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Diary | ||
前世、とでもいえばいいのか。 そこで今まで自分がどんな人生を歩んできたのか、詳しいことを思い出せない。 30歳、ニート。ひきこもり。 自分のことで思い出せるのはそのくらいだ。 危機感はあった。 抜け出したい。 変わりたい。 だが、何もしなかった。 そんな中、PCから聞こえてきた怪しい声に誘われて手を伸ばして、 気が付けばこんなコスチュームに身を包んでいた。 詳しいことはよくわからないが、何だか晴れやかな気分だ。 「それは良かったですね」 ? 急に頭に声が響いた。 最初に会った召喚師とかではない。少年の声だ。 「はじめまして。ニクスと言います。あなたの体の本来の持ち主ですよ」 そうだ。最初に聞いたな。 俺は今、魂だけの存在で、この世界で動くにはこの世界の誰かの体を借りないといけないと。 でも、それなら凄く気になっていることがある。 「何でこんなスーツを?と不思議に思われたでしょう」 ? 何だ?俺は何も・・・ 「声に出さずともわかりますよ。とりあえずあなたが疑問に思うことに順番に答えましょう。 僕もいつもこんなスーツを着ているわけではありません。 僕はこの日のためにこのスーツを着ていたんですよ」 え?でも、突然今みたいな状態になって、それでお前たちは魂を抜かれたんだろ? 「僕に限って言うと違います。知っていたんですよ。予め。 あなたの魂を抽出してこの世界に送り込んだ次元盗賊団虹色天幕。 僕はその団員の子孫です」 何?話が見えないぞ。 「虹色天幕の指令でこの地に来て以来、我々一族は今まであなたを待っていたのです」 一体お前たち俺に何をさせるつもりなんだ。 「僕も知りません。 僕ら一族は皆、予言に従ってスーツを着て待機していただけです。 僕たちは常に始祖が残した予言に従って行動してきた。 天災、戦争、飢饉、あらゆるトラブルを回避してきたのです」 しかし、今回は回避できてないんじゃないか? 「この騒動が静まった時、我々は約束の地へと誘われる。 それが最後の予言。 これは我々が約束の地へ向かうための、旅立ちの儀式なのです。 そして、旅立つ我々を先導するのは、あなたです」 は?いや、聞いてないんだけど。 「そうですか。ですが、予言に書かれている限り、そうなるでしょう」 何? 「今までもですが、今回のこの本来予測不能の事態をも、予言は言い当てている。 ならば、最後の予言も必ず当たる」 ・・・まあ、その予言どおりにいくとしよう。 しかし、俺は何をすればお前たちを導ける? 「それはわかりません。ただ、わかっていることは、 あなたにはそれまで生き延びてもらわねばならない。 ただ、それだけです。それでは、僕はそろそろ・・・」 解放感を感じたのも束の間、えらい話を聞かされて、また気が重くなってきた。 俺のあしたは、どっちだ。 |
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今回の滞在 | ||||||
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Message(Personal) | ||||||
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Message(Linkage) | ||
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召喚士におねがい | ||||||||||||
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アイテム工房 | ||||||||||||||
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Lvup | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
レベルアップしました(EXP-50)
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アイテム工房(支払&次回の予定) | ||||||||
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攻略の時間になりました!! | ||||||||
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