Infomation | ||
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Diary | ||
「・・・・。」 骨の軋むような音を立てて、棺桶が開く。 びくともしなかった棺桶だ。中身に何が入っているかと思えば。 「・・・・?」 その中には獣の遺体と古びた日記帳が入っていた。 遺体の方は損傷もなく、腐臭もしない。何か不思議な力で守られているようだった。 それに比べ、日記帳はボロボロで、少し力を入れれば崩れそうなものだった。 ・・・・。 ・・・・。 ぱらぱらと日記帳の文字を眺める。 分かった事。それは、今の依り代は違う世界の死んだ人間だという事。 そして自分は。自分の魂は目の前の獣の遺体のものらしい。 ・・・・。 ・・・・。 それでは、この依り代の魂は。 どこへ行ってしまったのだろうか。 そもそも、記憶が無いのは畜生だったからなのか。 あまりに解せぬ。 ・・・・ゆっくりと記憶が戻ろうとしていた。 と言っても、この依り代の、だが。 この人間は魔術の禁忌を犯したらしい。 "死者の蘇生"。その世界では禁忌に値する行為らしい。 愛するものを生き返らせる、悲劇のストーリー。 しかし、術者の魔力が無かったせいか、自分自身は命を落としたらしい。 ・・・・人間と言うのは愚かなもので、人を助けようと決めたら自分の身がどうなってもいいものらしい。 馬鹿らしい、自分が死んだら誰がそれを救うのか。 後から分かった事だが、この体が薬を浴していたのは生命を維持させるための精神安定剤、そのための中毒らしい。 一匹の猫がいた。使い魔であり、信頼を寄せられる弟子であり。 独立した意思を持つ黒猫の妖魔。 その黒猫は自らの魂を使って、その禁忌を犯した。 連鎖。しかし、その黒猫の魔力は存外高かったようだった。 そのために、人を殺めたりして魔力を高めたのだろう。 生き物において"血"が一番魔力を持っているとされる。 魔術師の血を浴び続けた黒猫は主人を救ったのだ。 ・・・救った? 救った。と、確かに記憶している。それでは・・・この体は? 見れば・・・その手は消えかかる。 ・・・新しい依り代にしないといけないらしかった。 元の体に戻るべきか。いや、そうだろう。棺桶の中身がこのまま無事でいるかは分からない。 ありがとう。そんな声が聞こえたような気がした。つづけて、お帰り、と。 あと少しで、私は畜生に戻るのだろう。さようなら、狐の占い師。 (※次々回からキャラ絵変える。予定。です。) |
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今回の滞在 | ||||||
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Advice | ||||||
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Message(Personal) | ||||||||||||||||||||
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Message(Linkage) | ||
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召喚士におねがい | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
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Market(入札) | ||||||||||||
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Market(入札結果) | ||||||
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Ability Setting | ||
アビリティを装備します。
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Item Setting | ||
装備品を整えます。
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Skill Setting | ||
スキルを装備します。
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Skill Checking | ||
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アイテム工房(準備) | ||||||||||
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アイテム工房(受注) | ||||||
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Schedule | ||||||
今週は白狐の占い屋にて活動していました。
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アイテム工房(支払) | ||||
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アイテム工房(次回の予定) | ||||||||
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Grow | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
依代の浸透……
レベルアップしました(EXP-160)
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Event | ||||||||||||||||||||||||
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Event | ||
『常闇の祭祀殿』に張られた結界が魔石を霧散させます……。
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攻略の時間になりました!! | ||||||||||
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