Secret Sphere
<<Week9
-WEEK10-

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Smart Diary
ワカメ
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あれは何時のことだっただろうか。
少なくとも、今よりも分別が付かなかった幼いころ。
私はひとつの小さな命に魅入られた。

魅入られたとは言っても言わばそう、子供のそれは他愛のないものだ。
仲良くしたいとか、抱きしめたいとか、可愛がりタイだとか、そうした感情。
そう気に召したその相手と言うのも海で泳ぐひとつのイルカであった。

その子は近くの海で何度か見かけて、船にもすぐに近寄ってくる好奇心の旺盛な子であった。
だから、ちいさな私はそれに手を振ったり、手を伸ばしたりなんかをしていたのだ。

けれども、決してそれに触れることはずっとなかった。
そのイルカと出会って数年間、触れる機会が巡ってこなかったのだ。
いいや、今思えば触れさせないように周囲がしていたのだ。

それは例えば、触れようとしたときにたまたま食事に呼ばれたり
あるいは勉強だから、礼儀を学ばないといけないからと、姿勢を正す様に言われたり。
けれどもそのおかげで、数年間は触れることなく、眺めることができた。
触れないながらも顔を見合わせ、互いに声を交わすことだって出来た。


けれども、子供心にいつか触りたいと、浅はかな当時の私はそう決心をしていたのだった。
いつかきっと、この手であの子に触れてみたい。
強く抱きしめてみたり、その背に乗ってみたり、一緒に泳いでみたり、■■してみたり。
そんなことが出来たらいいなとずっと願ってそしてたまたま、その機会が巡って来た。


それは偶然、両親も家の従者も寝静まった夜の船での事。
眠らぬ私はたまたま外を眺めていて、そしてたまたまその子が近くに寄ってきていた。
それを、またとない機会だと思って――私はその手をその子に伸ばした。
何も考えず、思うがままに、加減もせずに、その力も何もかもを堪えきれずに。

その結果など、きっと語るまでもないことだろう。
今はもうその子はいない。
海となり、その潮騒として、儚い一つの命が消えただけだ。



その事を、今でも私は忘れられてはいない。
否、忘れないようにしようとその時に誓ったのだ。

だからこそ、今はとても恐ろしい。
力を封じ、衝動すらも封じ、そして以前よりも自制も制御も覚えたはずだ。
それでも己がそうした存在である以上、隣り合えば何があるかわからない。
己と言う存在が果たして彼女を壊すことなく、収めることができるのか。

