Infomation | ||
|
||
Diary | ||
「……こんばんは。カート貸し出しサービスです」 「……いつも唐突だな。今日は何の用だ?」 「本日もカートの点検に参りました。なにも変なことなどありません。 安心してアイテムセッティングに励んで下さい」 いや、普段から不審ではあるが今日は輪をかけて怪しい。 「いいから前を向いてください。 ちょっとくすぐったいかもしれないですが」 「……それはあれか、私は背中から無体な開きにされるって事か?」 自分でいっておいて何だが、ありえない話ではない。 気がつけば変形して自走するカートに……なんて事もありうる。 いや、断言しよう。むしろ、ある。 「何を言っているんですか?それはまだ早いです。 それよりも早く前を向いてください、見られていると作業に入れません」 文句を言わせる気はないらしい。 今すぐ獲って螺子に変えようと言う事では無い様なので、渋々折れて振り返る。 しかし。『まだ』とか、眉根ひとつ動かさずさらりと言うかね。 まぁこの能面カート偏愛者が表情を変えたところを見た事はないのだが。 「振り向いてはいけませんよ」 「オルフェウスになる気はない。だがさっさと済ませろよ?」 「はい」 抑揚のない返事。布ずれの音。鉄パイプがカランと甲高い音を奏でる。 ぎしり、荷台が軋む。カートに感じる重さはおよそ少女ひとり分。 重心の移動、革靴が一歩。再び布ずれ。両手を上げた?状況がおかしい。 そして疑問とともに感じた。 ――殺気。 拙い。思った刹那、側頭部に衝撃! 薄れ行く意識の中、振り返り見上げた先に見たのは普段と変わらぬ無表情。 伸ばした腕が空を切り、視界が暗転した。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 「起きてください。風邪を引きますよ」 「ん……?あぁ……」 いつの間にか眠っていたらしい。妙な夢を見た気がする。 鈍痛の残る頭を振り、混沌する記憶を整理。 確か取引娘がカートの整備に来ていたのだったか。そしてそれから……。 「点検が終わりました。とりあえず一通りのセッティングは完了しました。 アナタの身体を最適な設定にしてあります。 なにかありましたら連絡します。それでは引き続き可愛がってあげて下さい」 寝覚めで呆ける頭に言うだけ言って、取引娘は去って行った。 ……どこか違和感のある物言いだった気もするが、まぁいいだろう。 そんな事はそう、些細な問題だ。 ふと触れた首の後ろに感じた異物感――何がしかのコネクタの差込口――については考えない事にした。 |
||
今回の滞在 | ||||||
|
||||||
Message(Personal) | ||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||
Message(Linkage) | ||
|
||
召喚士におねがい | ||||||||||||
|
||||||||||||
LvDown | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
レベルダウンしました
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Market | ||
|
||
Ability Setting | ||
|
||
Item Setting | ||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||
Skill Setting | ||
|
||
Schedule | ||
|
||
Lvup | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
レベルアップしました
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Advice | ||||||||
|
||||||||
攻略の時間になりました!! | ||||||||
|
||||||||