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天地の一週間

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Message(Personal)
取引メイ
「……こんばんは。メッセンジャーサービスです」
取引メイ
「……メッセージの送信ですね。承ります」
取引メイ
「……4件のメールが届いております」
  • アリクイさん(E-No.19)からのメッセージ……
      		アリクイさん
      「天地くん，ﾎﾞｸｶﾞいなくなったからって食べられちゃﾀﾞﾒﾀﾞﾖ？」
  • Blau 14(E-No.20)からのメッセージ……
      		Blau 14
      「天地は忘れちゃってるけど――
      元の世界に戻ってもいい事なんてないんだよ？

      あの世界に残っているのは――
      天地のかつては人間であった身体の残滓だけよ。
      普通の人間としての尊厳も人生もないんだよ。
      ……それでも帰りたい？

      ここでソフィアさんやソレイユさん、
      佐川さんやバレンさんやヒノトさんとその他みんなで、
      いつまでも楽しいお茶会を続けようよ。

      ねぇ、私のいってる事、分かるでしょ？」
  • いちご(E-No.245)からのメッセージ……
      		――手紙とぬいぐるみと、籠が置いてある。

      「天地へ。
      　この手紙が着くまでいればいいけど
      　元の世界に帰ったかなぁ。届けー。
      　兎も角
      　元の世界に戻っても、元気でね。
      　戻らなかったら、まぁ、またお菓子用意しとくから
      　召喚士のとこで、お茶しよう？」
      		――籠の中には、飴がいっぱい入っているが
      　　籠の取っ手に小さなメモがついている。

      「食べ過ぎ注意。１日５個ぐらい。」

      ……差出人は「いちご」と書かれている。
      １日に飴５個は、どうなんだろうか…？
  • クロ(E-No.271)からのメッセージ……
      		（あなたの頭をくしゃっと撫でて）

      「天地、お前は在るべき世界へ帰れ。
      　何、いずれまた時が来れば再会もできるだろう。
      　過去の私をよろしく頼んだ。じゃぁ、またな」
    		•
    依代の記憶保存
    		召喚士がやってきました。
    		召喚士
    「あなたの記憶を貰うわ」
    • 依代名……Astraea。
    • クラス……アガートラーム。
    • 性別……不明。
    • 年齢……青年。
    		巫女ユミ？
    「記録したぞ」
    Message(Linkage)
    最終選択
    		召喚士
    「ここでお別れね」
    		召喚士
    「アナタを構成していたモノに強制帰還の魔法を掛けるわ。それなら『彼女』も干渉できないから……」
    		召喚士
    「いままでご苦労さま」
    		天地の意識はそこで途切れました。
    その後……この世界でその姿を見た者はいません。
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