ホームリザルトキャラクター結果 > アリスの一週間

アリスの一週間

Infomation
  • 残り削除カウントは8回です。
Diary
Trick or treat!Trick or treat!

魔女やお化けに仮装した子供達が街中を歩いていく。
今夜は明ける事のないこの闇の世界もかぼちゃを刳り抜いて作られたジャックランタンの淡いオレンジ色の光に包まれて陽気な雰囲気を放っている。
お菓子をねだる子供達に囲まれて普段は戦士や英雄と言われる大人達も戦闘の事は忘れ、妖しくも美しいこの時間を楽しんでいるようだ。

そんな賑やかな街の外れに古びた協会が経っている。
教会内の正面には壁一面にステンドグラスが張り巡らされ、仄暗い建造物内はお祭り騒ぎの街頭とは打って変わって神秘的な静寂を保っている。
ジャックランタンの光の群れはそんな仄暗い教会内のステンドグラスを通して様々にその色を変えている。


「魔石の光のようだ。」


大きく壮大なステンドグラスを背後に、逆行に身を包んだ男がぽつりと呟いた。
華やかでかつ荘厳な風景を自然に身に纏い、それすらも衣装のように着こなしているようでもある。
全身にシックな黒で覆い、金糸の刺繍が鮮やかである。
顔の右半分は仮面で隠れている。
手に持った杖で床に移された光をなぞっている。


ふと、薔薇のような香りが漂い、男が目を上げるとそこには顔の上半分を仮面で隠した女が立っていた。

「ごめんなさい、お待たせして…おめかしに時間が掛かっちゃったの。」

そう言うと女は少し肩を窄めて男に近寄った。


「…いつの間に入ってきたのだ。扉の開く気配は感じられなかったが。」

少し眉をひそめて男は問うたが女はそれには答えず


「……本当に来てくれると思わなかった。こんな時、きっと貴方はたくさんの人に囲まれているべきだもの。……王様。」

女は男の背後のステンドグラスを見上げながら呟いた。


「…ふん、特別このような行事でなくとも我の周りには常にたくさんの人間がいるのでな、たまにはこのような静かな場所で過ごすのも息抜きになろうというもの。気まぐれに過ぎぬ。」

そう言うと男は杖を持っている手とは逆の掌をひらりと女の腰に回して椅子に座るように促した。
女が腰をかけた後で男もその横に座った。


「あら、じゃあ私と会ってくれたのはただの王様の気まぐれだったのね。」

女は少し拗ねたように顔を男から背けると


「そう拗ねるな、大人の容姿になっても相変わらず初めて会うた子供の頃のままだ。」

わざと意地の悪そうに少し口端を上げて男は笑った。


「もう、子供扱いはやめて。これでも私は18なのよ。」

それでも男の顔を再び見た女は嬉しそうに笑ったが、すぐに正面に視線を戻し呟いた。

「……でも、子供のままで居ればよかったと思う事もあるわ。だって、そうしたら貴方を思って切ない気持ちにならなくてもいいもの。」


「…?それは…どういう…」

男が問うと


「…これだから女性に困らない男の人ってイヤだわ、肝心なところで鈍いんだもの。」

小さくため息をついて、少し、寂しそうに女は笑った。


「ねぇ、王様。本当の貴方って何処にいるのかしら。私、本当の貴方に会って、触れてみたかった。此処で貴方に会えたことは幸運だけど、出来れば同じ世界で生きてみたかったわ。」


「唐突にどうしたのだ、ハロウィンというのは人の出会いについて考えるようなイベントであったか…」

「………。」


どうやらこの王様という人物はハロウィンというイベントについて疎いようだと半ば諦め、


「此処とは別の世界でね、今日にあたる日が一年の終わりの日で、その日になると精霊や魔女が出てくるんですって。それらから身を守るために仮面を被ったり、魔除けの火を焚いたりしたことがこのお祭りの始まりみたい。」

「ふむ……我の世界では精霊は神に近い存在であるが……どちらかというと守護に近いな。我ならば精霊でも魔女でも出てきても一向に構わんが。」

不適な笑みを作ってみせる男を見てくすりと笑い、


「ねぇ…じゃあ…吸血鬼はどう思う?ヴァンパイアよ。いるでしょう?仮装の中にも。」

「はて………我は実際にそのヴァンパイアとやらには会ったことがないのでよくは分からんが……何故だ?」



「私が、ヴァンパイアだからよ。」

仮面の下のエメラルドの瞳は男のやけに明るいブルーの瞳を真っ直ぐに捕らえて呟いた。


「……………今日の仮装は……マスカレードという舞踏会の際のものかと思ったが」

「違うのか」…と困ったように男が唸ったので女は、


「ふふ、王様って本当に可愛い人ね。」

と言い、

「でも、今日は何の仮装だっていいの。本当の自分を隠して、今日だけは、貴方とこうして向き合っていられるから。
それが例え短い時間であっても。きっと素敵な思い出になるわ。」



そう言って男の肩に凭れ掛かり、

「王様、今日は本当にありがとう。」

そう言って仮面のない左の頬へやんわりと唇を触れさせた。
その感触は砂漠の夜の風のようにひんやりと冷たい。


きっとそれは僅かなひと時であったが、
多くを語らずとも、背中を支えてくれるその大きな掌、鼻筋の通った丹精な顔立ち、そして印象的な不自然な程に明るいブルーの瞳、そのひとつひとつを記憶にとどめようと眺めながらこの男性をとても愛おしいと女は思った。



