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Diary | ||
先週は珍しく担架のお世話にならずに帰ってこれたから予告どおりちゃんと書斎探しに手ェつけはじめたわけだ。 結果:屋根裏まで探したけどほとんどロクな書籍がねぇ。なんだコイツ。マジ俺様に喧嘩売ってるのかばっかやろ。別に筋肉馬鹿ってーわけでもねぇのに、コイツ何のとりえがあるんだよ。 というのは、家捜し中にコイツ、俺様が有難くもコンファイン?してやってるコイツの元の姿がわかったからだ。ま、だって今の状態じゃ鏡を見ても俺様のビショージョっぷりしか映らねぇし? なんつーか、どこにでもいそーなふつーのオッサンだった。ま、コイツが人間ならフツーに30前くらいってとこか。 温和そうで、自分の妻の肩を抱いてにこやかに笑ってんの。争いなんて知りませんってくらいな感じで。 なんかすげーウゼェ。こういうの、虫唾が走るわ。こーゆー僕には何も関係ないんです大切なものがあればそれでいいんですってーの。 おー、もーすぐ時間だ。なんつぅか、やっぱり担架のお世話になってねぇと精神的にゆとり持てていいよなー。今日もそーだといいけど。 今日の場所は仮面舞踏会……じゃねえ、禍面撫倒会だそーだ。読めねぇ。天才の俺様でも読めねっつの馬鹿じゃねっつの さーて行きますかね。 そいや、アイツ今日もいんのかな。 すげぇチマいガキんちょ。いっちょまえに耳と尻尾つけてるから猫なのかって聞いたら「悪魔なのですにっ」とか言って胸はってたけど、まーどーみても幼女だから威厳もクソもないっていうな 結構前にも一度持ち場がかち合った時、なんかすげぇびびったような目でこっちチラ見してから目ェそらしやがったからなー 覚えてたんだよなー 先週また一緒だったときに仕返しに頭ぐしゃぐしゃ撫でてやったら腕ぶんぶん振り回してたっけなぁ でもあんなチマいナリで最前線突っ込んでくんだからありゃスゲーわ。とてもじゃねーけど繊細な俺様には無理無理。 |
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今回の滞在 | ||||||
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