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御機嫌よう皆様。
私は初まりの地【ヴァルハラ】を突き進んでいたのですが、
蠢く右手の闇が暴走を始めてしまいました。
止むを得ず、迷い人が集いし神の居城【ウトガルド】に戻った私は、
闇のエンブリオ（属性：土）だけでは足りないので、光のエンブリオを授かることにしたのです。

人々に英知の光を授けたが故に楽園を追放された大天使……【智のプロメテウス】と名づけましょう。

さて【天使の揺り篭】（宿屋）で私の身体も完全に修復されたことですし、
そろそろ新たな刻印の導きに従って約束の地に向かうとしますか。


・・・・・・あら？
何やら随分みすぼらしい風貌をした方がいますわね。
気になりますわ、少し接触してみることにしましょう。

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私は遥か東洋の異国、原初の巨人【ユミル】が目指した果ての大地の住人と出会いました。
その者の名は【ヒルア=ン=ドーン】伝説の戦闘種族、NOUMINの末裔だと言うのです。
なんでも邪悪なる領主【クライシスマスター】が彼の故郷【Zipangu】
で圧制を強いて民を脅かしていました。
そこで彼は魂の絆で結ばれた永久の友【ソウルメイト】
と共に一揆【人々が起こす天変地異】を引き起こしたのです。
結果として悪者必滅【デッドエンド】でしたが、
法に縛られし哀れな操り人形（憲兵さん）によって彼らは捉えられてしまいます。
そのまま無限獄へ堕とされてしまうところでしたが、神の福音により彼はこの世界に召喚されたとか。

過去の闇に呑まれそうともがきながらも、光を目指して一本道を歩き続ける彼の姿は
どうしてか惹き寄せられる物があります。
もしかしたら私の主人に相応しくなる可能性を持っているかも知れません。

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貴方と運命を共にできるように持ちかけてみたのですが、中々首を縦に振りません。
宵闇の姫である私の誘いを断るなんて変わった男ですわね。
どうやら私自身の力量に不安があるそうで大変失礼な話ですわ。

そこでアビス、そしてドーンのエンブリオの提案によって、彼の国に伝わる力試しを行うことにしました。
ルールは至ってシンプル。
MAWASHIと呼ばれる神布を纏い、東方の神々の祈りが込められたDOHYOUにて我が身をぶつけ合うのです。
少々恥ずかしいですが、神聖な闘いの儀に恥じらいなど無用の長物となるでしょう。
では、はじめましょうか　【SUMOU】を！