なんだかすごく久しぶりな気がしちゃうね。ってこれ前も言ったか。

ルリアンナの誕生日とか正直どうでもよかったね……

うーっす。

…そういうのは基本が出来てこそなのよ。
例えば料理出来ない人がカンで隠し味を入れてしまったら…とんでもない事になっちゃうもの。
…理屈は分かるのよ。り、理屈は！

宝石だけなら任せて！…って事で髪の毛を1本頂けるかしら。
あれだったらあれよ。ミカヤがアクセサリーに加工する事も出来るわよー。

専門店で売られてるような奴じゃなくて素人の手作り雑貨的なのになっちゃうけど…。
それでよければ…ですかね…。

服はサイズさえ分かれば後はミシンでダダダダーってやっちゃうんで、そうでも。
鎧編んだりするよりは簡単ですよ。帽子も…サイズさえ分かれば、何とか。

あればっかりは適正も必要なんだと思います。
どういうものか頭では理解出来ても、実際やってみるとなると上手くいかなくて…。

あたしは理屈はよく分からないけどなんとなーくでいける感じね。

あ、いえいえ、どういたしまして。
何かの役に立てたら嬉しいな。……って、鍋から凄いの出た！！

パイよ！！食べ物よ！！パイよ！！

うん、あの、半分こね…。僕の分まで食べないでよね。
ありがとうございます。いいのかな、こんなに頂いちゃって…メリークリスマス！

まぁ…他にも叱りつける人がいるから…そっち任せなんだと思う。
うちの母さんがその人の部下やってるんだけどさ、もう怒ると怖い怖い…。

うん、聖獣でおんなのこ大好きって聞いてたんだけどね。
どう見ても馬マスク。写真撮ったんだけど、こんな感じ。

例えばセイレーンなんかは割と伝承のような姿だった気がするよ…。
かなり可愛くなってたけど、頭は人間で体がトリだったし。

異世界の学校とかだとさ、あまり休みは多くないんだけど…
うちはそこまで休む間もなく！みたいな方針でもないからね。
休める時は休んじゃえーって感じなのかも。
その代わり、授業はちゃんとガッツリやってるからさ。

僕成長期早かったから結構年上に見られる事多いんだけどね、
これでも14歳だから…流石に飲み屋はマズいかも…。
暇な時はバイトしてるよー。友人に勉強教えたりとか細々したことだったけど…

…正式に金を払われてこういうの…は、初めてかもね。
今まで同じような事はちょっとあったんだけど、こんな大掛かりになる前に大体は終わってたからさ。

流れを読むためにちょっとした集中状態に入る必要があるんだけど、
それに少しコツがいるかな。
他の世界の魔法と違って詠唱無いのが強みね。

どーかなー。
メルンテーゼだとうちの世界の術式こそ使えないけど、
エンブリオのおかげで魔道具充填して使い放題だしね。
消耗品使い放題ってあまりできんよー。

そもそもなんで私が魔道具持ち歩いてるって、
攻撃術そんなに得意じゃないからでして。うん。

……ホントだって。

どうするか悩んだら逃げる、まだ行けるはもう危ない。
生き残るための鉄則ね。
帰ればまた来られるっていう言葉もあったっけ？

術にもいっぱいあるけど、一番使ってきたのはやっぱ逃走用かねー。
閃光、煙幕、テレポートに破壊に穴堀に石壁に（略）
まわりにメーワクかかるのも多いから全部はお披露目できないけどね

人に見せないけど得意な事ってみんな持ってると思うんだけどね。
ユディタもそーゆーのあるんじゃない？

私の行く先々で何故か遭遇する謎生物ﾅｿﾞﾅﾏﾓﾉなのよね……

そういや今回はこの世界に何しに来たのアンタ

エンブリオと経歴にあると就職に有利と聞いた

……アンタも大変ね

ユディタ、どうやらお前さんは面倒くさがりの知りたがりのようだな。
縮められても構わぬ程度に拘りがない名、ただそれだけの事だよ。

内乱。即ち一国を覆そうとするのであれば、充分に乱世と思うがね。
況してや覆さんとする側は烏合の衆。新たな治世を興したとして、そうすんなりと治まるとは思えんのさ。
そんな乱れた泥沼のような戦を、幾つか知っている。

さあね、この目隠しをどう捉えるかはお前さん次第さ。
だが俺は問われれば答えるだけさ。視得ん、とね。

名を上げる？この名を？
ふ・・・はは、その発想はなかったな。
まあ阿呆なのは否定せんがね、俺の望みはただひとつ。

――この矢は何処まで届くのか。それを知りたいのさ。

そういうものかい？

――もちろん、きみが、その方が嬉しいと言うんならそうするよ。
会話、と。

私が生じたときのことは分からない。
覚えていないからね。
きっと、ひとが……自身の赤ん坊のころを、完全には覚えていないように。

私も――きみの言うそれと、同じようなものかも知れない。
見つけたと言うほど劇的ではなかったし、名を置いていったのはまた別の誰かだっただろうけれども。

それじゃどうにも、きみの眼はもらえそうにないな。
きみが果たして、どんな風に何もかもを視ているものかを知るすべは……。

ひとも、それ以外のものも。
私はいずれも等しく食べるよ。
昔はただ喰うだけ食って、それで巨きくなることばかりしていたけれどね。
あるときふと、そうしたこともできるのだと知ったんだ。
自分から何かつくることはできないが、真似ることならば、まだしもやれるということを。

