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Diary | ||
※独白なので日本語に翻訳されています。 夜の闇は深い。 息が詰まるような濃密な暗闇の中で僕は目覚めた。身体を起こそうとすると、全身にじくりとした痛みが走る。人間の身体は本当に不便だと思う。どこでも丸くなって暖かな格好で眠っていられた少し昔のことを、こんなにも懐かしく思い出すなんて思わなかった。あまりに寒かったものだからかき集めて身体にかぶせていたぼろい布を押しのけて僕は起き上がる。どうにか悪寒を感じるような目には遭わなかったようで、僕は少しだけ安堵した。 外はいつも変わらずに闇の中だった。ところどころ、そこに人がいるのだという証明のように、橙色の蝋燭の明かりがゆらゆらと動いているのが見える。猫だったときは恐怖の対象だったそれも、身体が大きくなったせいか、幾分かはましに感じられていた。とはいえ今の自分の身体である少女も、通常の人間に比べればだいぶ身体は小さい。おそらく害意を持った人間に襲いかかられれば、僕はひとたまりもなくころされてしまうだろう。運の良いことに今のところはそういう目には遭っていなかったから良いけれど。 ぞくり。 僕は突然身体を駆け抜けた衝動に身を震わせた。この身体になってからというもの、時々得体の知れない衝動が僕の心をおののかせる。それは、言葉にすればとても単純な衝動だった。 歌を、歌いたい。 何故そんなことを思うのか、僕には分からない。もしかしたらそれはこの身体に刻み込まれた衝動なのかも知れない。あの銀髪の女の子の言うには、身体を乗り換えることでその身体の能力を取り込むことができる、らしい。言葉の意味はよく分からないけれど、その通りの意味ならば、この身体の持ち主は歌う能力があったということなのだろう。 僕は声を出して歌おうとした。けれど漏れる声はとても不格好で、とても人間の歌う歌というにはみすぼらしいものでしかなかった。それでも僕はただ声を出し続けた。旋律にもならないような旋律が、暗い空気にとけ込むように消えていった。 何を歌えばいいのかすら、その時の僕には分かっていなかったのだった。 |
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今回の滞在 | ||||||
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攻略の時間になりました!! | ||||||||
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