なるほどなるほど……では、雪城さんの組織としても、ここの騒動は厄介事、なんですね。
うう……他の世界にまでご迷惑を……

ええ、と……そう。自警団っていいましたっけ。ああいう感じかな。
自分のために動いて、それが結果的に誰かのためになるなら……それはそれで、いいことですね。
正義感とか、は……まあ、あればあったでいいんでしょうけど。
なくて悪いわけでもないですし、そう卑下することもないんじゃないでしょうか。

ふむふむ、鍋が……え、鍋？
え？……え？

あの、これ……じゃない、この鍋……ああいや、この方、しゃべって……？

……っと、いけない。ええと、それですね。
其の方は、平原を抜けた先にある、お城の中に……
言うだけ言って何処かへ行かれてしまったので、まだ中にいらっしゃるかは
わからないのですけれど……

ふむふむ、帽子に服の模様……なるほど、そんな方法が！
……まあ、今更な気もしますので使う機会はないかもしれませんね……

特殊だったか、結び付きが強いか……かあ。
その線でちょっと考えてみたほうがいいのかも……
原因さえ分かれば、元に戻らなくてもまあ別にいいんですよね。

……前に別の方に言われたんですが、契約するごとに何かしら増える、とかでなければ。
今のところ、そんなごった煮状態にならずに済んでいるのは幸いかな……
流石に、何がなんだか分からないものになるのはちょっと……

小さなお城レベルのものがたくさん……？
それは……ううん、ちょっと想像がつかないですね……
なるほど、人に酔うレベルでたくさんいるわけですか……
そういえば、文明の方向性が違う、なんておっしゃってましたけど。
どんな感じなんでしょう……と、なんだか凄い曖昧な聞き方ですけど。

あの忍者かぁ……何か情報が手に入ればいいんだけどね。
前回出てきた時とだいぶ違うみたいで――？

親から受け継いだ気質はなかなか…
それでも、治すわけじゃなくても軽くさせないとね――

鍋…？　あ、その鍋の――フードを被った子…
ううん、見てないなぁ。　もし見かけるようなことがあったら伝えるわ。
鍋の持ち主って…不思議ね、その鍋に何かあるのかしら。

お、おおう。鍋が喋っておるのじゃ…付喪神の方かぇ？

…かかさまは尊敬しておるが、うっかりが伝染するのはヤなのじゃー…今から必死に嬌声せねばならぬのぅ…

忍者…？
…ああ…あの変な黒いのそうだったんだ
確かに地下への鍵も持ってたし何かしら知ってそうだね

素晴らしいとこだね…私が代わりたいくらいだわ
日持ちする物ならともかく…しないなら早めに食べないとね

味噌汁にカレーか……あまり良い味は想像できないね
……付喪神？（こんこんとノックをする様に叩いてみる）

魔王…ねぇ…
そう簡単に喚べるのなら世界が幾つあっても足りない気がするけれど

さてさて、それじゃあ…お手並み拝見と行きますか

出番ですよ、可愛い可愛い生なる者たち・・・・・

貴方のため、お役に立ってみせますとも・・・

カルシウム、足りてるぅ？？

新しい肉をください、腐りかけなんです。

ま、ざっとこんなものですね

どうやら強豪揃いのようで・・・・・退きますかね。

・・・ここでは王の力の伝達が足りていないようですし。

この辺に何かあるような…お、あった！

たのまれたやつ、お渡しする！！

ご依頼、ありがとうございました。

鬼が出るか蛇が出るか。さてさて…

やだ、なんか気持ち悪いわ。

どこか、きれいなお水汲める所無いかなぁ