| 後期学園生活 2日目 |
| Diary |
ほんの少しだけ、彼らがいる空間の時間が止まった。そんな彼らを軽く迂回して登校する生徒たちの足音や談笑の声だけがいつものように響いている。
「えっと……」
とりあえずその時間凍結だけは解いておこうと、明は一つ声をあげる。しかし、その後に続く言葉はまだ明の頭には浮かんでこなかった。
「ねえチビちゃん、質問いい?」
その横からいち早く尋ねた早紀に、チビはこくりと頷く。
「チビちゃんは、明君に頼みがあってきたのよね?」
こくり。
「それで、チビちゃんが別の学校に行く事になった、と」
こくり。
「……チビちゃん、それって『お願い』じゃなく『報告』って言わないかな?」
…………………………。
その質問で、さっきまで無機質に刻々頷いていたチビの動きが止まった。今度はアンドロイドだけに、瞬きすらも止まった。
ほんの数秒が経過し、チビは早紀に向けていた視線をくるりと明まで戻した。
「明、協力を要請したい」
「ちょっと待て」
今度は時間が止まることはなく、逆に縮めたのではないかと思うほどの即答だった。
「チビ、全然話が見えないんだけど……」
「博士からの命令。調査を頼まれた」
「へ〜。なんのなんの?」
いきなり話の概要(だろう、多分)を話し始めたチビに、探究心だけで冒頭の言葉に反応した光が身体を乗り出して聞き始めた。その横で、明はなんとなく嫌な予感を漂わせながらも、チビの話を聞いている。
「帝國学園と、聖ミカエル学園の他に、新設された戦闘学園。その潜入調査」
「へ〜。第3の戦闘学園か。カリキュラムや全体のレベルの調査?」
横からの先の言葉に、チビは視線を固定したままこくりと頷く。
「でもなんで明君の強力がいるの? 潜入任務なら周囲に大騒ぎ巻き起こす明君よりもチビちゃん一人の方が合ってるんじゃない?」
「光さん……」
思わず冷たい目で、隣の光に呻くような声を掛ける。
「それは正論」
「チビ!」
すぐさま向き直って、あっさりと肯定したチビへと叫ぶ。
だがチビはあっさりとそれを無視した。
「その学校、前期は基礎授業しかないけど、後期は実技の授業に入る」
「ふ〜ん、聖ミカエルよりも極端に勉学と戦闘を分けたようなものか」
「後期の授業は、団体戦が基本。一人だと不利。だから明に協力を要請する」
明は、今までの話の内容を何とか組み立ててみる。その隙にチビの肩をチョンチョンと叩きながら早紀が尋ねてきた。
「ねえチビちゃん、団体戦って、二人だけなの?」
「基本は二人。でも条件次第だと複数人で行動できる。早紀も来る?」
「チビちゃん、話わかるね〜」
まるで飲み屋で酔っ払いが絡むかのように、早紀は腰を低くしてチビの肩にだらりと腕を乗せた。本当に、そこら辺の酔っ払いと大差がない仕草だ。
「じゃあチビちゃん。私も……」
「光は駄目」
「な、なんで!?」
即行で同行を拒否された光は、がばっとチビの両肩を押さえて詰め寄った。その横でやたら冷静な顔で明が呟く。
「確かに、前期が丸々基礎授業って事は、光さんだと暇を持て余していつ暴れ始めることか……」
「明君ひどい〜!」
やや涙目になりながら、今度は明の服を掴んでガクガク揺らし始める。
視界や首がガックンガックンと激しく揺れ、しかしそんな中でも明はある事を考えていた。そして……。
「なあ、チビ」
「なに?」
「という事は、だ。半年間は、特にこことは違って静かな、普通の学園生活が送れるんだよな?」
こくり、とチビは頷いた。
「よし、いくぞ! 僅か半年でも平穏が手に入るのならば、お安い御用だ!」
「明君、なんだか段々変な方向に進んでない?」
「うんうん。なんだかすっごく悲壮感漂ってるよね」
途端に燃え始めた明の後ろでボソボソと囁き合う二人を無視し、明はさっと校門の方へ逆戻りを始めた。突然の行為に、流石に光と早紀は慌ててそれを静止する。
「ちょ、ちょっと待って! 早すぎ早すぎ!」
「平穏は早く手に入れるべし!」
もはや聞く耳持たないといった感じで、全く気にした風もなく明はのっしのっしと歩いていく。
ふと、思い出したかのように光が疑問の声をあげた。
「でもさ、1年も別の学校行って大丈夫かな? お兄ちゃんもまだ入院してるし、1年経ったら私たちも年間ランキング戦に出られないし……」
「いいんだよ、どうせパラレルなんだから」
「そうそう。元の世界じゃしっかり正常な時間流れてるんだし」
「これは、本編じゃないから」
三者三様に否定され、なにやら微妙な違和感を抱えつつ、光はその後を付いていった。
| Message |
リン(1104)からのメッセージ
リン「いや〜 うれしいわw 今期もまたよろしくお願いしますね〜♪」
ユウ(1194)からのメッセージ
ユウ「はうはう、最初からやってしまいました。。御免なさ〜い」
| Quick Action / etc |
ユウ(1194)に、ItemNo. 2 駄石 から 腕部内臓マシンガン という 叩射 を作製してもらいました。