「嗚呼、私、恋したのかもしれない。」


その呟きは協会の周囲にやってきたまだ途切れることのない子供達の賑やかな声にかき消された。



今回の滞在
戦場アナ
「今回の攻略拠点は「常闇の祭祀殿-懺悔者の道」ですね」
召喚士
「時間になったら集まるのよ」
  • 常闇の祭祀殿-懺悔者の道に滞在します。
Message(Personal)
取引メイ
「……こんばんは。メッセンジャーサービスです」
取引メイ
「メッセージは届いておりません」
Message(Linkage)
トリックオアトリート
巫女ユミ?
「菓子だと?」
巫女ユミ?
「そんなもん持ってないのであるが……仕方ない、これでなんとかしておけ」
  • 栄養調整食品を貰いました。
情報検索サービス
情報検索サービスを受けることにします。
しかしちょうど良い単語が思いつきません。
そこに突然、ファラール(E-No.409)が現れました。
ファラール
「暇だったら、調べてもらえると嬉しいな!」
どうやらウエポンエンハンスという単語を調べてもらいたいようで、それを伝え終えると、消えてしまいました。
ちょうどいいので、その単語で情報検索を行なうことにします。
今回調べたい単語はウエポンエンハンスです。アリスは一週間籠もって、調べ物をすることにしました。
……
一週間が経過する頃、疲れが溜まって深く眠ってしまいました。
女性の声
「そろそろ結果が出たようであると様子を見に来たが……ふむ、調べ疲れて寝てしまったようであるな」
動けないところに誰かが語りかけてきます。
女性の声
「いいだろう。聞いているかどうか知らんが、情報をまとめてやろうではないか」
女性の声
ウエポンエンハンスとは!
女性の声
「分類はアビリティであるな」
女性の声
「星図魔法の超広範囲支援アビリティである。セットアップターンに起動し、パーティー全体の主力武器に別の武器特性を付加することができるぞ。たとえば剣に槍の特性を付加するなどが可能であり、デメリット効果は付加されないぞ。付加する武器の種類は、タクティクスフォームで武器種類を選択することも可能だ。自分を含め十人以上に均等に与えられるとき、その総合力はとてつもないものになる。同じ武器の特性を重複させることはできないが、異なる特性なら共存することが可能だ。」
女性の声
「ただし、魔法の負荷はかなり高く、ターンごとに100-定数×熟練度%の確率で行動不能になってしまう。行動不能になってもアビリティの効果が途切れることはないが、魔法攻撃者が攻撃に参加できないのは辛いものであるな。ほどほどに熟練度を高めておく必要があるぞ。ちなみにある程度持続力があるので、術者が戦闘不能になってもパートが終了するまでは効果は持続するぞ。」
女性の声
「この魔法は星図魔法が得意とする、アイテムへの効果付加の応用である。武器の効果は術を止めることで消滅してしまうのだが、失敗しない。もともとは幻創魔法が持つ戦場支援魔法を、とある者が盗んで改造を施したものだ。職人的な技術に裏付けられているため、本家よりもある意味使い勝手が良くなっているかもしれんな」
女性の声
「……ということだ。これからもしっかり励めよ」
目が覚めると、そこには誰もいませんでした。
Ability Setting
アビリティを装備します。
  • 依代のアビリティ「夢泉」を装備しました。
  • No1のアビリティ「天使の囁き」を装備しました。
  • No2のアビリティ「悪魔の涙」を装備しました。
  • No3のアビリティ「幻想への誘い」を装備しました。
Item Setting
装備品を整えます。
  • 主力装備は「暴走魔術師の杖+2」です。
  • 補助装備は「黒く塗られた腕輪」です。
  • 身体装備は「祝福された黄金服+1」です。
  • 装飾装備は「『不思議の国のアリス』」です。
  • その他がありません。
Skill Setting
スキルを装備します。
  • 牽制スキル「神々の秘密」を準備しました。
  • 本命スキル「夢の傷跡」を準備しました。
  • 必殺スキル「荊の抱擁」を準備しました。
Schedule
今週はずっと情報検索サービスに就いていました。
  • さら(E-No.107)が乱入してきました。
  • お菓子を賭けてジャンケン勝負!
    • 相子だったため、双方のお菓子が1個ずつ消滅しました。
  • EXPが変化しました。(5397)
Diary?
今週、うまい菓子を食ったさ。はらいっぱいだ。
夜、からだ中 あつい。
胸のはれ かしかしたら かしかしねり落ちやがたカモ。
いったいあれ どうな て



やと かこ ひいた も とてもかし
今日 はらへったの、ねこ にエサ くわれた



かし かし メイサンおか わりきた
ひどいかおなんで こ メイサンメイサン
うまかっ です



かし うま
Grow
乱入の結果……
    様々な熟練度成長率がアップしました。
  • EXPが変化しました。(97151)
依代の浸透……
  • 夢泉が熟練されました。(13%22.1%)
アビリティ熟練度変化……
  • アビリティ研究の指定がされていませんでした。
スキル熟練度変化……
  • 神々の秘密は熟練できません。
レベル変化……

レベルアップしました(EXP-100)

    能力値成長前成長後変化値成長限界
    LV003100320010041
    HP140014350351735
    DEF004700490020120
    HIT015501590040230
    INT027002770070280
    RES028302920090380
    ATK000500050000005
    SPD020002040040230
    LUK023502420070280
攻略の時間になりました!!
召喚士
「そろそろ時間よ。集まりなさい」
戦場アナ
「攻略ですよ攻略だよ攻略だぞ攻略に行くぞっヒョォォ!!」
召喚士
「……落ち着きなさい」
  • マップの特殊ルールにより、一部のタクティクス設定が無効になりました。
召喚士
「やる気は十分のようね。頑張りなさい」
ホームリザルトキャラクター結果 > アリスの一週間