
「むぅ……」 |
(Pn412)そこには誰もいない。 |
「弁慶の泣き所は大事にせねばな。」 |
「……虫が。」 |
「むぅ……」 |
「とぅっ!」 |
| 午前の紅茶会 Chain 治癒Lv1(1) 列心痛疾風Lv2(2) 列傷投射Lv1(3) 乱心痛天光Lv1(4) 全付混乱Lv3(5) 活気Lv1(6) 列吸魔Lv2(7) 傷投射Lv2(8) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| BUG Chain 列傷弱復帰Lv1(1) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ジョン(Pn412)「バーン」 |
フラグメント(Pn412)「!」 |
「……君の方は大丈夫なのかい。」 |
ネムム(Pn412)「……繋げるよ」 |
ネムム(Pn412)「……カードの能力を発動。甘く香り高い」 |

ネムム(Pn412)「……良い流れ」 |
「ほ、本体を狙わんでくれ!」 |
ジョン(Pn412)「バババーン」 |
ジョン(Pn412)「そこかな」 |
レイス(Pn412)「まだまだ終わらせないよ」 |
レイス(Pn412)「さあ、精々楽しませてくれよ」 |

「…………うん。」 |
(ぐぢゅ、と音を立てて、その一筆でどす黒く染まった空白が姿を現した。 異形がざわめく。泡立つような無数の目玉と折れた腕が、地面を這いずる。這いずる。這いずる。) |

(Pn412)そこには誰もいない。 |
「回避コードがギリギリ間に合いましたか」 |
「……いや、困ったね。」 |
「あなたは成功のチャンスを逃しました。」 |
「病魔は潜むものじゃよ。」 |
フラグメント(Pn412)「ゆびさきにひをともすの」 |
ネムム(Pn412)「……ふう」 |
ネムム(Pn412)「……まだまだまだ繋げるよ」 |
ネムム(Pn412)「……カードの能力を発動。甘く豊かな香り」 |

ネムム(Pn412)「……ふう」 |
ネムム(Pn412)「……良い流れ」 |
りおん(Lv12)「ひどくない?」 |
ネムム(Pn412)「……ふう」 |
ネムム(Pn412)「……良い流れ」 |
ネムム(Pn412)「……ふう」 |
ネムム(Pn412)「……ふう」 |
ジョン(Pn412)「避けないでくれよ。自信失くすじゃないか」 |
りおん(Lv12)「ひどくない?」 |
ネムム(Pn412)「……もう数えてないよ」 |
ネムム(Pn412)「……カードの能力を発動。気高い香り」 |

ネムム(Pn412)「……効果的?」 |
「ひぇ、祓わないでくれ!」 |
ジョン(Pn412)「皮肉ってことさ」 |
ジョン(Pn412)「おーわり」 |
「装備を地面に置き、両手を横にしてうつ伏せになってください。」 |
「ひとーつ」 |
「波に乗るべきタイミング!」 |
「ふたーつ」 |
「仕切り直しといこうかの。」 |
「仕切り直しといこうかの。」 |
「とぅっ!」 |
レイス(Pn412)「見えるかい? この蝶の群が!」 |

レイス「ちょこまかと……ッ!」 |
レイス「ちょこまかと……ッ!」 |
レイス「ちょこまかと……ッ!」 |
「あなたは成功のチャンスを逃しました。」 |
「病魔は潜むものじゃよ。」 |
「どれだけ人の言葉を喋ろうと、それは証明にはならないのさ。 泣こうが、笑おうが、人であるという証明にはならない。」 |