……。
”似ている”。
きみと私が？
たとえば……？

そう、私の存在が。
《くらやみ》であることから離れ、遠ざかれば遠ざかるほどね。
――ここには、私ではないものがたくさんある。
幾許かでも光を識るものが。
光に触れているもの、その両手を浸してるものたちが。

私はそうしたものに惹かれている。
近寄りたいと考えている、それはどのような形であれ。
火に憧れる蛾は身を焼きながら飛びこんでいく。
それと似たようなものさ。
きみは笑うかも知れないけれど。

光もなく、闇の底にい続ければ、気がふれてしまうだろうと言ったのは、ユディタ。
きみの方だったろう……？

義理の娘、とでも言うものらしいね。
きみの言うとおり、たしかに、血の繋がりはないよ。

私は、生きたものの形は真似られても、生きていることは真似られない。

とんでもない。お誘い頂けて光栄だ
そうだな、俺もフリントワインにしよう……ほら、乾杯だ

先生？　なるほどそれは考えつかなかったな……
しかし俺は他人に物を教えられるような器量は持ち合わせてないからなぁ
自分の中では諒解出来ていることでも、
他人に解りやすく伝えるのは一層難しいものだよ

……それに君の言うとおり、趣味じゃなくなってしまうな
やはり俺は一人で本とにらめっこしていた方が性に合ってる
君と話すのはとても楽しいんだが、難しいな

料理か……実は料理という料理は苦手でな……
大体果物や木の実をそのまま食べるか、
取ってきた動物や魚を丸焼きにするくらいだよ
凝ったものは作れないんだ
だからやはりユディタに頼んだほうが確実に美味しい物にありつける……

そう、自分が守れる範囲を守ればいいんだ
それが結果的に良い方向に向かうことも多いんだから。
世界を守るってのは、案外誰もがやっていることだと思うよ、俺は。

考えすぎたって疲れるだけさ
自分で考えてもどうしようもなく大きいものは置いといて
自分が手の届く範囲のことを考えていればいい
そうやって俺も戦ってきたし、ヘクターだってそう思って戦っていると思う
ユディタもそうすればいい

……そ、そんなに笑うんじゃない！
ギャグじゃないと言っただろう……確かに、面白いかも、しれないが！
俺だってなんでキノコがって思っていたさ！いたけども！
……くう、やっぱり話すんじゃなかったか

ああ、そうだな……二人が、結婚したんだものな
少女は女性に、か……。それだけ共に戦っていたんだな
そりゃあ、仲も良くなる……か。

23代……そんなに、続いていたのか。その、「黒き森の魔女」というのは。
魔女の話は、まるで昔話のように語られているのに
ユディタは長命というわけでもなさそうだし、
魔力で年齢を操作しているようにも見えなくて不思議に思っていたところだ
ずっと記憶を引き継いでいるのか……ならば若いのに博識なのも頷ける

しかし、22人の魔女が戦い続けた、森に封じられた怪物か……
皆今のユディタのように高い魔力を持つ女性達だったのだろうが、
それが22人……何年も何年もかかってまだ倒せない怪物。

確かに、聞くだけでも恐ろしく強大な相手だ……
実際にそいつと対峙した女性達の記憶を引き継いでいるんだろう？
ユディタの恐怖は計り知れないな……

君の代で、決着するか……責任も重いだろう
だが、一つ……

怖がって良い、誰かに泣きつくのもいいだろう
でも、最初から諦めてはいけない。
もしこうなったら、というのは考えてもいいが……
その考えに囚われちゃだめだ。
悪い考えというのは、集めすぎると膨れあがってしまう。
余生なんて言ってはいけないよ。
対峙したら負けて死ぬと決まったわけじゃないんだから。

このメルンテーゼをくだらないと思うのなら、
君の隣人や友人のために戦うんだ。
見返りがないと嘆くのなら、誰かに見返りを求めてしまえばいい。
戦いが終わったあと、笑えるようにしておくんだ。

許されるのならば、俺が共に戦ったっていい
ユディタ、君のために戦えるというなら、俺は命だって惜しくはないぞ

……なあ、ユディタ。その怪物を倒せれば、魔女の役割は終わるんだろう？
そうしたら……

……いや、なんでもない。すまん

おっと……やっぱり無茶だったかな……
とはいえ死にたくないしね、すこし頑張ろうか

"アヴリラル　メルンテーゼ……

　ドーラ　プロドプロイ
　ケットシール　トルチュ
　ヒクシール　ヒェロナ
　ザントマー　グーイ"
　ザントマー　グーイ"
　ミ・ドラコ　ソルエファー"

……さぁ、始めようか

うーん、この数は……

ゆけっ、遠藤

ピカチュー

なによ

どうしてワンコは〜

…そんなにおクチが大きいの？

オルトロス！オルトロスじゃないか！

お手伝いしちゃうぞ☆

オレ、レッサー。イウ。

私に毒されてくれると聞いてっ！！

オレ、レッサー。イウ。

オレ、レッサー。イウ。

私に毒されてくれると聞いてっ！！

お手伝いしちゃうぞ☆

お手伝いしちゃうぞ☆