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Diary | ||
(ガルフの日記 10日目) 薄暗い部屋。立ち上る湯気、炉の光に照らされる女の顔。 工房のいつもの風景。隙間から時折入る冷気が季節を感じさせる。 しかし、今日のガルフは珍しく思案顔であった。 合金を作る行程が一段落すると腕を組む。 「…戦況は思わしくないようじゃの」 先日の戦闘前のことであった。 祭祀殿に赴く軍勢の中、ふと聞こえてきた会話。 「今日もてこずりそうだな」 「奴は手強いからな……」 「それもあるが、味方の強化がうまく回っていないかもしれん」 「ああ。俺たち前衛はともかく、後衛の資金不足が気がかりだ」 「実際、敗北が続くと手詰まりになるからな…」 確かに攻略戦が思うように進んでいない、とは聞いていた。 しかしそれは戦士の力量の問題で、修行により打開できると信じていた。 だがどうも、別の部分にも要因があるらしい。 そうこうしているうちに会話は聞こえなくなる。 進むうちに風が強くなっていた。 仕方なく、魔法使いや射撃主風の人間を探す。 たまたまロングスカートの女が近くにいた。 1度戦闘で一緒したか何かで挨拶だけはしたことがある。 名前はスティア、だったか。控えめな話し方だが真面目な印象が残っていた。 「ちと聞くがの、お主等支援の者達、装備の購入や工房の支払いはうまくいってるかの?」 黒髪が美しい少女は突然話しかけられて戸惑い気味ながらも、ゆっくりと丁寧に答えてくれた。 戦況のこと、収入のこと、そして装備のこと。 装備が痛むようになってから、やりくりがとても厳しくなったこと。 魔石の色のバランスも難しいとの話だった。 「・・大変、です・・・」 寂しそうに笑う少女。胸がぎゅっと締め付けられる。 戦場が近づいたので各自持ち場へ進むこととなり、そこで別れたがその表情がずっと頭に残っていた。 「どうにかせんといかんのじゃが」 初戦が終わり、ほぼ無傷だったものの撤退をしたのも言葉がひっかかっていたからだ。 話はどうやら経済のことらしい。魔石融通で何とかなる話でもないようだ。 難しい話は苦手だから考えてもよく判らない。 何度考えてもうまい策は見つからないのである。 「せめて、工房の色指定を変えてみるかの?」 まずは自分にできること。少女に聞いた話では藍・橙・黄・青あたりが楽らしい。 それで何が変わるか見えなくとも、心意気というのは必要であろう。 思えば同業者にも不要な魔石色を指定しているものがいる。 彼らもやはり同じ意気なのかもしれない。己は寧ろ遅いのかもしれない。 途端に胸のどこかがじっと熱くなった。 言葉も繋がりもなくとも、同じ思いの者達がいる。嬉しいことではないか! 独りうなずくと、主任への届出用紙を取り出した。 「己の道は己の前にある、じゃからの」 |
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今回の滞在 | ||||||
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Message(Personal) | ||||||||
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Message(Linkage) | ||
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召喚士におねがい | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
レベルダウンしました
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Ability Setting | ||
アビリティを装備します。
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Item Setting | ||
装備品を整えます。
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Skill Setting | ||
スキルを装備します。
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アイテム工房(準備) | ||||||||||
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アイテム工房(発注) | ||||||||||||
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アイテム工房(受注) | ||||||
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アイテム工房(発注結果) | ||||||
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Schedule | ||||||||||||||||||||
今週は山の民の装飾工房にて活動していました。
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アイテム工房(支払) | ||||
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アイテム工房(次回の予定) | ||||||||
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Grow | ||
乱入の結果……
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Event | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
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攻略の時間になりました!! | ||||||||||||||
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