後期学園生活 1日目



基本行動宣言成功
戦闘行動宣言成功
セリフ設定宣言成功
その他の設定成功


Diary


紅い瞳の少女



―――そこは戦場だった。




ボクの名はオスカー。
物語記録者(レコードホルダー)だ。


ボクはこの世界のありとあらゆる場所に存在する。

ボクはこの世界のありとあらゆる場所に行く事ができる。

そしてボクは、この世界のありとあらゆる物事を見聞きする事が出来た。


…その代わりに、ボクはそうして知った全ての事を語り続け、記録し続けねばならない定めにある。


ボクは物語記録者だ。



ボクはずっと、世界を記録し続け…世界の傍観者であり続ける。
それがルールであり、ボク自身ずっとそうやってすごすものだと…そう思っていた。あの雪の日までは。

薄汚れた少女が差し出した手。
それを掴んだ時、ボクの運命の歯車は回り始めたのだ…

==================================
ボクは世界を傍観している。

手元さえ見えない真っ暗な部屋。
石造りの其処には窓も無く、そこにいるのはボク一人きりだった。
たいして大きくも無い部屋の中央には巨大な機械がその存在を主張し、彼がこの部屋の主人である事を物語っている。
ボクはいつものように、静かに唸り声を上げるその世界観察機械(レコーダー)という名の大きくて複雑な顕微鏡を覗き込んでいた。

するとふと、何かに呼ばれたような気がした。

(なんだろう今の感覚は。気のせいだろうか…)

一度顕微鏡のレンズから目を離した後、もう一度覗き込む。
すると キラッ となにかの光が目に飛び込んできた。気のせいじゃなかった、あれだ。ボクを呼ぶのは。
ボクは意識をとばし、世界に入っていく。

==================================
瞬間、ボクは雪の上に立っていた。
さっきまで顕微鏡で覗いていた風景がボクの周りに広がる。


視界には一面の白。
朝方から振りつづけたであろう雪が敷き詰められている。
嗅覚には火薬の匂い。木と肉の焼け焦げる匂いが充満する。

村は焼け落ちていた。
戦いに巻き込まれ、為す術も無く踏み潰されていた。

(―――戦争か…)


プロペラ戦闘機のローター音も銃声も今は遠く響くだけ。既に戦場は移動したようだ。
生存者なし。もしくはとっくに避難した後なのか…
いずれにせよこの雪景色を包む沈黙を破るのは、燻る炎に湿った木がたまに弾ける時くらいなものだった。


―――静寂。


ボクは急に、たまらなく寂しくなった。

ありとあらゆる場所に行く事が出来るのに、この世界に関わる事は出来ない…。
たとえボクがすぐ傍にいたとしても、人はボクに気付かないだろう。
誰もボクに触れられず、ボクの声も聞けない。ボクが物語記録者、即ち世界の傍観者だから。

(いつまで、いつまで続ければ良いのだろうか…こんな光景をいつまで見続けなければならないのか…)


その時、光が再び瞬いた。

ハッとして目をやると、其処には異様な光景が広がっていた。
この真っ白な景色の中に、まるで墨を垂らしたかのように幾つもの黒い“染み”が存在したのだ。
それは村の一角、雪がこんもりと盛り上がっている個所の周りに集まり蟠っていた。
一つ、二つ、…いやもっとだ。
その“闇”たちは経文のような判別不能な不気味な唸り声を上げながら足元の雪を侵していく。

黒く、黒く。雪は黒に侵され消滅していく…!

そして雪の下から何かが姿を現す。…女の子だ。

ボクの中に唐突に何かがこみ上げてきた。なんだろうこの気持ちは…初めて感じるこの衝動はたぶん…怒りだ!
あの“闇”は邪悪だ!この世界を侵そうとする“悪”なのだ!と何故か確信していた。
気付くとボクは大声を上げて両腕をぶんぶん振り回しながらその“闇”たちに突進していた。


世界に何の影響も及ぼせないはずのボク。それなのに“闇”はまるで怯んだかのように次々と姿を薄れさせ、霧散していった…。
不意を突かれて逃げ出したのか…それとも彼らも“この世界の者でない”のかも知れない。
ともかくその時ボクは必死だったのでそんな事は少しも疑問に思わなかったのだ。

