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Diary | ||
依代と本来の魂の性別が違うと云うのは、やはり不自然な状態なのだろうか。 否、そもそも魂とその器の持ち主が別だと云う事自体が初めから不自然なのだと云えばそうなのだが。 我を除くこの世の全員が女体化してしまえば、何の苦もなく我のハーレムが完成すると考えていたのだが、先日出会った男は随分と難儀をしている様子だった。 「では、用を足す時にも目を瞑っていると云うのか」 我の言葉に少女の姿をしたものが頷く。 白荊姫、と呼ばれ花街で人気を集めた娘だとか。 その仕草に合わせて白い頬に掛かる髪をぞんざいな仕草で掻き上げながら「そうなんだよ」と溜息を漏らすのは彼女に宿る英雄の魂。 どうやら「彼」は依代の選択を誤ったらしい。 然し折角見目麗しい少女の身体で生きる事になったのならば、その目で好きなだけ女性の身体を見れば良いものを。 大概の男が「一日女性になれたとしたら」と考えるであろう事をぶるぶると首を振って否定した男は、先程から執拗に「俺はロリじゃない」と繰り返している。 「風呂入るにも目瞑ってるから不便なんだよ」 そう切り出した彼が、わざわざ我を訪ねて来た理由がわかった。 つまり自分ひとりでは満足に風呂に入れぬので、我の妄想を具現化する力で自動的に身体を洗って貰えるような設備を出して欲しい、と。 「然し、汝の依代は意識があるようだ。彼女に自分で湯浴みをして貰ってはどうか」 そう提案しては見たのだが、それでも結局彼女の意識の中で彼もまた視覚情報を遮断出来ないので意味がないのだそうだ。 「つまり、目を瞑っている内に洗ってほしいのだな」 そう確認するとこくこくと頷いて掌で目隠しまでして見せる。 勿論我は引き受ける事にした。 臣民の願いを聞き届けずして王は務まらぬからな。 ああ?勿論具現化の力など借りずに、己の手で洗ったが。 奴は目を瞑っていて全く気付いていない。 「誰かに本当に洗ってもらってるみたいで気持ちいい」 と喜んでいる。 ああ良かったな、本当に、良かったな。 感謝するがいい。 我はしっかり眺めたぞ。 http://king.vs.land.to/184_diary.jpg (妄想ではありません) |
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今回の滞在 | ||||||
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Message(Personal) | ||||||||||||||||||||||||||||
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召喚士におねがい | ||||||||||
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