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Diary | ||
“あの者”を倒してからほどない時だ。 弟、サフィーと私はアリオトの大地にいた。 父と母。 二人に対して私がしたことを、サフィーはあのとき咎めなかったが、 今は気まずい雰囲気が場を支配している。 「…お姉さんは、これで心が晴れたのですか?」 ぽつり、と彼はつぶやいた。 「ああ」 私は即答した。 だが実際はどうだろう。彼らは本当に私たちに対してやったことを理解したのか、信じられない節がある。 赤子の私を見たとたん、拒絶したという母。 妻の言葉通り、雪原に置き去りにした父。 私の憎しみの感情を利用した男たち。 その中にいながら、自分と重ねていたとはいえ、私を唯一普通に扱っていたヘリオドール… いろいろなことが頭をよぎった。 ヘリオドールは、言った。 私はなにも知らないのだと。世の中を知らせぬまま育てて申し訳ないと。 私は思うのだ。 これから、知っていけばいい。 それがせめて彼へ私ができることではないだろうか。――もう、遅いのかもしれないが。 「サフィー」 私は口を開いた。 これから世の中を知るために、協力してくれないか。 そう、言うつもりだった。 しかし… 目の前が歪み、私の意識は闇へと落ちていった。 |
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今回の滞在 | ||||||
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攻略の時間になりました!! | ||||||||
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