仮面のおじさんだけど、仮面のおじさんじゃない？
おじさん、だれ？

それはそのとおりですね、争いのない世界はないでしょうね。ですが、その争いの度合いみたいなものは違う筈です。
争いはどれも同じと見るか、何故おこったのかを見るのかでまた違ってきそうですが…
――オレ"たち"…ですか？

さあ、他の方はどうだかは知りませんが、少なくとも私には興味がないという話です。
屋敷で仕事していればそんなものは必要ないでしょう。
時と場合を選ばずどんな方にでも口説きに行く人もいらっしゃいますが、そうしたい人はそうすればいいだけの話です。

はあ…結婚、ですか？そういう流れに至る人もいるんじゃないですか？
恋愛は禁止じゃないかもしれませんが、仕事は仕事。それ以上の関係を望むのであれば
プライベートな時間を裂いてやってほしい、とは思いますね。

服装について無理強いをするわけでは勿論ありませんけれど、興味があるのであれば一度着てみてはいかがですか？
鏡を見て、やはり不要だと言うことであれば着なければいいだけの話です。

…どうですか？

………。

……悩み、ですか？今は特にありませんね。

ご心配おかけして申し訳ありません。何かあったらご相談したいと思います。

……そりゃアンタ相手ならツンツンにもなるでしょうねえ

って、別に呼ばなくても――

あら、何か思った以上に可愛いわね。口は悪いけど…

……なんか他人の気がしないわねー

…どの道、する気なんてないわよ。私はこの世界の出身じゃないもの。
仮に新王を倒した後に私が支配したとして、うまく回せるとは思えないわ

ちなみに…えーと。プリムラちゃん？　私の世界に魔王は私だけよ。
魔王と勇者は、必ずその世界に１人ずつってのが私の世界にあったシステムルール

…その様子じゃ、そこまで嘘ってわけでもなさそうね。
誤魔化されると思ったから意外だわ

別に今ここで物理的に襲い掛かっても――

あっ……

……苦労するわね…

どういたしまして〜♪

あっ…ち、違うよ！？　何か想像してるっぽいけど違うから！
それは道を歩いてたらくれたから、タダならって思ってもらっただけなの！

えっ…じゃあ誰かに…

あれ…なんかはぐらかされた？
あんまり話したくないのかな…それなら…

きっかけは、子供の頃に見たアイドルがキラキラしてて、すごくステキで憧れて、そんな風になりたいなって思ったからだよ♪

でもこれはナイショね？

好物は甘いお菓子全般、趣味はお料理！
スリーサイズは写真集のプロフィールページに載ってるよ❤

…ところで頭に短剣刺さってるけど、イテテで済むの？

「アッハッハァ、また来たぜ妖精ちゃ〜ん♪
　ちぃ〜っと連れの女の子と契約してくれねぇかなー？」

「それにしても、来るたびに襲ってくるなんて良い度胸しているじゃないの」

「まあ、オレに立ち向かってくる以上は敵と認識するぜ？
　可愛い妖精ちゃんだからって容赦はしねぇ！」

おなかがへってきたよ

ナメないでほしいわね、自衛くらいできるんだから。

来んな、臭い。

どうしてこのようなことを・・・・・

出てって。

「割と手応えあったが、オレの敵じゃあなかったな」

「ダメね、どれも使えそうにないのよ
　いつもやりすぎなのよ、ゴシュジンサマ」

「あっはっはっは、悪ぃ悪ぃ☆」

いただきます

まったく、面倒な奴じゃ。

「おっ、プリムラ！　あそこ、ほらあそこ！
　あそこにアイテムが見えるぞ！　あそこだって早く取ってこいよ！」

「ちょっ、わか、分かったから落ち着くのよ！」

「もぐぞ！？」

「何を！？」

「よーう、トカゲのニイちゃーん！
　合成の件はよろしくな♪」

「しかももどこぞでみたオッパイちゃんも一緒じゃないか！
　アッハッハァ！　空中戦ってのも面白そうだぜ☆」

「どさくさに紛れて胸を揉みにいくんじゃないのよ」

力試し？なんでもいいよ

先手必勝！電撃戦だ！

それでは、手合わせ願おうか

少佐、出番だ！