周辺ではなく自身に複数枚張る完全防御技…？
先人も一度こうなったのだろうか…気を付けなければ…。
もう腕を磨いている場合ではないか…。
大会は…恐らく射撃すべきだった…。

職人への改造オーダーも完了し、ある程度はマシになっているのだが…。
加速するインフレ・デフレ…どのタイミングでオーダーすればいい…？

（どうやらティンバーが短いメモをしたらしい。）

――――――――――――――――――――

手札を取るか、切り札を狙うか、メルンテーゼという場所はそんなところじゃのう。
わしが歴戦の勇者、ティルト・ハーバーじゃ。　歳は取りたくないのう。

あの若造、ティンバーと言ったか、あやつは手札を増やす方向で動いているようじゃ。
ほかの者は皆同じ切り札を狙っておるようじゃの。
あやつは切り札のハズレや対策を恐れて手札を増やす道を選んだそうじゃが、それは茨の道じゃて。
じゃが、大器晩成型ではある。　今はじっくり様子を見るべきかのう。

メルンテーゼの武器に関してじゃが…癖の多いものが多すぎじゃ。
あやつはここだけは上手く選択しているな。　ただ、あのハンマーは使う日が来るのかの？
今は鎧をぶち抜かれる恐ろしい時代じゃな…嫌でも攻めの体制で万全の対策をせねばならん。
服を着て長鎌を振り回すのが基本、魔法を撃つなら補強した衣に着替える。
元々農耕が盛んだったせいか、鎌は不思議な力を兼ね揃えておるようじゃ。
これができないうちは銃に頼る、仲間に頼る。　それもまた一つの手じゃ。



しかしカードを一度にたくさん入れ替えるのはリスキーじゃな。
強者どもが突然一回り小さくなることまであるのは恐ろしいが、それがメルンテーゼでのやり方の一つなのじゃ。

わしはここの子らの事情がわからんのでここで終わりにしよう。

　「※書いた人はチェックを入れて、
　　　チェックが入ってない人に日付・番号を記入して回してください。　by ティンバー」

あ、ある程度わかるようになっとった。
戦妖精の緑霊という者に頼もうかの。

（※戦妖精　緑霊は物理フェアリーで、一時期戦線にもいました。）

※彼が料理や合成をする時にこうなるのはどうにもならないのかもしれない。