メルンテーゼにおける毬藻の探索と保護も任務の一つだった。
このような淀んだ水中に毬藻があるとは思えなかったが、王城の地下水路をさらに進むこととなった。
毬藻の代わりにいたのは、後にずぶ濡れ鼠になり果てるくノ一だった。

エンブリオの水に関わる術もなかなか素晴らしいものだ。
AQUA団出身のまりも妖精を始めとする術者にもいずれ匹敵する力まで到達できれば、
水のマナ依存を解消して、うに財団出身者の立場を引き上げることができるのではないだろうか。
βさんは賛成なさらないだろうが。

ネクターが必要になることと、財団のエンブリオ使いとしては筆頭である私が
まりもん様に少なくとも匹敵する力を示さないと訴えとしては欠けることが問題になりそうだ。