「加護を」

「さて、参ろうか」

「この調子なら楽勝ですよ。」

「真打登場！…とまでは行きそうにないかな。」

「大人のピンチに助太刀とか、超格好よくね？」

「私が来たからには安心してもいい……などと大口を利くつもりは無いよ。
この力、多少の役にでも立てばいいとは思っているけどね。さ、やろうか！」

「対戦者はこれだけいるぞッッ」

「ふよふよする妖精を魔力障壁が覆ったッ！」

「ふよふよする妖精は倒れやがったッ」

「いたいよ〜」

「クリーンヒットォ！　いい当たりだッ！」

「夜でもバードは倒れやがったッ」

「寝直してきます」

「クリーンヒットォ！　いい当たりだッ！」

「ネジはくじらを庇って立ちはだかった！」

「君の相手は私だ！！」

「かっけぇぇぇぇぇえ！さすが！」

「白荊姫には敵の回避が想定内だったッ！」

「くじらが攻撃に加勢した！」

「2回ヒット！」

「森を守護するヒトは倒れやがったッ」

「退かせてもらいます」

「こんなものでしょう」

「これも天の御加護じゃ」

「ご満足頂けました？」

「南無…」

「勇者の盾に防げぬものなどない！」

「いよっしゃあ！」

「おつかれさまっ！」

「ん。よかった。」

「残念だが…あんた等よりも凶悪な連中ともやりあったことがあるんでね」

「へっへー、ちょろいもんだぜ！」

「我々の勝利だ。ま、簡単に負けるワケにはいかないからね。」

「がんばっているようね、今回の報酬を渡すわ」

「…」

「あーもう疲れた。帰って寝よう」

「俺も共に先へ行きたいが……身体が動かんようだ。すまん。」

「これ以上は動けねえみたいだ、後は頼むぜ・・・！」

「わりぃ、限界だ…」