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Diary | ||
……目は覚めた。 でもまだ、夢の中にいるような、そんな感触。 全ては夢ではなく、多分に現実。 髪の毛も黒の中に淡い黄金の房が疎らに残ったまま。 指先を始めとして、肩や膝やらの服で見えない所にまで、 小麦色の肌が白く色変わりしている箇所がある。 瞳は紫に戻ったみたいだけど、水面や剣の刃に映り込んだ僕の像を見る限り、 時折常闇の黒に染まっているようだった。 白い肌の彼を“リゲル”と呼んだ僕。 僕の中から聞こえたもうひとつの声も“リゲル”と呼んでいた。 ……やっぱり、何処かで逢ってる気がする。 リゲルという名の白い肌の……青年ではなく『子供』に。 そういえば、今になって不思議だと思った事がある。 此処へ喚ばれた時の服は、御座を進むうちに使い物にならなくなって今や殆どカートの荷物だけど、 綾羽(リョウウ)と呼ばれる袈裟掛けの上衣だけは愛着あるから羽織ってる。 カレイディアの服に故郷の綾羽姿は時々妙な感じだけど。 不思議なのはその綾羽。 召喚直後は真っ黒だったそれは、 御座を進むうちに白い帯刺繍が浮かび上がり、 闘技場を目指すうちに緋色の五弁花刺繍が裾を飾り、 そして平原を抜けようとしている今現在はといえば…… 先週何処かの王様らしい人の工房から戻ってきた綾羽には緑色の唐草刺繍が踊り始めている。 まるで魔宝の色を宿すかのように、色鮮やかになっていく綾羽。 このままカレイディアを進めば七色が揃うんだろうか。 それはそれで楽しみではあるけれど。 ……いや、いや一寸待って。 僕の綾羽は黒一色だった筈が無いんだ。 鈍く濃い青紫の地に藤花の下を流れる流水という図案の刺繍、 『名は体を表すから』と誂えて貰った物だった筈。 記憶と噛み合わない現実。 自分の預かり知らぬところで変わっていく現実。 ……僕は。 本当に。 黛藤河(まゆずみとうが)、なのか? |
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今回の滞在 | ||||||
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