その艶かしい姿を見せ付けられれば、再び意欲も沸きそうなものだが…流石に時間が時間だから、と自制するように首を振り。
うさぎの笑みに合わせるようにして（自分なりに）笑い返すと、その場を後にした。

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後日。
他の面々に遅れを取らぬような進攻は行いながらも、いつ彼女が姿を現しても対応できるよう構えている彼の姿があった。
トガノは基本的に非戦闘員としてこの場に居合わせているため、このように単独行動するのは容易なのであろう。