それに、明確な確信が今は持てない。
いいや持っていたとしても、その恐れはきっと消えはしない。
あの時のように、白い塵へとなり果てることが無いのだろうか。

私はそれを恐れている。

今は足掻き進むしかないと分かっていても。
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パーティメッセージ
ワカメ
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メッセージはありません。
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メッセージ
ワカメ
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メッセージはありません。
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青い鳥メッセージ
亀
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メッセージはありません。
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参加コミュニティ
ワカメ
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コミュニティNo.71 魔力研究室
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.119 メーア寮【大広間】
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.563 竜令嬢の寝処
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.4 自称風紀委員会
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.6 悪逆遊戯研究部
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.7 Kleid(サユのお店)
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.8 最先端魔学研究室
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.12 作家達のアトリエ
で、1人の発言がありました。
コミュニティNo.21 シュトゥルム寮談話室
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.31 幽霊部室
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.39 文芸部
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.41 屋上的な場所
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.42 食堂のいつもの席
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.45 第六図書室【10番書架前】
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.49 中庭
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.50 魔法創作同好会
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コミュニティNo.51 第八図書室
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.53 大衆浴場『砥之湯』
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.55 お昼寝部
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.58 占術同好会
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.59 おくすり委員会
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.65 潜入工作同好会
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.68 『書庫の鏡』
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.74 魔法化学部
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.75 魔法学園 食堂
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.79 フェルゼン寮ロビー
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.80 フランメ寮トレーニングルーム
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.82 裏庭
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.83 メーア寮【菖蒲の間】
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.90 講堂
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.96 高等部施設
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.99 大学部施設
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.100 古の大書庫【てんめー合わせ/入場は自由】
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コミュニティNo.101 貴族達の社交場
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コミュニティNo.111 お菓子同好会
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コミュニティNo.115 メーア寮【六花の間】
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.121 例のプール
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コミュニティNo.122 外付け階段:踊り場
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コミュニティNo.134 鍛錬場
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コミュニティNo.151 魔竜の巣(フランメ寮151室)
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.153 小さな礼拝堂
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.163 大聖堂
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.167 同人魔導書サークル部室
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.168 天文部
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.169 歌唄い同好会
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.173 大衆食堂『なりがね』
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.174 触手の会
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コミュニティNo.186 無人の教会
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コミュニティNo.187 庭園の四阿
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コミュニティNo.188 シュトゥルム寮252号室
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.198 料理研究会
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.199 ヴィヴ用イベントコミュ
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.200 星の図書館跡地
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コミュニティNo.205 カワイイ男の子がいる場所
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コミュニティNo.207 フランメ寮談話室
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コミュニティNo.210 魔法学園購買部
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コミュニティNo.225 ドラゴンズ&ドラゴンズ
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.232 魔法戦技部
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.244 デイヴの寝床【フランメ寮、曉月の間】
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.248 フェルゼン寮403号室【紫水晶の間】
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.249 ニュクスの個人研究室
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.260 第九図書室
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.263 硝子壁の植物園
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.269 治安のよい街角
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.272 魔法初心者用の空き地。
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.273 魔法薬学部
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.277 学園の裏通り
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.278 シュトゥルム寮146号室
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.279 呪術研究部
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.286 イチャイチャしないと出られない部屋
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.287 お悩み相談室クラノイ
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.292 運動場の片隅
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.299 大浴場
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.302 淫魔の日常
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.303 学園近くの山林
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.310 被写体フリー宣言!
で、1人の発言がありました。
コミュニティNo.319 日当たりのいい保健室
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.323 スラム街
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.335 魔法創作同好会【置きレスの部】
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.339 第五図書室【児童書】
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.358 第三図書室【博物学】
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.360 古い鍛錬場
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.374 メーア寮【深海の間】
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.397 家庭科室
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.420 魔法創作同好会【実験室】
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.425 珈琲所『魔メダ珈琲店』
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.433 ヒミツの小部屋
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.435 カワイイ男の子の部屋
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.458 園芸部
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.479 メーア寮【潮騒の間】
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.483 パフェ専門店『ドラコドゥルケ』
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.493 懺悔室
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.495 寂れた救護室
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.500 噴水のある広場
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.501 噴水広場の片隅
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.507 古の大書庫/青薔薇の咲く庭【てんめー】
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.510 雨宿りの樹
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.527 マジカル被服部
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.536 メーア寮【大浴場/女湯】
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.537 メーア寮【大浴場/男湯】
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.542 地下研究室『天の底』
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.582 相席カフェ
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.590 異種族交流部
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.626 地下水路
で、0人の発言がありました。
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アイテム
ワカメ
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フェブラリアは週替わりまほがく定食(武) を食べた。

今週はぷりぷり弾力の鶏肉を使用したから揚げ定食だ。
1個1個がとても大きく、アツアツジューシィ。

MHP/防御力が増加した!
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魔法学園の声
ワカメ
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Icon
ジル先生
「……10匹」

Icon
ラングリース先生
「う~ん、相変わらず素早く正確だねえ。
 地下遺跡の魔物討伐も惚れ惚れする手際だ」

Icon
ジル先生
「貴様は口を動かす前に手を動かせ。
 全く、何故こいつとバディを組まされる羽目になるんだ……」

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ラングリース先生
「まぁ全員で地下に潜るわけにもいかないからね。
 洞察力に長けたキミと、前衛を張れる私でバランスも良い」

Icon
ジル先生
「そういう割には活躍していないようだがな」

Icon
ラングリース先生
「ははは、手厳しいなぁ」

Icon
ラングリース先生
「だが安心して欲しい、貴女に害を為すものは如何なるものであれ、
 決してこの私が通さないし触れさせもしないさ」

Icon
ラングリース先生
「そう――この愛剣、ルクスローゼに誓って……」

Icon
ジル先生
「ノルマ終了だ。
 私は帰るぞ」

Icon
ラングリース先生
「……」

Icon
ラングリース先生
「相変わらず、隙がないな……」

Icon
ラングリース先生
「まあ、そこがまた魅力的なのだが……」
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朝練戦闘
ワカメ
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通常戦闘
ワカメ
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探索
ワカメ
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探索中. . .
フェブラリアはSCを290、TPを19手に入れた。
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《体育》
くらげ
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Icon
マイト先生
炎の体育授業へようこそッッ!!
 私が顧問のマイト・ダイナだッ!!