フラグメント(Pn412)「すばらしいわ」 |
「急所、露呈。危険です。」 |
ネムム(Pn412)「……良い流れ」 |
レイス「いいねぇ?」 |
りおん(Lv12)「あいったーい!」 |
| 午前の紅茶会 Chain 遠傷投射Lv2(1) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| BUG Chain 傷弱復帰Lv1(1) 傷疾風Lv1(2) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「ひとーつ」 |
「装備を地面に置き、両手を横にしてうつ伏せになってください。」 |
「コードリンク・ダブル実行!」 |
「コードリンク・トリプル実行!」 |
「よーっつ」 |
「とぅっ!」 |
ジョン(Pn412)「……やめろよ」 |
「仕切り直しといこうかの。」 |
| 午前の紅茶会 Chain 遠傷投射Lv2(1) 全付混乱Lv2(2) 連活気Lv1(3) 列心痛氷水Lv2(4) 列傷投射Lv3(5) 傷心冥闇Lv2(6) 付混乱Lv2(7) 乱活気Lv1(8) 吸魔Lv2(9) 列傷心冥闇Lv1(10) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| BUG Chain 付混乱Lv2(1) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「この焔で、君の心さえも炙り出せたらいいのだけれど。」 |
「すばらしい。あなたは貴重な機材を破壊しました。」 |
「装備を地面に置き、両手を横にしてうつ伏せになってください。」 |
「予測を誤ったか」 |
レイス「それは遠慮させてもらうよ」 |
レイス「楽しませてあげるよ」 |
ジョン(Pn412)「だめだろ、こんなおじさんに当てれなきゃ」 |
フラグメント(Pn412)「きゃっ。」 |
「私からすれば大変無害です、目に擦り込んでも平気です。」 |
「いいね。楽しくなってくるじゃあないか……。」 |
| 午前の紅茶会 Chain 遠傷投射Lv2(1) 全付混乱Lv2(2) 連活気Lv1(3) 列心痛氷水Lv2(4) 列傷投射Lv3(5) 傷心冥闇Lv2(6) 付混乱Lv2(7) 乱活気Lv1(8) 吸魔Lv2(9) 列傷心冥闇Lv1(10) 自傷冥闇Lv1(11) 心痛疾風Lv2(12) 列吸魔Lv1(13) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| BUG Chain 列傷混乱Lv1(1) 傷命中魔攻Lv1(2) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ジョン(Pn412)「そこかな」 |
「やめてください! 確認、1+1=... 私は壊れていません!」 |
ジョン(Pn412)「あらー、もげちゃいそう」 |
「タイミング、今ッ!」 |
フラグメント(Pn412)「きゃっ。」 |
「攻撃、失敗。ノーダメージです。」 |
ネムム(Pn412)「……良い位置」 |
「攻撃、失敗。ノーダメージです。」 |
「やめろと言っても、やめないでしょう?」 |
「私からすれば大変無害です、目に擦り込んでも平気です。」 |
フラグメント(Pn412)「きゃっ。」 |
「さあ、君の顔をよく見せて。」 |
ネムム(Pn412)「……始まり」 |
ジョン(Pn412)「バーン」 |
ジョン(Pn412)「そこかな」 |
「やめてください! 確認、1+1=... 私は壊れていません!」 |
「さ、任せておいて。」 |
(「大丈夫」。「私にBUGの心は分からない」。「私はBUGじゃない」。 自らに言い聞かせるように、本当に小さな声で、震えた言葉をこぼす。) |

「……いや、困ったね。」 |
フラグメント(Pn412)「たのしいわね」 |
「……ありがとう。」 |
「…………。」 |
ネムム(Pn412)「……更に繋げるよ」 |
ネムム(Pn412)「……カードの能力を発動。心地良い酸味」 |

ジョン(Pn412)「バーン」 |
「やめてください! 確認、1+1=... 私は壊れていません!」 |
レイス(Pn412)「これで終わるとでも?」 |
レイス(Pn412)「君の相手は僕がしよう。」 |

レイス「楽しませてくれよ」 |
「急所、露呈。危険です。」 |
「いや、すばらしいね。この連携プレー。」 |
「さあ、答え合わせをしようか。 君がその目で確かめた世界を。私達の埋められない溝のかたちを。」 |

フラグメント(Pn412)「とめられるかしら」 |
ネムム(Pn412)「……もう数えてないよ」 |
ネムム(Pn412)「……カードの能力を発動。強くも優しい」 |

ネムム(Pn412)「……良い流れ」 |
「やめてください! 確認、1+1=... 私は壊れていません!」 |
ネムム(Pn412)「……ふう」 |
レイス「まだまだだろう?」 |
レイス(Pn412)「君達に戦意があるのは実に良くない」 |

レイス「ちょこまかと……ッ!」 |
レイス「ちょこまかと……ッ!」 |
「あなたは成功のチャンスを逃しました。」 |
レイス「ちょこまかと……ッ!」 |
「病魔は潜むものじゃよ。」 |
フラグメント(Pn412)「あたたかいわ」 |

ネムム(Pn412)「……もう数えてないよ」 |
ネムム(Pn412)「……カードの能力を発動。爽やかに」 |

ネムム(Pn412)「……もう数えてないよ」 |
ネムム(Pn412)「……カードの能力を発動。甘く豊かな香り」 |

ネムム(Pn412)「……ふう」 |
ネムム(Pn412)「……ふう」 |
ネムム(Pn412)「……ふう」 |
ネムム(Pn412)「……良い流れ」 |
「ほ、本体を狙わんでくれ!」 |
ネムム(Pn412)「……ふう」 |
フラグメント(Pn412)「あたたかいわ」 |
フラグメント(Pn412)「のまれてゆきなさい」 |
ネムム(Pn412)「……もう数えてないよ」 |
ネムム(Pn412)「……カードの能力を発動。甘く香り高い」 |

「やめてください! 確認、1+1=... 私は壊れていません!」 |
ネムム(Pn412)「……良い流れ」 |
「ほ、本体を狙わんでくれ!」 |
レイス「まだまだだろう?」 |
レイス(Pn412)「この子が相手をしてくれるそうだ」 |

「回避コードがギリギリ間に合いましたか」 |
フラグメント(Pn412)「あたたかいわ」 |
フラグメント(Pn412)「ああ、ねつがたかまってゆくわ」 |