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Diary | ||
(彼女の日記帳) 星を視る人間達は――私の元居た地平では占星術師と彼らは呼ばれていたが――此の地平では星図に拠りて魔術を使う、智の担い手となったらしい。 観測所を元とした学院は、私が話のみにて知るどの学院よりも恐らくは巨きく、また複雑であった。多く、智を担う場は複雑で在るべきである。基地もまた然り、情報を有す場を、易々と其れを奪取せんと侵入してくる者を拒むために、そう造られるのだ。 故に学院の原点たる観測所が何処に在るのか、門に入ったばかりでは未だ判らなかった――少なくとも、私は見つけられなかった。 学院、学び舎と言う物自体に私が疎いのも無論だが(何せ動物には、士官学校すら必要無いのだ)同じ隊に居たソムナンビュリストも確認出来なかったと言っていたので、観測所はもっと奥に在るのだろう。 星を視る趣味も無ければ、星の力を魔術や何がしかに活用する事も出来ない私は、しかし純粋に、観測所の存在が気に掛かっていた。 星を、観測する―――。 当然ながら、つまり常闇に覆われる以前のカレイディアには夜が在り月が真円を空に刻み、星は真砂の如く張り付いていたのだろう。 私が此の地平に喚ばれて以来、此の闇空は常の物であり単に曙光の射さぬだけなのか、それとも夜空を覆う常闇なのかと疑問に感じもしたが、観測所が在るのならば此の月も星も無き空は謂わばヴェールの様に此の地を覆っている―― そう、表現し得る。 ソムナンビュリストは、夜天光を聴く。 夢を渡る眠りの羊は、其の夢の中に夜天光―― 星野光の協和音を耳にし、虚ろな光は造り物ばかりの真白く冷たい平野となって現れる。ソムナンビュリスト自身の夢は常に空虚でうら寂しく、つまり彼は夢を持たず、見ない。誰かの夢を渡り歩く故に。 私の夢はどの様な夢だろうか。 私の眠りは常に脳と肉体の休息であり、意識と記憶を手放す時間である。 天涯千里の常闇に、星野光の視えまいが―― 白色矮星の如く耀う、エトランジェらの人工灯。大気光かと見紛う程に。 其れはソムナンビュリストの言う――視る、ではなく――光の何とも違うが、私は其処に確かに、音を聴く。エトランジェらの音を。 ―――― 獅子は眠り羊の夢を見るか? ―――――――――― (彼女の走り書き) 学院に入ったら既に夏休み期間であったことについて。 |
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