ボクは彼女覗きこむ。
そう、覗き込んだだけだ。何度も言うが、ボクは彼女を助ける事は出来なかった。
ボクは傍観者だからだ。僕は彼女に触れる事も出来ないのだ。ただ見守るしか術は無かった。
必死で声をかける。聞こえないと分っていても…。

…薄汚れた少女だった。
痩せ細り傷だらけな様子は、彼女の人生が決して平穏ではなかった事を示していた。
銀色の髪は―梳いてくれる者も居なかったのだろうか―絡まり解れ、鈍く輝くだけだった。
身体は冷え切っていて、もうその命が長くないと思わせた。

その時また、あの光が煌いた。
眩しくて目を開けていることが出来なかったが、危険は感じなかった。
あの“闇”とは正反対に神々しく、暖かかった。
声が聞こえてきた。

========================================
『お願いがあります…』



『物語記録者(レコードホルダー)よ、この幼子を導いてあげてください。彼女が他人(ヒト)を愛す事が出来るように…』



『守護者(キーパー)よ、冷え切ったこの娘に他人(ヒト)の暖かみを教えてあげてください。彼女が心から笑う事が出来るように…』



『それが世界を救う鍵となる…この娘が…か…ぎ…』

========================================
光は消え声も途絶えた。
するとどうだろう。これが奇跡というものだろうか…花が。

花が咲き始めたのだ。
みるみる雪が溶けていき。この銀の髪の女の子を中心に色とりどりの花が咲き乱れていく…!

(これは一体…? 夢?…なのか?)

咽返るような花の匂いの中、青白かった彼女の頬に赤味が差す。

「ん、ぅん…」

目覚めようとしている。まさか…さっきまで死人同然だったのに…
そして花畑の中で、彼女はゆっくり目を開けた。

――真紅の瞳。

彼女が目を開いたその瞬間、花畑は消えうせていた。
そこには元の雪景色が広がっているだけだった。春のような暖かさもまるで夢のようになくなってしまった。

(『まだ、です。これは可能性…彼女の未来の一端…心なさい。彼女は冬をも喚べるのですから…』)

それがボクがその声を聞いた最後だった。
鍵とは何だろう。世界を救う…?この女の子が?

ボクは彼女をじっと見つめる。その印象的な紅い瞳以外、特に変わった所は見受けられないように思えた。
しかし…

「キミが世界を救うのかい…?」

ボクが一人言を言うとなんと彼女は顔をあげボクのほうを見たのだ。
一瞬ドキっとした。まさか…偶然だろう。ボクの姿を見ることは出来ないはずなのだ。
あの声には悪いけど、僕に出来る事はありそうに無い。
ボクが背中をむけ立ち去ろうとすると…それは起こった。

彼女は小首を傾げ、ボクのほうに手を伸ばしたのだ。

そのボクはどうかしていた。まるで背中に電流が走ったかのような衝撃。
頭の芯が痺れていた。
あるはずが無い事なのに…たまたま彼女は虚空に向かって手を伸ばしたのだ。そうに決まっているのに…

ボクは意識せずそれに応えていた。
彼女の手を取る。彼女の小さな手のぬくもりが、伝わってきた…。

(ボクに世界に関われというんですね…)

