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Diary | ||
【ガルフの日記 4週目】 かんかんかん。 いつもの音が響いている。 もうもうたる蒸気、鈍い紅い光。 原料たる金属の製造にとりくんでいる証。 「ふう、こんなものかの」 顔をあげると汗で濡れた髪が貼りつく。 昼間から何度も試行を重ね、ようやく実用に耐うるものとなった。 髪をいかにも面倒そうにかきあげるところにドワーフの名残がある。 「切っても切っても一瞬で伸びるからの……今度剃ってみるかの」 完成した合成金属の伸びや柔軟性を確かめながら、忌々しそうに呟く。 魂を憑依させている依代が聞いたら心から悲鳴をあげるに違いない。 もっとも、元の容姿とはかけ離れている可能性も高いのだが。 ガルフがコンファインする依代の共通項として判っているのは「女性」のみである。 元がドワーフにしては少々恨み言が多いものの、身体は慣れた動きで次のステップに移る。 金属が冷えて固まるまでの間に型に移さねばならない。 形状は小さなハート型、先週に依頼があったものである。 ライターと呼ばれるものも試してはみたのだが、実用としての機能が実装できず断念した。 実用品の機能を省くことはドワーフの信義に反するからだ。 「機能美こそ、我らの理想じゃからの」 そう呟く顔はほころんでいた。ようやく装飾らしい依頼をこなせたからであろう。 強度を高めるため、また自作する場合に備えて構造を把握する時間は実に楽しいものである。 ネックレスについては大分知識がついた。ライターも工房が整った時に挑戦するつもりである。 火打石の部分とボディには目処がつき、あとは燃える気体を確保し充填・気密性を保つかであった。 金属を型にうつし終わると、一息つく。 問題は今週の依頼である。 例によってシンプルなテンコ主任。 「今週の発注は鋼鉄の肉体とDG細胞、じゃ」 鋼鉄の肉体はまだ見れば判る。 が、細胞にいたっては見当もつかない。 「……何かで調べるしかなさそうじゃの」 頭を抱えながらも、どこかのんびりとした風のガルフであった。 (次週に続く ……かも、しれない) |
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今回の滞在 | ||||||
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Message(Personal) | ||||||||
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Message(Linkage) | ||
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攻略の時間になりました!! | ||||||||||||||
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