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Diary | ||
(彼女の日記帳) トティス・オルビス・ブレウィス・デスクリプティオには、以前綴った様に、まるで一つの詩か暗号のような文字が後にも先にも続いている。確たる地形を見得る地図は無く―― 少なくとも、エトランジェたる私達に与えられているのは―― 地方と拠点予定地の名ばかりが羅列された紙が此処では所謂地図、に相当する。上から其れを数え、攻略を終えた地点に鷲羽根のペンで線を引いて消していく。 半分か。 もう半分、とも、まだ半分、とも感慨は湧かない。戦争を俯瞰するのは指揮を出す上官の役割であり、役人の仕事である。タクティクスよりもストラテジーこそが重要視されるべきである―― あれは誰の言葉だったのか。何れにせよ兵士である私は、唯只管に、目の前に戦いの在る限りは勝つのみだ。希望も見出さず、絶望もしない。其の過程に発生する全てに歓喜を、苦悩を、怨嗟を何故見出すのか理解も出来ない。理解に意識が向かぬよう、造られている。―― 其れは或る意味では、昔と変わらない。動物園の檻の中と、思考統制の檻。宜しくないものでないかと眉を顰める者とも会った事は有るが(人間にも動物にも)、私は其れを不思議と感じる。幸福ではないが、私は決して不幸ではないのだ。 学院を出ると元の鎧を纏い直し、また同様に魔術師のローブ姿に戻ったソムナンビュリストと空を見上げる。明けのうつろいなど見えはしない。ソムナンビュリストに背を托け顔を真上に向ければ、零れるような常闇の空。視界の端々に入る方位は並べて空を縁取る環に見える。其の一方から不意に毀れたような光が僅かの間に立ち上り消えて行った。 何かと振り返ると其れは今まさに離れたばかりの学院の方向からである。何だったのかは解らない――― ただ、あの光は、エトランジェらの灯す白色矮星が如き明かりとも、太陽の光とも違う。譬えるならばあれは――― 火の熱も光の暖かさも持たぬ、冷たいばかりのイリデッセンスによく似ていた。 ―――――――――― (彼女の走り書き) 枕を一つ二つ、学院から持って行こうと思っていたのに忘れていた。残念だ。 |
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今回の滞在 | ||||||
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Message(Personal) | ||||||||||||||||||||||||||||||
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Message(Linkage) | ||
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召喚士におねがい | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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不要アイテム引き取り | ||||||||
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攻略の時間になりました!! | ||||||||
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