Icon
マイト先生
気軽にマイティ先生💗
 と呼んでも良いのだぞッ!!!

会話の合間合間に、
暑苦しい熱気と共にポージングが挟まれている。

Icon
マイト先生
「さてッ!! 始業の挨拶代わりに、私の筋肉の動きを
 見てもらった訳だがッ!!
 ここで――

 筋肉☆クイズだッッ!!!

Icon
マイト先生
「この私の、ココッ!!!
 この美しい力こぶッ!!!

Icon
マイト先生
「腕を鍛えに鍛え、過酷な道のりを経た者達の
 勲章とも呼べるこの力こぶッ!!!

Icon
マイト先生
「この力こぶを構成している筋肉は、
 ズバリ何と言うかッ!!


Icon
マイト先生
①上腕二頭筋ッッ!!
 ②三角筋ッッ!!
 ③上腕三頭筋ッッ!!

Icon
マイト先生
はい走ってッッ!!!












Icon
マイト先生
そこまでッ!!

Icon
マイト先生
「さぁドキドキの答え合わせだッッ!!
 正解は…………」

Icon
マイト先生
①ッッ!!!

上腕二頭筋だッ!!!

Icon
マイト先生
「ちなみに上腕二頭筋の裏に上腕三頭筋がありッッ!!
 上腕二頭筋の上方、肩にかけて
 三角筋が存在するッ!!」

Icon
マイト先生
「さあ頭と体を使った後は、クールタイムだッッ!!
 しっかり筋肉を休ませるようになッッ!!」

《体育》の授業を1回選択!
フェブラリアはMHPが41増加した。
フェブラリアはMHPが41増加した。
フェブラリアはMHPが42増加した。
フェブラリアは防御力が11増加した。
フェブラリアは防御力が11増加した。

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ワカメ
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フェブラリアはTGスペルボックスを購入した。(SC-50)
魔開封!
射程減をゲット!

フェブラリアはTGスペルボックスを購入した。(SC-50)
魔開封!
肉体異常付与をゲット!

フェブラリアはTGスペルボックスを購入した。(SC-50)
魔開封!
短射程化をゲット!

フェブラリアはTGスペルボックスを購入した。(SC-50)
魔開封!
麻痺付与をゲット!

フェブラリアはTGスペルボックスを購入した。(SC-50)
魔開封!
凍結付与をゲット!

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PNo.275 ジャルディーノ・ボサビティ
からスペルサモン:マネーの壁を伝授してもらった!(SC-75)

PNo.447 レティシア
からスペルエレメント:ウォータを伝授してもらおうとしたが、SCが足りない!

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スペルNo.14 サモン:マネーの壁 をアイテムNo.23 無詠唱 で調律!(TP-1)

スペルNo.14 サモン:マネーの壁 をショップNo.2002 水付与 で調律しようとしたが、SCが足りなかった。

スペルNo.14 サモン:マネーの壁 をショップNo.2031 虹色化 で調律しようとしたが、SCが足りなかった。

スペルNo.15 を調律しようとしたがそのスペルは所持していない。

スペルNo.15 を調律しようとしたがそのスペルは所持していない。

スペルNo.5 ドロップ を調律しようとしたがアイテムNo. がなかった。

スペルNo.4 エレメント:ライト をアイテムNo.22 打上 で調律!(TP-1)
スペルNo.4 エレメント:ライト の要素を除去。
スロット1 の要素 火傷付与 が砕け散る
砕け散った力が集まり、アイテムNo.22 として固定化! (TP+1)

スペルNo.4 エレメント:ライト をアイテムNo.3 射程増 で調律!(TP-1)

スペルNo.12 ジャンプ のSP消費量が 5 減少!
威力が 9 減少!(TP-1)
スペルNo.12 ジャンプ のスペル名が テイルジャンプ に変化!

スペルNo.13 ジャソプ のSP消費量が 5 減少!
威力が 9 減少!(TP-1)
スペルNo.13 ジャソプ のスペル名が ジャンプテイル に変化!

