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Diary | ||
また、夢を見た。 また、父さんと母さんの夢だった。 相変わらず証拠もないのに、何でかあれが俺の父さんと母さんなんだなってわかった。 夜の草原に、父さんと母さんは呆然と立ちつくしていた。 何もない一点を見て、寄り添ったまま。 状況はよくわかんないけど、何かこー、深刻っていうか、決意みたいなものが二人に、特に母さんの目に出ているのがわかった。 でも、いつもみたいな嫌なカンジじゃなかったよ。 声は聞こえなかったけど、母さんは父さんの顔を真っ直ぐ見上げて、何か言ってた。 父さんは殆ど何も言わずに、偶にぽつぽつと何か言いながら、真っ直ぐに母さんを見てた。 なあ、俺、生まれてきていいのかなあ。 父さんと母さんが揃ったところに生まれてきていいのかなあ。 だったら早く、こんな所から抜け出さなくちゃいけない。 召喚士だか「彼女」だか、カレイディアとか、そんなのどうでもいい。 ここから抜け出すんだ。 もっともっと強くなって、壁をぶっ壊すくらいに強くなるんだ。 出られるのかなあ。 早く出たい。 帰りたい。行きたい。 早く母さんの元に宿るんだ。 母さん。 ―――目を開けたら、学院の天井だった。 石造りの廊下に座って寝てたみたいだった。 近くにフェフやネジも寝てた。 また、掴めそうで掴めない夢だった。 欠伸をして、頭をごりごり掻いて…… 掻いた髪が、随分と柔らかい事に気づいた。 え、何だこれ。まさか依代が変化したとかいうヤツ? ありえるかもしんない。イコにも黒猫の尻尾が生えてたし。 よくあることって言えばよくあるけど、自分の姿くらい知っておきたかった。 立ち上がってみたら、随分と目線が高い事に気づいた。 ラッキー! すっげ身長伸びた……と思ったんだけど、直ぐさま転びそうになる。 重心が変だ、上の方にある。何だこの依代。 元々女の人だったけど、取り憑く前と随分違ってる気がする。 俺は廊下の大鏡を覗き込んだ。 ある朝、スルゲリ・シュテュンプケが不安な夢から目を覚ましたところ――― 「な、なんじゃあこりゃあああ!!!」 寝床のなかで、自分がナイスバディの女に変わっているのに気がついた。 |
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今回の滞在 | ||||||
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Message(Personal) | ||||||||
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攻略の時間になりました!! | ||||||||||||
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