武器に 腕部内臓マシンガン を装備しました。
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| 第1193パーティ・所属メンバー (Before) |
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浅犠颯(1051) 結界2 適応1 斬撃7 防具5 現在地 G7
| |
羽丘 芽美(1166) 風柳1 結界1 叩撃7 舞踊7 現在地 G7
| |
STR-AT-7(1193) 漲溢1 過激1 仕掛9 幻術5 現在地 G7
| |
綾瀬 由羽(1194) 必殺1 復活1 斬撃5 武具7 現在地 F8
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| Character Data (Before) |
ENo.1193 STR-AT-7
|
HP | 717 / 717
| 1 | 漲溢1 | 場所 | G7 [森林LV1]
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SP | 137 / 137
| 2 | 過激1 | 技 | 使用可能技一覧
|
NP | 1 | 体格 | 57 | 3 | 仕掛9 | 参 加 団 体
|
CP | 48 | 敏捷 | 60 | 4 | 幻術5 | 0 | 極 上 生 徒 会
|
PS | 30 | 器用 | 97 | 5 | | 1 |
|
業 | 0(0) | 魔力 | 50 | 6 | | 2 |
|
連勝 | 1 | 魅力 | 50 | 7 | | 3 |
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総CP | 74 | 生命 | 50 | 8 | | 4 |
|
単位 | 0 | 精神 | 65 | 9 | | 5 |
|
= Profile =
| 種族 | アンドロイド | 性別 | 女(外見) | 年齢 | 3歳(外見年齢:およそ13歳) |
格闘に特化した特殊な学園「帝國学園」に通う、少女の外見を持ったアンドロイド。 全身に火器を内蔵した、格闘学園でも異質の存在。平時には実弾の代わりにゴム弾を発射する右手のガトリング砲のみを使用する。それでも当たれば十分痛い。 多少だが感情もある。結構強引。
『チビ』という愛称で親しまれているが、自分が認めた相手以外がその呼び名を使えば問答無用で発砲する。 また口数……というより会話に使えるような単語があまり登録されていないため片言でしか話せない。
新鋭の特殊カリキュラム導入学園の調査として帝國学園を一時離れこの学園に入学する事になった。
(前振りキャラ紹介(表示できるだけ)) 高円寺 明……本編主人公。本人は平穏な学園生活を夢見ているが、皮肉にも運命は彼にトラブルメーカー磁石の能力を与えていた。
紫堂 光……明のクラスメイト。最上級クラスであるSランクの1人。
姫川 早紀……同上。
織文 高彦……ギリギリSランクに合格。明との初手合わせでの敗北以来勝手にライバル視している。 |
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No | 所持品名 | 種類 / 強さ / Grade / 効果1 / 効果2 | 装備
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1 | 駄木 | 植物 / 0 / 2 / なし / なし |
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2 | 腕部内臓マシンガン | 叩射 / 8 / 3 / なし / なし | 武器
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3 | 制服 | 防具 / 10 / 2 / なし / なし | 防具
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4 | 胸章 | 装飾 / 10 / 2 / なし / なし | 装飾
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5 | 頭 | 鉱物 / 1 / 0 / なし / なし |
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| イベント戦闘 |
第1193パーティ 所属
チビ(1193)
† V S †
弓道部員
Enemy
|
チビ「目標設定。これより戦闘行動に移る。」
弓道部員「私からは逃れられない。」
BATTLE START!!