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武器 《源竜回帰》 を 攻撃力強化!
《源竜回帰》 の 攻撃力 が 67 上がった!(TP-2)

防具 竜の鱗 を 防御力強化!
竜の鱗 の 防御力 が 19 上がった!(TP-2)

装飾 竜の尻尾 を MHP強化!
竜の尻尾 の MHP が 285 上がった!(TP-2)

魔法武器 《源竜回帰》 の 命中力 が 20 上がった!(TP-2)
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目的の決定
ワカメ
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時戻りの儀式
ワカメ
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???
スフィアと呼ばれている。
その正体は、学園の最大の秘密のひとつ。
【時戻りの儀式】に関係しているらしいが……?
好きな食べ物はひみつ。
Icon
???
「……今の私の力だと、願いを叶える力は1回。
 1回だけ使えるよ」


Icon
学園長
「……そうか。では……行おう。
 時戻りの儀式を――」



各々のSmartBookから、魔方陣が展開された。
その後に、学園長の姿が幻影で映し出される。



Icon
学園長
生徒諸君、防衛の要、塔は破壊されてしまった。
 塔が無ければ学園内の魔力は徐々に四散し、
 やがて魔法を使えなくなってしまうだろう


Icon
学園長
そのため、私は……
 今から、時を戻り、塔が壊された事実を
 なかったことにしようと思う


Icon
学園長
このセカイの流れと、新しいセカイの流れは統合されるので、心配は――
 いや、何を言っているのか、分からないね


Icon
学園長
「とにかく、心配はいらない。
 私が責任を持って、このセカイを守るから――」


Icon
学園長
ついてきたいものはついて来るといい。
 私は歓迎する!










Icon
リベルタ先生
「我輩は行かんぞ」

Icon
マスク先生
「ええ? まさか生徒のために……」

Icon
リベルタ先生
「いや、二つのセカイが統合された時の感覚を知りたい」

Icon
マスク先生
「お前……いや、アンタはそういう奴だな……」










Icon
学園長
「では、時戻りの儀式を始めよう――」



学園長が手を掲げると、周りに複雑な魔法陣が展開される。


Icon
学園長
六天えるつの
 深淵のかけらよ」


Icon
学園長
てをべる大地の力よ
 悠久らぐれよ」



魔法陣から、一陣の風が駆け抜けていく。
学園長のフードが、ばさり、と翻った。



Icon
学園長
迷宮
 天空よ」





展開していた魔法陣が、呼応するように強く輝きを増す。

Icon
学園長
は――
 つのべしもの、ベルスフィア!

Icon
学園長
よ――
 らい、過去けよ!」



辺り一帯を飲み込むような眩い光を放ち――


Icon
学園長
儀式魔法 時戻り――」










光が収まると、学園長と、一部の教師、そして一部の生徒が、消えていた。


Icon
リベルタ先生
「……行ったか」

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ミラージュ先生
「行ったか、じゃなくってよ!
 もっとちゃんと事情を説明しなさいよ!」

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リベルタ先生
「ふん、我輩もよくは知らん。
 だがまあ……」


Icon
リベルタ先生
生徒どもよ。心配するな。
 どうせすぐに時間は統合されるであろう

Icon
リベルタ先生
それまで適当に過ごすが良いぞ」


Icon
マルル先生
「うわ~~ん!
 よく分からないけども……
 と、とにかく早く学園を立て直すんだわ!
 残ってる生徒の安全確認も急がないと~!!」










Icon
パルフィー先生
「……私も行きたかったな」

Icon
ラングリース先生
「どうやら、まだしばらくは時戻りの影響があるようですね
 そちらの魔方陣から、渡ることができるとか」

Icon
パルフィー先生
「ええ!?」










Icon
学園長
「さて……改めて始めましょうか」

Icon
チャーミィ
「ワンワー!」

Icon
マスク先生
「……はあ、また最初からか」

Icon
学園長
「仕方ないじゃない!
 済んだことはつべこべ言わない!
 ほら、行くわよ!」










Icon
学園長
「さて――」

Icon
学園長
「ようこそ」

Icon
学園長
「【魔法学園へ】」
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次回予告
ワカメ
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次回朝練予告
蟹
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