それが、ボクが傍観者を辞めた日。
雪の中、戦場の片隅で、僕と彼女が出会った日。

彼女の名はルーシファー。銀の髪の悪魔。ボクの天使。

===============================

あれから一年。
しつこい追手から逃れる為、ボクは彼女をある学園に隠した。
その学園で今日、後期の授業が始まろうとしていた。


Message


マリア(18)からのメッセージ
マリア「ごきげんよう。Q.O.E!Q.O.E!」

サラ(35)からのメッセージ
エレニア「お久しぶりです、え○い人ー。」

サラ「初めまして、沙羅と申します。」

エレニア「…。」

サラ「…。」

エレニア「あの、オスカーさんちょっとお尋ねして良いですか?」

エレニア「あの、オスカーさんちょっとお尋ねして良いですか?」

エレニア「赤ちゃんなんですか?」

サラ「でも12歳ぐらいなんですよね…?」

エレニア「…単位、取れるんですか?」

サラ「あははは〜それ以前に前期の学科は…。」

エレニア「謎だらけですねぇ…。」

サラ「だね〜。」

緋影(144)からのメッセージ
緋影「やぁ。初めまして。ルーでよいのかな。私は緋影。今日より共に行動するものだ。宜しくな(穏笑」

かなみ(435)からのメッセージ
かなみ「はじめましてー」

かなみ「ボクは蒲生佳奈実・・・武器は人形なんだけどよろしくね」

かなみ「でも、残念ながら今回は子供に見える大人だから」

かなみ「ばいんばいんじゃないの・・・。」

かなみ「子供に見える大人っていっても。コナンみたいな薬漬けじゃなくて」

かなみ「みかせんせいとかゆいせんせいに近いかな?一応、教育実習生だし・・・。」

かなみ「よろしくねー」

シア(853)からのメッセージ
シア「ルーシーちゃーん♪ ヽ(*´▽`)ノ 後期もよろしく〜〜vv」

フェリシア(1022)からのメッセージ
電波「初めましてお嬢に成り代わりましてご挨拶を・・・よろしくおねがいいたします」

ルシュ(1026)からのメッセージ
ルシュ「はじめまして...パピリュスっていいます。」

ルシュ「えと、これからよろしくおねがいします...。が、がんばりましょうっ」

Rf(ラフィー)(1060)からのメッセージ
正義(の味方)部「ラフィー『後期よりALIVE学園でひじょーきんする事になってしまったラフィーです、生徒と同業者の皆さんよろしくっ!
 
いきなりだけどボク達は今さっき、団体「正義(の味方)部」を設立したっ!!
入部条件は「無差別狩りをしない」ってことだけで、後は自分の正義のもとに自由だよっ!! ちなみに部活動できたえる能力は生命・精神!!+ この学園に正義を広めるため入部よろしくっ!!
もうちょっとくわしく知りたい人は、ボクの結果の名前のリンクからっ!!』
 
ラピス『(…「ボク達」じゃなくて、アンタ1人でしょう?ほんとに部員なんて集まるのかしらね)』
ラフィー『とりあえず、今部員は2人っ!!』
ラピス『(だから私は部員じゃないわよ)』」

Quick Action / etc




緋影(144)にパーティ勧誘許可を出しました。

メイ(1145)に生産行動許可を出しました。

ItemNo. 1 駄木 から 紅の魔眼 という 魔石 を作製しました。(- 0 PS)

メイ(1145)に、ItemNo. 2 駄石 から 割れた鏡 という 魔石 を作製してもらいました。

武器に 割れた鏡 を装備しました。
防具に 制服 を装備しました。
装飾に 胸章 を装備しました。
自由に 紅の魔眼 を装備しました。

団体 †物語記録者【レコードホルダー】† を設立しました!



第348パーティ・所属メンバー (Before)



ルーシファー(348)
過激1 侵食1 精霊5 忍術5
現在地 B5


Character Data (Before)


ENo.348 ルーシファー
HP677 / 677

1過激1場所B5 [特殊LV1]
SP148 / 148

2侵食1使用可能技一覧
NP0体格503精霊5参 加 団 体
CP40敏捷704忍術50†物語記録者【レコードホルダー】†
PS0器用505 1
0(0)魔力856 2
連勝0魅力507 3
総CP40生命508 4
単位0精神709 5
= Profile =
種族人間…なのだろうか
性別女の子だ
年齢判然としないが、12は超えていないだろう

ボクの名はオスカー。
物語記録者(レコードホルダー)だ。

ボクはありとあらゆる場所に存在し、あらゆる場所に行く事ができ、あらゆる物事を
見聞きする事が出来る代わりに、全てを語り続け無くてはならない定めにある。

ボクはずっと、世界を記録し続け、世界の傍観者でありつづける。
それがルールだ…そう思っていた。あの時までは。

少女が差し出した手を掴んだ時、ボクの運命はまわり始めた。

『この女の子を導いてあげてください。彼女が人を愛せるように』
『この娘に人の暖かみを教えてあげてください。彼女が笑う事が出来るように』
『それが世界を救う鍵となる…』

光の中で誰かに託された言葉。

彼女は冷え切っていて、まるで人形の様。
死んではいないがただ生きているだけだった。
言うなれば彼女はまだ赤子。
まさかボクが赤ん坊を育てる破目になるなんて!

