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Diary | ||
※暇な時に書く暇文章※ 女王は、はっと飛び起きた。 それに気が付いたある子供が駆け寄ってくる。 「じょーおー、どうしたの」 「うむ、儂は寝ておって意識がなかったはずじゃ。なのに、儂が動いておった。そしてその姿を儂が見ておるのじゃ。儂を儂がじゃ」 女王は初めてのことに少し興奮しながら、今起きたことを子供に伝えた。 「じょーおー。それは『ゆめ』だよ」 「『ゆめ』とな」 「じょーおーは『ゆめ』をみたことがないの」 女王はうなずく。 「はじめてじゃ。儂ら精霊は『ゆめ』なぞ見ぬからな。人間や動物が見るというのは知っておった。そうか、あれがのう…」 しみじみと呟く女王に、興味津々の子供が「ねえねえ、どんな『ゆめ』だった?」と聞いた。 「はっきりはわからんが、儂とお主達が何かに追いかけられておった」 「うわ、こわい『ゆめ』だねー」 「儂らは必死に逃げておったが、差は縮まるばかりじゃ。そして子供が一人転んでの」 「うん」 「得たいの知れぬ何かがその子供に向かって」 「うんうん」 「もう儂は間に合わんかった。そしてその子供というのが…」 「言うのが…?」 女王はじっとその子を見つめる。少しの間の後 「えーっ僕なの!?」 「冗談じゃ」 女王はからからと笑う。 「追いかけられたのは確かじゃが、そこまでは覚えておらんよ」 「もーっ」 子供はしかえしのつもりか、女王の足をぺしぺしと叩く。 「やめんか。悪かった悪かった。しかし『ゆめ』というものは恐ろしいものなのかの」 「ううん、楽しい『ゆめ』もあるよ。おかしをおなかいっぱいたべる『ゆめ』だったり」 「ほう。それは見てみたいのう」 「いいことをしておかあさんにほめられる『ゆめ』もみたよ」 「ふふ」 「あ、でもこのまえ、おねしょする『ゆめ』みたら、ほんとうにおねしょしちゃったんだ。おこられちゃった」 「それは『ゆめ』ではなかったのではないか」 「そんなことないよー。あれは『ゆめ』のせいだよぜったい」 この後も女王は、子供から夢の話をいっぱい聞いた。後から来た子供達も一緒に夢の話をした。 この身体も悪くない。 そう女王は思った。 |
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