非接触フェイズ
[列]名前 | HP/MHP | SP/MSP
|
[前]チビ | 717 / 717
| 137 / 137
|
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|
[前]弓道部員 | 2538 / 2538
| 423 / 423
|
|
弓道部員の攻撃!
弓道部員「・・・行くぞ。」
アップリフト!!3
弓道部員の物理HITが上昇!
弓道部員の魔法HITが上昇!
デアデビル!!4
弓道部員の物理ATが上昇!
弓道部員の魔法ATが上昇!
弓道部員の物理DFが低下!
弓道部員の魔法DFが低下!
非接触フェイズ
[列]名前 | HP/MHP | SP/MSP
|
[前]チビ | 717 / 717
| 137 / 137
|
|
|
|
[前]弓道部員 | 2538 / 2538
| 323 / 423
|
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戦闘フェイズ
弓道部員のWAITが減少!
弓道部員の物理ATが上昇!
弓道部員の物理HITが上昇!
弓道部員の魔法HITが上昇!
TURN 1
[列]名前 | HP/MHP | SP/MSP
|
[前]チビ | 717 / 717
| 137 / 137
|
|
|
|
[前]弓道部員 | 2538 / 2538
| 323 / 423
|
|
弓道部員の攻撃!
弓道部員「逃げても無駄だ。」
ペネトレイト!!1
チビに1125のダメージ!
弓道部員「・・・ひとり。」
チビのHPが86減少!
チビ「損傷率50%超過。各機能低下。」
チビの攻撃!
チビ「ビット射出。展開パターン2-6-1。」
ピットフォール!!
設置技「ピットフォール」を設置!
弓道部員の攻撃!
弓道部員「もう終わりだ。」
パラライズショット!!2
チビに1277のダメージ!
チビに麻痺を追加!
チビ「戦闘力著しく低下。これ以上の交戦は不可能です。」
チビが倒れた!
弓道部員「運が悪かったな。」
戦闘に敗北した・・・
単位を 1 喪失!
BATTLE END.
| Normal Action / etc |
G6に移動しました。
G5に移動しました。
仕掛 のLVが1上昇しました。(- 9 CP)
仕掛 のLVが1上昇しました。(- 10 CP)
仕掛 のLVが1上昇しました。(- 11 CP)
叩射 を新たに習得しました。(- 10 CP)
器用 を訓練するにはCPが足りませんでした。
ロックトラップ を習得!
ワイヤートラップ を習得!
極 上 生 徒 会 の活動をしました!
体格 が 1 上昇!
器用 が 1 上昇!
極 上 生 徒 会 の活動をしました!
体格 が 1 上昇!
器用 が 1 上昇!
CPが 31 増加しました!
NPが 1 増加しました!
ユウ(1194)を同行者に指定しました。
|
| Shout!! |
あすか(104)の叫び!
あすか「さてさて・・・(謎」
ぱんでも次郎(137)の叫び!
ぱんでも次郎「怪談の季節ですね。まぁ、春夏秋冬全部怪談の季節ですがね。」
ひがり(150)の叫び!
ひがり「さて、荒野Lv3はどんなもんかねぇ」
パティ(202)の叫び!
パティ「行き成りチキンレースとかー!Σ(>△<)」
壱葉(251)の叫び!
壱葉「戦利品が、腕…!どう保存して持ち歩けばいいのかしら。夏場にナマモノじゃ腐っちゃうわ。」
ヒセイ(545)の叫び!
ヒセイ「(マイケルパーツ持ち)……バラバラ殺人事件かよ…(ぁ。」
雪(898)の叫び!
雪「「こねや」って店を知ってる人!声をかけてね〜!(はぁと」
しの(946)の叫び!