でも今、一人ぼっちだったボクの手を、彼女は確かに握っている。この暖かな温もりだけは信じられた。




No所持品名種類 / 強さ / Grade / 効果1 / 効果2装備

1紅の魔眼魔石 / 2 / 1 / なし / なし自由
2割れた鏡魔石 / 7 / 2 / なし / なし武器
3制服防具 / 10 / 2 / なし / なし防具
4胸章装飾 / 10 / 2 / なし / なし装飾



イベント戦闘



第348パーティ 所属

ルー(348)

† V S †
マイケル

棒状戦闘練習機体




オスカー「ルーシファー、よく聞いて。避けられない戦いでもやりすぎは禁物だよ。」
ルーシファー「ミんな…シんじゃえ…

マイケル「遠慮なくかかって来なさいッ!!」



BATTLE START!!



非接触フェイズ
[列]名前HP/MHPSP/MSP
[前]ルー677 / 677

163 / 163




[前]マイケル848 / 848

140 / 140





戦闘フェイズ




TURN 1
[列]名前HP/MHPSP/MSP
[前]ルー677 / 677

163 / 163




[前]マイケル848 / 848

140 / 140




マイケルの攻撃!
マイケル「まだ現役だということを証明して見せましょ―――ッ!!」
ブロウ!!
ルーに184のダメージ!


ルーの攻撃!
ルー「クんれん、ハじめるよ… 厚き氷河を築けし者 深き凍土に住まう族よ…厚き風雪にて逃げし咎人の足を絡めよ…その命が凍るまで…!
凍凛波(イスカルダ ストローム)!!

アクアストリーム!!
マイケルに152のダメージ!
マイケルに54の氷属性ダメージ!




TURN 2
[列]名前HP/MHPSP/MSP
[前]ルー493 / 677

88 / 163




[前]マイケル642 / 848

125 / 140




マイケルの攻撃!
マイケル「まだ現役だということを証明して見せましょ―――ッ!!」
ブロウ!!
ルーに198のダメージ!


ルーの攻撃!
ルー「ジっけん、するの… 気(ルフート)よ、この屍櫃に満ちよ…屍櫃は毒酒の壺の如くなれ…毒酒の壺は腑分け鳥(カラス)の卵ほどに…また冥狼(ガルム)の目玉ほどにもなりて炎宿さん…寄りて寄りてこの屍櫃に満たせ!
炎波動(エルドヴォーグ)!!

フレア!!
マイケルに129のダメージ!
マイケルに90の火属性ダメージ!


マイケルの攻撃!
マイケル「ここからが私流のやり方ですッ!!」
毒を盛って毒を制す!!
マイケルに猛毒を追加!




TURN 3
[列]名前HP/MHPSP/MSP
[前]ルー295 / 677

51 / 163




[前]マイケル423 / 848

110 / 140




ルーの攻撃!
ルー「ツかいかたが、マだよくわからない… 深淵よりい出し…  理の執行者…  果て無き闇の亀裂より…  漏れ出したるは虚無の使徒… 堕ちし諸王の処刑者よ、避け得ぬ死を振り撒かん…
火遁の術!!
マイケルに128のダメージ!
マイケルに51の火属性ダメージ!


マイケルは猛毒により111のダメージ!
マイケル「現役カリスマァァッ!!」
マイケルはルーを魅了した!
ルー「あう…
マイケルの攻撃!
マイケル「終わりですッ!これぞ現役時代の多くの試合に決着をつけた必殺技ッ!!」
独りクロスカウンター!!
マイケルに838のダメージ!
マイケルの物理ATが上昇!
マイケルの物理DFが上昇!
マイケルのWAITが増加!


ルーは魅了されている!


