なんか……雑草が……すごかった……

本当だよね、お話してて元気になれるって凄いよね！

そっかー、男の人が一緒にいると洗うの一緒ってわけにもいかないよね。

流石に男の人に下着とか見られちゃったら嫌だもんね。
僕だって女の人に下着とかあんまり見られたくないもん。

ねー、料理くらいしてもいいと思うけどな！
何であんなにすぐ怒ったり注意したりするんだろう、けちだなー。

あ、そっか！グノウだってそういう時僕が何もできないと頭抱えるもんね！
僕だって実際困るし、今度言ってみよっと。

教えてくれてありがとう、ビブリお姉ちゃん！

……って、あれ？お姉ちゃんも最近始めたの？？

庭先によく遊び疲れた妖精が倒れていたりするから、踏みつけちゃいそうになるのよね。

踏みそうになるというか、まあ、踏むんだけど

ふふ。もし僕が妖精だったら、さしずめ怪力の妖精かしら？

魔鉱物・・・魔法生物の研究にも役立つかもしれないわね。魔法生物も、宝石なり鉱物なりを核として生み出すこともよく行われるの。

青空研究室というのも、こんど覗かせてもらおうかしら。何かいいヒントがおもいつくかも。

召喚にも使われるんですね。やっぱり、魔法生物みたいに、触媒とする魔鉱石の種類によって、召喚できるものが変わったりするんでしょうか？

ああ・・・分別と言うか、優先順位が付いてるなら良いわ。
時々、あちこち手出しして何も出来ないままの中途半端がいるからね。
それが一番、毒なのよ。

ま、良くも悪くも言葉を伝えるだけなら殆どタダだしね。
それで軽くなる気持ちも有れば、躓いてしまう気持ちも、あるけれど。

今となっては、どれくらい存在しているかしらね。
セルフォリーフ出身者は稀に見かけるのだけれど、私の過ごしたのと同じセルフォリーフとは限らない。
・・・そこが一番、混乱の元ではあるのよね。

まあ最悪、どこかで平穏無事なセルフォリーフでも有るのなら、それで心の落とし所としては良いのかもね。
まだこの目で見ない事には、納得も難しいけれど。

んー・・・エンブリオがある種の精霊や元素と同じ存在だとすれば、意外と大丈夫とも思えるわね。
でも、貴重なものであり、王の寡占もその希少性が要因の一つだとしたら・・・まあ、大事ね。

とは言え、それならそれで権力者なら対策を講じるべきだし。
クローン云々も、その類にしてはちょっとアレな出来らしいし・・・。

意外と、対策しようとしたら失敗しちゃいましたッ！
・・・何てことだったりして。嫌な想像だけど。

わ……

えへ……ベルちゃんはほんと、やさしいんスね〜……。
ありがとっス。

う〜ん、しかし、そっか〜〜〜〜。

彼氏とか、裏切るとかそういうのはよくわかんないし全然迫る気も失せないっスけど。

これ以上言ってたら嫌がられちゃいそうなので、もうやめとくことにするっス……。しょぼん……。

そのうち彼氏さんがいいって言ったらっスね！

……。

つまり、ゆあがいると邪魔ということっスね？

ぶち犯す。

うそっス。

はぁ……。

いっスよ、全然。ベルちゃんの邪魔になるのは嫌っスから。それにゆあは他に行かなくてもここ気に入ってるし、１人も慣れてるっスからね〜。

け、けう・・・？

怪しいって自分で言っちゃうっスか〜、あはは。
あ、じゃあゆあとも友達になってくれたりしないっスか？ダメっスか？？

そうは言ってても、せんせいとベルちゃん友達みたいに仲良さそうっスけどね〜〜？ちょっとうらやましいっス。

…今すぐに大人になりたいなぁ…。
そうしたらすぐにビブちゃんを抱えてどこへでも行けるのに…

ビブちゃん…？

泣かないで…謝らないで…ビブちゃん。
ビブちゃんは僕を騙すようなことはしていないよ。謝るような事なんて、してない。

ありがとう…君のこと…話してくれて。
すごく怖かったよね…勇気がいるよね…。
でも…大丈夫だよ…。

僕は…ビブちゃんを嫌いになったりなんて…できないんだ。
こんなに愛してしまった人なんだもの…。

ビブちゃんが何者なのか…なんてことよりも、
僕はビブちゃんがここに居てくれる事の方がずっと大事。

ビブちゃんが…ここにいてくれて良かった…生きていてくれて…。

だからね、泣かないで…。ビブちゃんはビブちゃんなんだよ。
僕の大好きなビブちゃんに変わりは無いもの。

僕は勇気のあるビブちゃんも…召喚獣のビブちゃんも…愛してるよ。

……。

『努力を重ねる』という、その言葉、この場だけで終わらせないでくださいよ。
何があったかは知りませんが、部屋に閉じこもって塞ぎ込んでいる間も、刻々と時は進んでいます。
天才に勝つつもりなら、生半可なことでへこたれている時間なんてありません。

以前にも言いましたが、あなたは強くしなやかな精神と自信を持つ技術を修得するべきだ。
でなければ、いずれ不安と恐怖に押し潰されかねませんよ。

王城の敷地内を徘徊する魔物の類が、いつ放たれたのかはわかりません。
一揆が勃発してからかもしれないし、それ以前から魔物の巣窟だったのかもしれない。
ただ一点わかることは、新王は城内をそうした混沌とした状況とすることも厭わない人物という事。
……あるいは、事が済めば、この状況をもどうとでもできると考えているのかもしれませんが。

しかし、前王が行方不明になっていたとは。
たしかに新王の強引なやり口を考えれば、王座を強奪していたとしても不思議ではありません。

恥ずかしながら、私はメルンテーゼの住人でありながら、王の事を何も知らない。
メルンテーゼを統べる唯一の存在であること以外には。
彼が、彼らが、どのような手段で、このメルンテーゼを守ってきたのか、この機会に知るべきなのかもしれない。

……ああ、他の世界から……来た。
……。まあ、迷子みてぇなもんだな……。

だはんで……、そこまで……一揆に思うことは、ない。
……おめぇさんは、違う……か？

……ふ……。真面目、そうだもの、な……。
いや……悪いことじゃねえ。いいことだ……。

そうだな……。殴るためだけ……。
生まれつき、そういう風にできてるんだべな……。

……。基本的に、全てのものには魔力は通う……らしいな。
わからん。あまり……詳しくはないが、それこそ……。
何さでも魔力を付随することは……出来るべな。

……死霊術士………。

………やめて下さい。
その呼び出した霊達が望むのは、安らかな眠りだけです。
無理矢理戦わせようなんて、酷いことしないで下さい。

切り抜けるッ！

死霊使いかぁ…。
嗜好からは外れてたけどメイドさんの方が大分良かったな…

光翳らす者に、熱き血潮の鉄槌を――

ニシシシシッ・・・・・たっのしそーっ！！

・・・・・やれやれ、です。

働いてくれますね？可愛い可愛い生なる者たち・・・・・

やっと・・・・・やっと、思いっきり・・・・・泣けるのね・・・・・

やっと・・・・・やっと、思いっきり・・・・・泣けるのね・・・・・

やっと・・・・・やっと、思いっきり・・・・・泣けるのね・・・・・