しの「『服ヨコセ。敬具。』」
偽:佐藤さん(994)の叫び!
偽:佐藤さん「眠い……」
綾(1018)の叫び!
綾「………?(キョロキョロ/ピコピコ)」
レイダ(1045)の叫び!
レイダ「よっしゃーーー!とりあえず行くぜ皆の衆!あたしゃソロだけどな!(ぇ」
ハヤテ(1051)の叫び!
ハヤテ「私にはメッセ来ない辺り、何かあるぞ今回(何もありません。」
しずく。(1195)の叫び!
しずく。「楽しそうな人がいたら、声かけてみようかな?
ふたりだけじゃ、なにかあったとき、心配だものね。」
Dread(1228)の叫び!
Dread「新任早々迷子になったー!(*゚∀゚)」
ウキハ(1300)の叫び!
ウキハ「マイケルさんの漢っぷりに戦闘終了後に魅了されましたー(何」
| Event |
| イベント戦闘予告 |
| 第1193パーティ・所属メンバー |
|
浅犠颯(1051) 結界2 適応1 斬撃7 防具10 現在地 G5
| |
羽丘 芽美(1166) 風柳1 結界1 叩撃10 舞踊8 現在地 G5
| |
STR-AT-7(1193) 漲溢1 過激1 仕掛12 幻術5 叩射1 現在地 G5
| |
綾瀬 由羽(1194) 必殺1 復活1 斬撃6 武具9 現在地 G5
|
|
| Character Data |
ENo.1193 STR-AT-7
|
HP | 519 / 724
| 1 | 漲溢1 | 場所 | G5 [特殊LV0]
|
SP | 138 / 138
| 2 | 過激1 | 技 | 使用可能技一覧
|
NP | 2 | 体格 | 59 | 3 | 仕掛12 | 参 加 団 体
|
CP | 39 | 敏捷 | 60 | 4 | 幻術5 | 0 | 極 上 生 徒 会
|
PS | 30 | 器用 | 99 | 5 | 叩射1 | 1 |
|
業 | 0(0) | 魔力 | 50 | 6 | | 2 |
|
連勝 | 1 | 魅力 | 50 | 7 | | 3 |
|
総CP | 105 | 生命 | 50 | 8 | | 4 |
|
単位 | -1 | 精神 | 65 | 9 | | 5 |
|
= Profile =
| 種族 | アンドロイド | 性別 | 女(外見) | 年齢 | 3歳(外見年齢:およそ13歳) |
格闘に特化した特殊な学園「帝國学園」に通う、少女の外見を持ったアンドロイド。 全身に火器を内蔵した、格闘学園でも異質の存在。平時には実弾の代わりにゴム弾を発射する右手のガトリング砲のみを使用する。それでも当たれば十分痛い。 多少だが感情もある。結構強引。
『チビ』という愛称で親しまれているが、自分が認めた相手以外がその呼び名を使えば問答無用で発砲する。 また口数……というより会話に使えるような単語があまり登録されていないため片言でしか話せない。
新鋭の特殊カリキュラム導入学園の調査として帝國学園を一時離れこの学園に入学する事になった。
(前振りキャラ紹介(表示できるだけ)) 高円寺 明……本編主人公。本人は平穏な学園生活を夢見ているが、皮肉にも運命は彼にトラブルメーカー磁石の能力を与えていた。
紫堂 光……明のクラスメイト。最上級クラスであるSランクの1人。
姫川 早紀……同上。
織文 高彦……ギリギリSランクに合格。明との初手合わせでの敗北以来勝手にライバル視している。 |
|
|
No | 所持品名 | 種類 / 強さ / Grade / 効果1 / 効果2 | 装備
|
|
1 | 駄木 | 植物 / 0 / 2 / なし / なし |
|
2 | 腕部内臓マシンガン | 叩射 / 8 / 3 / なし / なし | 武器
|
3 | 制服 | 防具 / 10 / 2 / なし / なし | 防具
|
4 | 胸章 | 装飾 / 10 / 2 / なし / なし | 装飾
|
5 | 頭 | 鉱物 / 1 / 0 / なし / なし |
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