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Diary | ||
気がつけばずっと傍に居た。 ずっと見守って居た。 何故そうだったのかは自分にもよくわからない。 ただ、心の奥底で何かが囁くのだ。 傍に。 ずっと。 守ってみせる。 今度こそ。 自分の意志なのか、それとも他の何かなのもわからないが、その囁きに背を押されるようにして今までルドの傍に居た。 不思議なコトだ。 悪魔には悪意以外の感情なんて無いはずなのに。 「ふぃー?」 「……な?」 目を覚ませばこちらを覗きこんでくるルドの顔。 何やら甘い匂いがするという事は、ご飯の時間か何かなのだろう。 「ごめんね、起こしちゃった? 美味しいミルクもらったからフィーにあげようと思って…」 申し訳なさそうな表情を浮かべながら小皿を差し出してくる。 「……なー」 自分の手を舐めてから顔にこすりつけ――所謂猫でいう顔を洗うだ――目を少し覚まさせてから小皿へと歩み寄り、ミルクを舐めてみる。 うん、美味しい。 「なー、な?」 「ん?ぼくも?いいよ、フィーが先に飲んで?」 「なー…」 「気にしない気にしない…っ!」 「なーー……」 ルドは遠慮深い。 そして実は意外と頑固だ。 こう言い出したらもう撤回することは無いのだろうとわかっている。 それでも、美味しいものを自分一人だけで楽しむのはどうにも納得いかないのも事実。 「なー」 「へ?近づけって?…こう?」 「な」 言われるがままに顔を近づけてきたルドの唇をぺろりと舐める。 ミルクを舐めたすぐ後だから少しだが唇についたであろう。 きょとんとした顔のルドを見つめながら、満足そうに胸をそらす。 「…うん、フィーありがとうね」 ふっと柔らかく微笑んでから、自分の頭を撫でてくる。 昔のルドは自分にだけこうやって微笑んでくれていた。 今、この世界にきてそれは自分だけの特権では無くなってきているが、それはルドにとっては良い事なのだろうと理解はできる。 だけど。 少し複雑なのはどうしてだろうか。 |
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今回の滞在 | ||||||
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Message(Personal) | ||||||
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Message(Linkage) | ||
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レベルアップしました(EXP-180)
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攻略の時間になりました!! | ||||||||||||
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