(ルーの魅了の効果が消失)


マイケル「ガハァァッ」
マイケルが倒れた!




ルー「イやぁぁァアアぁぁぁあアアァぁああぁァァぁあーーーー!!!!!
オスカー「落ち着くんだ!ほら、ここにはもう君を脅かすような者はいないんだ!

30 PS、 3 CPを獲得!

ルー を入手!

BATTLE END.




Normal Action / etc




緋影(144)にパーティへと勧誘されました。

B4に移動しました。
B3に移動しました。

精霊 のLVが1上昇しました。(- 5 CP)
精霊 のLVが1上昇しました。(- 6 CP)
忍術 のLVが1上昇しました。(- 5 CP)
忍術 のLVが1上昇しました。(- 6 CP)

†物語記録者【レコードホルダー】† の活動をしました!
  魔力1 上昇!
  精神1 上昇!

†物語記録者【レコードホルダー】† の活動をしました!
  魔力1 上昇!
  精神1 上昇!

緋影(144)を同行者に指定しました。

CPが 31 増加しました!

NPが 1 増加しました!



Shout!!




たくさんの叫びが聞こえてきます。



Event



 何者かと遭遇した!


イベント戦闘予告



虹色天幕第一斑(仮) 所属

緋影(144)
ルー(348)

† V S †
歩行雑草
歩行雑草

Enemy




虹色天幕第一斑(仮)・所属メンバー



緋影(144)
風柳2 侵食1 刺撃7 呪術5
現在地 B3
ルーシファー(348)
過激1 侵食1 精霊7 忍術7
現在地 B3
ガガル・キーロ(891)
貫通1 必殺1 武具8 叩撃5
現在地 B3
君島 美禽(1003)
過激1 必殺1 魔術7 精霊7
現在地 B3
コガネイ・アキラ(1054)
貫通1 結界1 斬撃5 防具9
現在地 B3
アイヴォリー=ウィンド(1143)
貫通2 侵食1 刺撃7 仕掛5
現在地 B3
メイリー・R・リアーン(1145)
結界3 風柳2 魔術5 魔石5
現在地 B3
やまぶき(1353)
結界1 適応1 料理5 薬物9
現在地 B3


Character Data


ENo.348 ルーシファー
HP679 / 679

1過激1場所B3 [花園LV0]
SP152 / 152

2侵食1使用可能技一覧
NP1体格503精霊7参 加 団 体
CP52敏捷704忍術70†物語記録者【レコードホルダー】†
PS30器用505 1
0(0)魔力876 2
連勝1魅力507 3
総CP74生命508 4
単位0精神729 5
= Profile =
種族人間…なのだろうか
性別女の子だ
年齢判然としないが、12は超えていないだろう

ボクの名はオスカー。
物語記録者(レコードホルダー)だ。

ボクはありとあらゆる場所に存在し、あらゆる場所に行く事ができ、あらゆる物事を
見聞きする事が出来る代わりに、全てを語り続け無くてはならない定めにある。

ボクはずっと、世界を記録し続け、世界の傍観者でありつづける。
それがルールだ…そう思っていた。あの時までは。

少女が差し出した手を掴んだ時、ボクの運命はまわり始めた。

『この女の子を導いてあげてください。彼女が人を愛せるように』
『この娘に人の暖かみを教えてあげてください。彼女が笑う事が出来るように』
『それが世界を救う鍵となる…』

光の中で誰かに託された言葉。

彼女は冷え切っていて、まるで人形の様。
死んではいないがただ生きているだけだった。
言うなれば彼女はまだ赤子。
まさかボクが赤ん坊を育てる破目になるなんて!

でも今、一人ぼっちだったボクの手を、彼女は確かに握っている。この暖かな温もりだけは信じられた。




No所持品名種類 / 強さ / Grade / 効果1 / 効果2装備

1紅の魔眼魔石 / 2 / 1 / なし / なし自由
2割れた鏡魔石 / 7 / 2 / なし / なし武器
3制服防具 / 10 / 2 / なし / なし防具
4胸章装飾 / 10 / 2 / なし / なし装飾
5植物 / 0 / 1 / なし / なし



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