Secret Sphere
<<Week8
-WEEK9-

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Smart Diary
ワカメ
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最近は地震が多かった。
地震というのは何かただならぬことが起きる予兆だと
良く言われているものだ。
日記を綴っていると、アシュベリーから声をかけられた。


「アニムセラ卿。いつまで先送りにして逃げるつもりなんですか?」

逃げる、とは」

「セスさんのこと、好きなんでしょう?」

言い当てられて、文字を書き連ねる手が止まった。
ため息と共に振り返って従者を見上げる。

だが」

「言い訳なんて聞きたくないです〜。
あのですねぇ、人間はあなたが思うよりずっと儚い生き物なんです。
たとえば、スペリオルの侵攻があったとしてこの先、
どちらかが傷ついていなくなるかもしれないんですよ?
その時になってから後悔なんてしたくないでしょう?」

「それは、そうだが」

「もう用意してるのも、知ってるんですから。渡してきなさい。
二度と渡せなくなったら、あなたはその時こそ苦しむんですよ」

いつになく真剣な従者に、否定の言葉を返すことなどできなかった。
仕舞い込んでいた箱の中から、それを取り出す。

真珠と紫水晶が使われた雫型のペンダント。
この紫水晶はただの宝石ではない。
アニムセラ家に代々伝わる製法による産物。
自分自身の魔力や生命力を宝石の形として具現化させた物。
それをこれからの人生を共にする相手へと捧げることが、アニムセラ家の婚約の証だったのだ。





——結果として、それを渡すことはできた。
おそらく、セスもその意味を理解しているだろう。
僕と同じ平和なあの村で暮らす夢を見ているのだから。
あの時渡したものと、それは全く同じものだった。

スペリオルからの侵攻の話で持ちきりで、学園の中はひどく慌ただしかった。
じっくりと話すことは叶わずそしてあるいはこれからまた会うことも
そんな不吉な想像を振り払うように、立ち去る前に声をかけた。

「何があっても必ず君の元へ戻ってくる」と。

僕は決して戦うことは得意でもないし好きでもない。
けれど、守りたいものがある。友人たちと、そして彼らと居られるこの場所。
だから仲間と共に戦おう。

そして、セスの元へ会いに戻るんだ。
今度こそ自分の口で、言葉で伝えるために。
『君と共にいきたい』と。
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パーティメッセージ
ワカメ
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メッセージはありません。
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メッセージ
ワカメ
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PNo.332 シュガーシロップ・I・バレットパレット
にメッセージを送った。



メッセージはありません。
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青い鳥メッセージ
ワカメ
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メッセージはありません。
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参加コミュニティ
ワカメ
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コミュニティNo.406 シュトゥルム寮229号室
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.683 パーティ会場(2/18時空)
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.101 貴族達の社交場
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.588 交錯する夢
で、0人の発言がありました。
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アイテム
ワカメ
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ウォルターは週替わりまほがく定食(魔) を食べた。

今週は魔法水をたっぷり与えて育てた野菜と魚のグリル定食だ。
素材の味が濃厚。

MMP/MSP/運命力が増加した!
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魔法学園の声
ワカメ
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Icon
メリーナ先生
「あらあら~……リベルタ先生、
 ちゃんと睡眠とお食事はとっています~?
 今日も顔色が面白い色になっていますよ~」

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リベルタ先生
「む……羊、いやメリーナか。
 それは余計な世話というやつである」

Icon
メリーナ先生
「あらあら~余計ではありませんよ~
 生徒はもちろんのこと、
 教師の健康維持も、わたしのお仕事のうちですから~」

Icon
リベルタ先生
「仕事熱心なのは認めるが……
 我輩とて研究は仕事の内である。
 故に3徹しようが仕方がないことであろう」

Icon
メリーナ先生
「そう~? お仕事は仕方がないですねぇ~
 でも、そう仰るなら、
 わたしもお仕事をするしかないですね~」

Icon
リベルタ先生
「!? お、おい、急に何の薬を……ぶちまけ……
 う……」

Icon
メリーナ先生
「大丈夫ですよ~、少し眠くなるお薬です~
 リベルタ先生、魔法を弾く装飾品もしてらっしゃいますし
 わたしはわたしのお仕事をこなしただけです~」
Icon
メリーナ先生
「は~い、保健室のベッドに転送しますね~♪」
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朝練戦闘
ワカメ
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レイド戦
ヤドカリ
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第15パーティ岩嵐
PNo.8 ノト・ストレイドVS岩嵐部隊長
PNo.19 アッシュ・プリテンダ岩嵐魔法兵
PNo.35 スフェン・クラーレット岩嵐救護兵
PNo.32 ネヴェ・R・ギィッテレ岩嵐救護兵
PNo.111 ライル=ゴダード岩嵐救護兵
PNo.432 マニエラ・マイア岩嵐救護兵
PNo.44 アーテル岩嵐救護兵
PNo.173 エインセラ岩嵐魔闘兵
PNo.261 リリア・e・ヴァレンタイン岩嵐魔法兵
PNo.441 ラプラス・エジリン岩嵐魔闘兵
PNo.686 エミール・ノーヴル岩嵐救護兵
PNo.458 フィボナッチ・F・ナイジェラス岩嵐魔法兵
PNo.459 ウォルター・アニムセラ岩嵐魔法兵
PNo.955 ウー岩嵐魔闘兵
PNo.539 ふわふわ魔綿のドラゴネット岩嵐魔闘兵
PNo.125 へーCHEER
PNo.606 ヘーゼル・ロリポップCHEER
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レイド戦終了
ワカメ
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ウォルター は 500 SCを報酬として入手!
ウォルター は 25 TPを報酬として入手!
ウォルター は 500 RPを報酬として入手!
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探索
ワカメ
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探索中. . .
ウォルターはSCを280、TPを18手に入れた。
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《治癒魔術》
ワカメ
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Icon
マルル先生
「はいはいはーい、治癒魔術の時間だわよ~
 今日も会えて嬉しいんだわ!」

