イベント

「次回で40回更新です」

「そうね」

「よって次回は40回更新記念イベントを執り行います」

「私の台詞が！」

「メイさん、やるきまんまんですねー」

「うむ」

「ですわね。全身から意欲が満ちあふれておりますわ」

「みなさんもお揃いですか？」

「前回、メイのやつに勝手に名前を使われてしまったからのう」

「今回はわたくし達の方から、素敵な景品を用意することにしましたの」

「それは助かるわね。それじゃメイ、説明をお願い」

「はい」

「今回のイベントは恒例のシャウト機能を利用したナンバーくじです。1〜9のうち、好きな番号を指定することで、商品が当たります」

「くじの利用は[1]といったように、[と]で囲んでください。数字は半角でお願いします。『[1][2][3]』のように複数を指定した場合は、最初の『[1]』だけが適用されます」

「繰り返しになるけど、『[1]！』だけの適当なメッセージでも良いのね？」

「もちろんです。普段、シャウト機能をご利用になられない方も是非ご参加下さい」

「ふうん。今回の景品は何かしら？」

「はい。今回の景品として、以下のものを用意しております」

「特賞……大当たりです。魔石が特盛で支給されます」

「1等賞……大当たりです。全能力と全能力限界が大きくアップします」

「2等賞……かなり当たりです。魔石が大盛で支給されます」

「3等賞……かなり当たりです。全能力と全能力限界が少しアップします」

「4等賞……微妙ですね。EXPが支給されます」

「5等賞……微妙ですね。魔石がちょっと支給されます」

「最後に、今回のハズレですが……」

「前回同様、アイコンが4更新の間強制的に『幻創カモノハシ』になれます」

「出た……カモノハシ……！」

「基本的にペナルティは無いと思います」

「また変な細工をしているんじゃないですよね？」

「変かどうかは存じかねますが、細工はしております。今回は特に隠すことでもないので提示しておきましょう」

「あら？」

「実は前回より、ハズレは特殊な選定方法をしておりました。内容は『ハズレは最も多く投稿された番号』という仕掛けです」

「あー。そういえば、カモノハシになった人、多かったですねー」

「はい。カモノハシになりたい方は、なるべく他人が選択しやすそうな番号を選ぶと良いでしょう。逆に『トレハ賞』『テンコ賞』は投稿が少ない番号が優先されます」

「そういえば、今回は二人も用意してくれているそうね」

「うむ。妾の賞は『テンコ賞』じゃ。現在装備しているすべてのアイテムを強化してやろう」

「堅実でよい効果ですねー」

「それが一番じゃよ。まあ、前回より大幅に強くしてやるがの」

「トレハさんは？」

「わたくしの賞は『トレハ賞』ですわね。四更新の間、愛くるしいペットをおつけしますわ」

「愛くるしい……ペット？」

「まるくて白いふわふわの、とってもカワイイ小動物ですわ」

「むー」

「魔石食べられちゃう！」

「あ、その辺りは大丈夫ですわ。この愛くるしいペット……ミニムウは試作中の魔法を使って作った、ムウの分身みたいなものでして、魔石を食べる能力はありません……きっと」

「とってもカワイイぬいぐるみみたいなもので、とっても無害な上に、戦闘でもお役立ちですわ！　……たぶん」

「なんか、心の声が大量に聞こえたような気がするんですが……」

「むー」

「むーむー」

「むーむーむー」

「むーむーむーむー」

「量産化されてる！」

「というか、なんでそんなもの作っているんですか！？」

「え？　ま、まあ……これも魔石イーター対策の一案でして……上手く実用化できたらいいなあと」

「……暴走して、魔石を食い荒らしたりしないですよね……」

「え？」

「……」

「いやいや、そんな事はしませんわ。ありえませんですわよ？」

「とっても嫌な可能性を作ってしまったようです……」

「ひ、人を破壊者呼ばわりしないでいただきたいですわね……かわいいペットを連れて楽しむ、明るい未来ですわ！」

「ふうん。面白いわね」

「くじの結果はいつわかるのかしら」

「次回更新のシャウト表示にて発表させていただきます」

「なるほど。それじゃ、準備の方よろしく」