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Diary | ||
(彼女の日記帳) 一時期を考えれば驚く程の速さで赤の闘技場の残り地点を攻略し終えた私達は、次なる制圧予定地、緑なる平原――見た訳では無いが以前はそうだったのだろう――へと移動を開始した。 陽の無い常闇の底に這い蹲るような草や苔は赤の闘技場でも見たものの、平原と呼ばれる一塊りで生えているとはどうにも想像し難い事だ。 カレイディアを『彼女』とやらに支配されて数十年数百年の月日が――日は、無くなってしまったが――経ったでも無し、植物が生存のために独自の進化を遂げるにはまだ時間が必要。人を介しての改造ならば日光が無くとも育つ植物を創れるだろうが、国が管理を投げたような場所ならば今や誰が其れをするだろうか。 知識のそう無い私が学術的な興味を抱いた訳では無いが、戦い難い場所か否か、戦い方の瀬踏みも出来ぬかと位は考える。思考の其処に至りて、どうで野営地で手合せをするとなっても相手として誘えそうなのがソムナンビュリストくらいしか居ないのだと気づいた。 考えるまでも無い。無理だ。いや、戦おうと思えば無論戦える。しかし手合せで済む程に互いは互いの得物に耐性が無い。剣と、魔法。一太刀一筋でも間違わば、下らぬ事で戦力を一つ、或いは二つ減らしてしまう。己は決して失敗などせぬと驕れる程に強くも無いので、結局その考えを終い込む。まぁ、抑抑ソムナンビュリストが私に魔法を浴びせるなど彼が正気である間は考えられぬが。 敵兵は殺せ。そうとしか教えられなかった獅子。昔から、敵兵の捕獲は人間かせめて銀犬の仕事だった。対して銀羊は…思い出すまでも無く、前線投入された経験すら無い。彼の身体を考えれば当然なのだが、矢張り戦い方は違ってくるものだ。 私は如何に効率良く如何に最小の労力で敵を殺すかを考える。しかし今のソムナンビュリストは考えない。撃ち付け薙ぎ払い焼き穿ち、目に付いた敵を只管に殺そうとする。 ―――たとえ敵で無くとも、私の前に開かるものを。 …其れが彼の元々なのか、私のためになると思っているのか、私には判らない。 だが私のためだと思っているのならば、それは全く正しい事だ。 ―――――――――― (彼女の走り書き) 先日からソムナンビュリストが、単に叩かれるのは趣味で無いが私に叩かれるならばそれも楽しそうだと言っている。 お前は何を言っているんだ。 |
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今回の滞在 | ||||||
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Advice | ||||||||
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召喚士におねがい | ||||||||||||||||||||||
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