Infomation | ||
|
||
Diary | ||
(メッセ調節中…前回送り切れなかったので一回分ずれてます。 今回いただいたメッセのお返事は次回に送りますね。すみません。) +++++++++ 先に異変に気付いたのは、従者であった。 ……あった、と云うよりは、あったのであろう、…今思い起こせば、そうであった、と思う。 鍛冶仕事を任せる為に、妄想の中から引き出した、あたかも血肉を持った人であるかのように見える幻──それが工房の前で戦場から引き上げて来る我を出迎え、仕事の内容を逐一報告するのが習慣なのだが、その日は少し様子が違っていた。 魔具の取り扱いに長けるその従者は、常であれば頭から黒いベールを被り我にも素顔を晒さない。 これはきっと、魔術と云う我が身に馴染みのないものを扱う者への怪しげなイメージ───無論我の───が反映されているのであろう。 「王、お帰りなさいま……」 言葉の途中で、息を呑む音がした。 負傷していた事もあり、この怪しげな職人の相手をする気にもなれずに適当に受け流して中へ入ろうとしかけたが、ぐいと白衣の袖を引かれて立ち止まる。 不敬なその行為を咎めようと振り向いて、思いがけず真剣な眼差しで空を見詰めている横顔が目に入った。 職人はベールを持ち上げ、素顔を晒している。 白い肌、金色の髪に赤い瞳の女───何度か目にした筈のその顔立ちは己で妄想したもの、にしては馴染みがない。 胸に違和感を掻き立てるその姿をただ眺めている我に気付いたのか、彼女は此方へ視線を向け、そして袖に手をかけている事に気付いたのだろう、「あ」と小さく声を上げてその手を離した。 「失礼を致しました。 ……王、何か戦場で変わった事はおありになりませんでしたか」 「変わった事、……?否、無事に拠点を攻め落としたようだが」 文句の一つも云ってやろうとしていた口は彼女の表情に気圧されてそんな答えを口にする。何かに怯えているかのような、痛みを感じているかのような、……それともこれは、哀しみだろうか。 職人は我の答えに納得出来ぬのか、暫し空を見上げたまま佇んでいた。 傷を負っている我をほったらかしの従者を、我は叱った方が良かったのかも知れない。 だが何故かこの職人は苦手だ。 「先に入る」と声を掛けて、工房へ戻った。 『自制なき学院』がその学び舎ごと消え去った、と我が知るのは数日後の事になる。 |
||
今回の滞在 | ||||||
|
||||||
Message(Personal) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Message(Linkage) | ||
|
||
Market | ||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||
Ability Setting | ||
|
||
Item Setting | ||||||
|
||||||
Skill Setting | ||
|
||
アイテム工房 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||
Schedule | ||
|
||
Lvup | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
レベルアップしました(EXP-380)
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
アイテム工房(支払&次回の予定) | ||||||||||||
|
||||||||||||
Event | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||
攻略の時間になりました!! | ||||||||
|
||||||||