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| Diary | ||
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(彼女の日記帳) 此処ではない地平――つまり、私とソムナンビュリストの元居た地平では、夜空は闇ではなかった。どこか湾曲したようにも見える半球の夜は確かに多く闇を湛えていたが、月のせいか夜空全体に真珠を溶いた大気を刷いたが如く不可思議な煌めきを感じさせた。 真円の月は宇宙の眼であるかのようにかがよい、縫い付けられたとも見える幾千の星が真砂にも似て散らばり、時には羽毛を吹いて飛ばした形の夜雲が風に乗り通り過ぎてゆく――耳に届くのはただ深深と更けるだけの夜なれど、目には大層賑やかであった。 だからこそ未だに、常闇の地平に於ける夜には戸惑うような時が有る。 例えば見上げた空は一面の暗闇で、光射さぬ森もまた暗闇だった時。 戦いが終わりふと振り放け見れば、煌々と輝くエトランジェらの灯りが地面の其処彼処に動き、或いはまた其れに照らされた鳥の羽毛、落ちた葉の裏側がぼんやりと光を反射して白く浮き上がる。 そしてまた、光無き大地故に白く生まれた小さな花や苔が常闇に横たわっているのを見ると、途端、私は立って大地を見下ろしていたのか、それとも実は逆しまに上を見上げているのか解らぬような衝動に襲われる。 だからと言って本当に混乱したり転げたりする訳でもないが、緑の草原に入って以来、普段以上に妙にそうした感覚を覚える。ソムナンビュリストにどうだと尋ねても、彼は特にそういった感覚は無いようだ。 他のエトランジェらと感覚が違おうとどうとも構わないのだが、同じ地平から来たはずのソムナンビュリストと共有し得ないのは不思議なことだ。 何故私だけ――――― ああ、 こうして日記に記していて唐突に思い出した。 上とも下ともつかぬ感覚、あれは、召喚士殿に喚ばれた際のあの空間だ。 魂だけが剥がれて漂う、地平と地平のあわいの空間。 だが……その感覚が、今何故私だけに? ―――――――――― (彼女の走り書き) 最近通っている食事処はオデンという見た事も無い料理を出している。 あれなら、物によってはソムナンビュリストも食べられるだろう。 何とか私も作れるようにしたいものだが……。 |
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