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マルル先生
「それじゃあ、早速始めるだわね。
 今日は、そうねえ……
 病気とその治癒魔術についてお勉強しましょうだわ」

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マルル先生
「探索や朝練をやってたら、
 結構ケガが多いと思うんだけど、それとは別に、
 例えば毒だったり精神に異常をきたしたりと
 色々出てくると思うんだわ」

Icon
マルル先生
「体力を消耗するだけじゃなくて、
 スペルすら上手く扱えなくなる危険性があるから、
 単純なケガよりも脅威といえるかもしれないだわね……」

Icon
マルル先生
「でも大丈夫、治癒魔術をしっかり学んでいれば、
 そういった危険からも身を守ることが出来るんだわ
 ちょっとやってみるわね」

Icon
マルル先生
「……異常を付与させるチューンジェムを、
 このヒールにくっつけて……」

Icon
マルル先生
「ほらできた。
 このヒールを使うと、
 くっつけた種類の異常を回復してくれるようになるんだわ」

Icon
マルル先生
「こういうのを1個持っていると、
 探索も少し安心してこなせるかもしれないわね
 転ばぬ先のなんとやらってやつなんだわ」

Icon
マルル先生
「それじゃあ、ヒールと状態異常の
 確認からやっていきましょうだわね」















Icon
マルル先生
「は~い、そこまでなんだわ
 みんな大体理解できた?」

Icon
マルル先生
「状態異常のチューンジェムは一見ムズかしいかもだけど、
 健康な体を取り戻せるから上手く扱ってだわね」

Icon
マルル先生
「はい、それじゃ今日はこの辺でおしまいなんだわ
 メル……メリーナ先生じゃないけど、
 健康を大事にちゃあんと休むんだわよ」

《治癒魔術》の授業を1回選択!
ウォルターはMHPが33増加した。
ウォルターはMMPが19増加した。
ウォルターはMSPが19増加した。
ウォルターはMMPが19増加した。
ウォルターはMSPが19増加した。
ウォルターは運命力が16増加した。
ウォルターは運命力が16増加した。

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ワカメ
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武器 騎馬鞭 を 攻撃力強化!
騎馬鞭 の 攻撃力 が 38 上がった!(TP-1)

防具 学園のローブ を 回避力強化!
学園のローブ の 回避力 が 9 上がった!(TP-1)

装飾 アメジストのブローチ を MHP強化!
アメジストのブローチ の MHP が 116 上がった!(TP-1)

使い魔 クルスルクス の 攻撃力 が 10 上がった!(TP-1)
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目的の決定
ワカメ
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レイド後
ワカメ
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激闘の中、ジャノン率いるスペリオル勢を抑え込んだ。

Icon
岩嵐のジャノン
「チッ、魔法が使えない世界じゃなかったのか?
 情報と全然違うじゃねぇか……!」

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岩嵐のジャノン
「仕方ねぇ……お前ら! 撤退だ!

まだ残っていた兵士たちが次々に消えていく。
どうやら帰還の魔法を使っているようだ。


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マスク先生
「よーし、皆。敵は去ったぞ!
 まだ完全に警戒は解けないが、とりあえずはお疲れ!」

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学園長
「想定は上回っていたが、なんとか耐えきったか……
 さて、次は何をしてくるか……」












ゴゴゴゴゴゴゴ……

脅威を振り払ったという安堵の雰囲気が漂い始めたその時、
塔の方角から轟音が発生する。

Icon
マルル先生
うわわわ!? じ、地震なのだわ!?」

Icon
リベルタ先生
「いや、違う。これは……」

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学園長
「しまった!」



塔が轟音と共に崩れていく。
学園の一部を巻き込み――。


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ジャック
ハーッハッハッハ!

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ジャック
「コルツィア団特製の強力地烈弾だぜェー!
 勝ったと思ったか! 安心したか!?
 ザまァみろォ!

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ジャック
「……って、うわぁっ!



ジャックを巻き込み、塔は無惨にも崩れ去ってしまった。


Icon
パルフィー先生
「ああぁ……! 塔が……!
 このままでは――!」

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ミラージュ先生
「あらら、最後の最後にとんでもない事するわねぇ……
 塔の加護は失われていたとはいえ……
 これじゃあスペリオルが攻め放題じゃない……」



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学園長
「……」

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学園長
「これでは……どうにもならないな……
 仕方がない……」

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学園長
「……スフィア。
 ――願いの力は、使えるかい?」

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???
「……1回だけ」



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学園長
「そうか。
 これは、災厄を防ぎきれなかった私のミスだ。
 ……生徒たちに説明する時間も少ないが……やるしかない……

 時戻しの儀式を――」






※次回の授業イベントはありません。
 成長は行われます。
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次回予告
ワカメ
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不良もヌン茶もしばく会遺跡の魔物たち
PNo.458 フィボナッチ・F・ナイジェラスVSイフリートの炎
PNo.459 ウォルター・アニムセラツナヒーラー
PNo.955 ウーウィル・オ・ウィスプ
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次回朝練予告
ワカメ
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